【クラシックの花形】ホルンの魅力に迫ります！

2023年11月30日

カテゴリ商品情報

みなさま、こんにちは！島村楽器名古屋則武新町店の久野です。

今回はトランペット歴10年以上の久野が一番好きな楽器ホルンについてしっかり語っていきたいと思います！
独断と偏見が多々あるかと思いますが、ぜひ広い心でご覧ください。※ちょっと長いので是非もくじで飛んで気になるところをご確認ください

CONTENTS

ホルンってなに？
ホルンの役割
ホルンの種類について
シャンクについて
レバーアクションについて
楽器の選び方
みんなでホルンを愛でましょう！
お問い合わせ
関連ページ

ホルンってなに？

みなさま、そもそもホルンってどんな楽器か分かりますか？
名前は知ってるよ、見た目は分かるよ、なんて方が多いかと思いますが、楽器を始めた小学4年生の頃の久野はホルンの名前すら知りませんでした（トランペットしか知らなかったためトランペット担当になりました）

起源は動物の角などで作った「角笛（つのぶえ）」で、狩で後ろの人に合図を送るために使用していました。（諸説あり）
今のホルンの音の出るベル部分が後ろを向いているのは、それが由来しているといえるでしょう。

ホルンの役割

裏打ち、ハーモニーを担うのはもちろんですが、おいしい裏メロを吹いたり、、は王道ですね！
力強さと柔らかさを兼ね備えた音色は、優しさや勇ましさ、時には恐怖を掻き立てるサイレンのような音も。
遠くに響く豊かな音色は、どこまでも広がる大地や宇宙などを彷彿とさせ、有名な映画音楽やクラシック曲などのよく耳に残るメロディーラインを担当したり、、、ホルンにしかできないことはたくさんあります！（ジョン・ウィリアムズの映画音楽はホルンが大活躍です！）

金管楽器でありながらもその独特な音色を活かし、木管と金管の音色を繋ぐ役割を果たすことができるのもホルンの特権です。
そのため出番もかなり多く、管弦楽や吹奏楽で大活躍！木管アンサンブルに呼ばれるのはあるある！

4オクターブという驚異の音域の広さと、最大約4mという管の長さもホルンならではの魅力です！
またそれがホルンの難しさに繋がっているのも事実ですが、、

ホルンの種類について

一概にホルンといっても様々で、調性によって種類分けされています。

ざっくり上記6種類です！多すぎますね。管の巻き方や長さよく見ると違いが分かると思います。
久野も詳しく理解するのはかなり困難です、、、だいたいフルダブルを使用される場合が多いと認識していただければOK！

シャンクについて

あまり聴き馴染みのないシャンクという言葉ですが、マウスピースと楽器が接する部分のことを指します。
ホルンにはヨーロピアンシャンクとアメリカンシャンクというものがあり、それぞれに合うマウスピースが決まっています。
シャンクが合わないとマウスピースがガタついたり、差し込めなかったりと悲しい思いをするので必ずご確認ください。
分からない場合は力になりますので、ご相談ください！