![秋分の日も過ぎて、名古屋も一気に冬になりました。手の冷たさとお肌の乾燥がとても気になる今日この頃、皆様お元気ですか?この名古屋ギター&リペアのブログに初登場、鳥場です。 と書きましたが、この名前、誰も読めないと思います。ポケモンだったら伝説級のレアネームですし。読めなかったら仕方ないですし、このブロ […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/nagoya-repair-guitar/wp-content/uploads/sites/172/2018/11/20181123-03.jpg)
秋分の日も過ぎて、名古屋も一気に冬になりました。手の冷たさとお肌の乾燥がとても気になる今日この頃、皆様お元気ですか?この名古屋ギター&リペアのブログに初登場、鳥場です。
と書きましたが、この名前、誰も読めないと思います。ポケモンだったら伝説級のレアネームですし。読めなかったら仕方ないですし、このブログではTobby(トビー)と名乗ろうと思います。今後ともよろしくお願いしまっす!!
(この名前でもし、あれ?その名前?と思った方がいらっしゃったら大したもんですよ(・∀・)ニヤニヤ)
さて、自己紹介はこのくらいにしておきまして、本日はアクティブ回路内臓のギターやベースのあるあるネタについて一席。
ベースの音が出ないっ!!
ベースでEQが搭載されているモデルや、プリアンプが内蔵されたピックアップ(代表的なものがEMGですね。)が一般的になりました。音がクリアだし、パンチがあるし、EQは便利だし、ギターだったら超ハイゲインに歪ませても音の輪郭が保たれるし、超便利。私個人的にもEMGのPUは20年近く愛用しています。
そんな便利なモデルですが、トラブルに見舞われることもしばしばあります。「あれ?音が出ねーよ!!」って経験は一度くらいはあるんじゃないでしょうか。たいていは電池の消耗だったりするので、電池を交換すれば解決するのですが…。電池を交換しても音が出ない!という事が発生します。
画像↓のベースも電池を替えても音が出ないと工房に送られてきた個体です。
アクティブなんて電池回路の集積だし、中身を見たら配線だらけだし、よくわからん電子パーツがいっぱいorわけわからん黒い箱が鎮座しているし…、修理かよ…。さぞかし修理金額高くなるんじゃね…(´・ω・`)
という声が聞こえてきそうです。
でも、ご心配なく!これ、とても簡単に直ってしまったりするのです。
原因は↓ココ↓
電池を入れるとこです。
こういうタイプではなく、電池を直接取り付ける電池スナップの時もありますけれども一緒です。
実際に分解して確認してみると、ご覧の通り。
THE 断線!!
実はこの部分、断線が発生しやすい部分なのです。これは避けられない運命…なのかもしれません。電池スナップなんて消耗品だって考えもあるくらいです。(実際、電池スナップ交換は何度やったことか…。)
接続してやると修正完了!ばっちし音はでるし、EQも効いてご機嫌なサウンドになりました。
今回の修理内容
電池ボックスのばらし、配線のクリアリングを経て、断線修正をパパッと。
という事で、
工賃合計 | ¥2,700(税込み) |
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あれ?こんだけ??ってなりますよね?
回路の複雑さからは予想を上回る安価な修理費用で済んでしまったりします。
アクティブでもパッシブでも音が出なくなったら、とりあえず修理にお持ちください。状態にもよりますが、思いがけずあっさり直る時がありますよ!!
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