![最近ありがたいことに、新しく趣味として楽器をはじめたい方や、そろそろ新しいギターに持ち替えたい方などがたくさんいらっしゃいます。 ですが、そんな方々から「試奏ってなに弾けばいいのかわからない」「人に見られてるところで弾くのは恥ずかしい」「弾いてもよくわからない」なんてセリフをよく耳にします。 今回は […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/nagoya-mozo/wp-content/uploads/sites/193/2020/11/20201110-img_4473.jpg)
最近ありがたいことに、新しく趣味として楽器をはじめたい方や、そろそろ新しいギターに持ち替えたい方などがたくさんいらっしゃいます。
ですが、そんな方々から「試奏ってなに弾けばいいのかわからない」「人に見られてるところで弾くのは恥ずかしい」「弾いてもよくわからない」なんてセリフをよく耳にします。
今回はそんな悩みを一挙解決!
楽器屋で働いているうちに覚えた試奏の作法と楽器の選び方を皆様に伝授いたします!
これさえ読まばもう大丈夫!ギター選びで困ったことがある方は必見です!
ステップ1 店員さんに声をかけてみる
声をかけないと始まらないんですが、声をかけるってちょっと勇気いりますよね。
でも安心してください、私たちはあなたから声をかけてもらうその時を待ってます!
試奏以外でも、気になることやわからないことがありましたらお気軽にお声がけください。
それでもやっぱり恥ずかしい、、っていう方のためにこんなものもご用意しております!
試奏したい方はもちろん、代理試奏や商品説明に加え、もうこれ買っちゃう!っていう方のために購入希望なんてものもご用意しておりますので、是非ご活用ください!
ステップ2 比べる
試奏は2本以上!これは超重要です!!
よっぽど耳の肥えた人でも、試奏だけでその楽器のポテンシャルをすべて見抜くなんてことはできません。だからこそ比較が大事なんです!
逆にまったくギターを弾いたことがない人でも数本弾き比べれば音や弾きやすさなど、何かしらの違いは絶対に気付けるので、何本か弾いた中で一番自分に合うものを選んでみてください。
同価格帯の似たモデル同士で比べるのももちろん良いですが、いい音で弾きやすいギターがどんなものなのか知るために、似たモデルの最高級品と比べるっていうのもおすすめです!
弾き比べたけどよくわからないよ!っていう場合も、私たちがわかりやすいようく解説しますのでご安心ください。
ステップ3 結局なにすればいいの?
試奏で大事なポイントは二つで、一つ目は「クリーンでフラット(無垢)な音を聞くこと」
もちろんドライブさせた音を聞くのも大事ですが、とにかくまずはクリーンだけで大丈夫です。
なぜかって、クリーンは微妙だけど歪ませるとめちゃくちゃいい!なんてギターはほとんどないから!
おいしい食材はだいたい何してもおいしいけど、おいしくない食材はなにしてもおいしくないですからね。
「クリーン」「ドライブ」「フラット(♭ではない)」とか専門用語分からない方は実際に音を聞くのが一番わかりやすいので、是非店頭にてスタッフに尋ねてみてください!
もう一つは「最低限以外なにもやらない」ということ。変に難しいことしなくていいよって話です。
具体的に言えば、寝てても弾けるようなコードと、寝てても弾けるようなフレーズだけ弾けばOK!
弾くことに夢中になって音とか弾き心地とかあんまり分からなかったら試奏する意味がなくなっちゃいますからね。
そう、試奏で最も大事なことは、「弾くことよりも聴くこと」!
だから最低限以外なにもやらなくていいんです、その代わりあなたの中に眠る五感を最大限に研ぎ澄ましてしっかりギターを感じてみてください!
「そもそもなにも弾けないよ!」「人前で弾くのはちょっと、、、」「他人が弾いてるのを聞いてみたい!」という方は、スタッフが代わりに試奏を行います!客観的に楽器の良し悪しをご判断いただけますのでお気軽にご依頼下さい!
おまけ いいギターの条件とは?
何となく違いはわかるんだけど、何がいいのか分からないって結構あるあるなんですよね。
もちろん何となく好きな方を選ぶっていうのもすごくいい選択です。
そんなふわっと決めるのはちょっと、、、という方は以下の項目を参考にしてみてください。
見た目
弾き比べた意味!!!と思うかもしれませんが大事なことです。どんなに音が良くても見た目が好きじゃないともったいないですしね。
色や形、木目など、気が済むまでこだわりまくってください!
店頭にないモデルでも相談していただければ頑張ってどうにかしてみるので、是非教えてください!
音
立体感、奥行き、温かみ、深み、コクなどそんなような何かを感じる音がするギターを選びましょう。
言葉で聴くと難しいなあと思うかもしれませんが、実際に何本か聞き比べるとなんとなくわかってくるはず!
そして何より重要なのは自分の感性を信じて選ぶこと!一番コクがあると思った音を選びましょう!
弾きやすさ
一般的には弦高が低く、ネックが細いほうが弾きやすいとされていますが、手の形や筋力によって異なるので、これも実際握ってみて一番しっくりくるものを選びましょう。
弦高はある程度調整できますが、ネックはそうもいかないので要注意!
一概にネックといっても厚さや幅、形など様々!是非色々試してみてください!
使いやすさ
弾きやすさとは別の使いやすさ。
具体的にはサイズ感、形、重さなどですね。
例えば見た目も音もすごくいいけど、絶望的に重くて持ち上げる事すらできなかったら良くないですよね。
そんな伝説の剣みたいなギターは滅多にありませんが、ある程度体格にあったものを選んでいただくというのは上達に直接つながる部分なので、構えた時にしっくりくるものを選ぶのも良いですよ!
金額
金額も品質を見極める重要な要素になります。
どんな楽器もやみくもに金額を付けているわけではありません。その一例をお伝えします。
ギターは基本的に木材で出来ています。木材は楽器として多く使われていますが、非常に不安定な材料です。(時間経過で反ったり、割れたり、膨らんだり、捩じれたり)そんな木材を機械で均一に加工するわけなのですが、残念ながら木材のクセは均一ではありません。最終的に完成度の高い楽器を仕上げるには要所要所で人間の手作業が必須なのです。そして逆説的ですが、手作業を省けば価格と完成度は大幅に引き下げることができます。
以上がギターを選ぶポイントになります。
今回はビギナー向けに解説いたしましたが、良いギターとはなんなのかをもっと掘り下げた記事も書く(予定)ですので、もっと詳しく知りたい方や、今回の記事では満足できなかった方はそちらも是非読んでみてください!
当店では楽器のレッスンや無料のセミナーも開講しております。
もっと楽器うまくなりたい!っていう方は是非!
レッスン
音楽教室へのお問合せや体験レッスンのお申込など、お気軽にご相談下さい。
店舗名 | 島村楽器 名古屋mozoオーパ店 |
---|---|
音楽教室に関するお問い合わせ | 052-506-7560 |
ビギナーズ倶楽部セミナー
担当 | 長谷川(はせがわ) 長縄(ながなわ) |
---|---|
予約フォーム | https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScizmSNl2i2wSfoSRlXQryJMh4tz_TCUbmxPf3FwB8kTDe44w/viewform |
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。