初めてのライブをする前に知っておきたい“緊張“のこと

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2020年04月02日

*はじめに 記事をご覧の皆様こんにちは!WEB担当の山田です!今日は、初めてのライブには必ず付きまとう"緊張"について深く掘り下げていこうと思います。 えー皆様お気づきでしょうか。実はそうなんです。勝手に清掃担当と言い張っていた私にも、ついに“WEB担当”という肩書が出来ましたー!!正式なやつです! […]

はじめに

記事をご覧の皆様こんにちは!WEB担当の山田です!今日は、初めてのライブには必ず付きまとう"緊張"について深く掘り下げていこうと思います。

えー皆様お気づきでしょうか。実はそうなんです。勝手に清掃担当と言い張っていた私にも、ついに“WEB担当”という肩書が出来ましたー!!正式なやつです!パチパチパチパチ

気持ちを新たに、今後も皆様のお役に立てるような記事を作っていきたいと思っておりますので、宜しくお願いいたします。

さてさて、早いもので4月になりまして、新生活はじまりましたね!!まずは新入生、新社会人の方おめでとうございます!!

今年の春は例年とは一線を画す特殊なものとなってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

山田の住む町ではすっかり桜が咲き誇っていて息を呑む美しさです。外でのんびりとお花見が出来ないのが非常に心苦しいですが仕方ないですね。。

新生活の始まりに合わせてバンドを始めてみたりして、知っているあんな曲やこんな曲が弾けるようになったら気分はもう有頂天。さらにはオリジナルソングまで作っちゃった日にはもう天高く雄たけびを上げたくなっちゃったり。音楽が身近になると、今まで見えていなかった新しい世界が開けて、視野がグッと広がります。本当に!!

せっかく演奏できるようになったのなら、誰かに届けなきゃもったいないですよね。そこでライブに出ようということになるんですが、始めたての時期のライブは私自身、とにかく緊張に次ぐ緊張で思うとおりに演奏できずに、とても楽しめる余裕なんて微塵もなかった記憶があります。ある程度回数を重ねていけば余裕も出てくるのでしょうが、なかなかに長い道のり。。。

そこで!

どうにか緊張と仲良くやっていけないかという方法を調べてみました!!!

ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです!

目次

緊張はどこからやってくる?

緊張は悪いことなのか?

緊張を和らげる方法はひとそれぞれ

まとめ

緊張はどこからやってくる?

緊張してしまう原因として、大きく分けて3つの要因が考えられます。


1.準備不足

2.失敗への恐れ

3.慣れていない環境への不安


です。では一つずつ掘り下げていきましょう!

1.準備不足

練習不足が特に顕著な例です。練習でも演奏できていない状態でステージに上がれば、誰だって緊張しますよね。。。練習あるのみです!

かといって忙しくて満足に練習できる時間がないという方も多いはず。そんな方には、レッスンをお勧めします!講師の方に指導して頂くと、短時間で効率良くスキルが習得できますよ!

≪音楽教室についてはこちらから≫

あとは、ありがちな失敗として、ステージに上がってからシールドやカポ、ピックなどの用意を忘れていたことに気付くというものがあります。こうなるとあたふたしてしまって緊張感が高まってしまいます。

また、実体験で、いざ演奏開始という瞬間にギターの弦が切れてしまい、頭の中が真っ白になってしまったことがありました。日頃からこまめにメンテナンスをしてあげて、万全なコンディションを維持することも大切なんですよ!

島村楽器では弦交換やメンテナンス、各種修理も承っておりますので、お気軽にお持込みください。(※承ったお品の状態により、長期に渡ってお時間を頂く場合がございます!ライブの予定があるという方はお早めにお持込みくださいませ。)

2.失敗への恐れ

完璧を目指すからこそ人は緊張してしまうものです。もちろん、この意識は悪いことではありません。むしろ一番大切な心構えだといえます。ただし、人はロボットのように完全無欠ではないので、失敗は必ず起こり得るもの。といった意識を少しでも持っていると、幾分か気持ちが楽になると思います。

ステージに上がればあなたは一人の演者です。観客が求めているのは音源通りの演奏ではなく、その場でしか味わえないライブ感だという意識が非常に大事です!!自信を持って胸を張っていれば間違えていたってかっこいい!臨場感で圧倒しましょう!!

3.慣れていない環境への不安

普段練習しているスタジオとステージ上では、アンプや機材が違ったりします。

アンプによってはこのようにクリーンとオーバードライブといったチャンネルがあり、はじめは混乱してしまうと思いますが、普段の練習の時の音に近い音で本番でも演奏できるように、分からないうちはセッティング中に先輩やライブハウスの人に相談するようにしましょう!

また、自宅用の小型アンプを使えば、お家で練習や音作りが出来ちゃいます!

島村楽器オンラインストアで販売中のミニアンプ、ヘッドホンアンプの一覧ページ

緊張は悪いことなのか?

ここまでのお話しで、緊張することは良くないという印象を持たれたれた方が多いと思いますが、実は緊張にはメリットもあるんです・・・!!!!

実は、程よい緊張感が、パフォーマンスを向上させるということが心理学的に実証されているようなのです!!

これは、“ヤーキーズ・ドットソンの法則”と呼ばれていて、複雑な作業をこなすときには軽いストレスがかけられると作業効率が上がると説明されています。驚き!!

僕自身、仲間内で演奏していた時よりも、心なしかライブハウスでお客さんに向けて演奏していた時の方が正確にできていた気がします。顔なじみの安心感に包まれると、どうしても気が緩んでしまう。というのもなんだかわかる気がします。

ちなみに人間が極度に集中しているときには、逆にリラックスした状態になるそうです。アスリートが言う、“ゾーン”などがそれにあたります。ライブでも同じで、極限まで集中すれば、不思議とミスもなくなるのかも。人間の頭って不思議ですねぇ。

緊張を和らげる方法はひとそれぞれ

ガチガチの緊張を和らげて程よい緊張状態に落ち着かせるために、ライブ前に皆さんはどういったことをされているのでしょうか?当店のスタッフたちに聞いてみました!!

インタビュアー山田の場合

まず私の場合は、ライブ直前からライブ終わりまでの間、期間限定でスーパーナルシストになるよう心掛けています!!

字面だけだと変態みたいですが、これが結構効くんですよ!「ミスしても気にしない!それも含めて俺の魅せるステージだ!!」的な(笑)。自信がつくと緊張もほぐれます。

あとは、僕の大好きなバンド、OASISのフロントマン。リアム・ギャラガーの動画を見るのもお勧めです。彼のパフォーマンスは自信に満ち溢れていて、見ているとこちらまで、なんだってできるような謎の自信が湧いてきます!なのでつらい時にみるのもオススメ。

店長 福山の場合

20代前半の頃はけっこうしっかりバンド活動していました。大阪の小さなライブハウスで、まだデビュー前のOfficial髭男dismと対バンしたことを今でも自慢しています(笑)
あんまりかっこよくなくて申し訳ないですが、ステージに立っている時に他のことに気をとられたくないので、本番前は必ずお手洗いに行きます。
ぎりぎりすぎると特に冬場は手が冷えてしまうので(末端冷え性のベーシストです)、ちゃんと指が動くまであったまるぐらいの時間を逆算して行ってましたね。

あと、サッカー、バスケとチームスポーツをやっていたので、ありがちですが、ステージ暗転中に円陣組んで「おー!(小声)」はやってました。
やっぱり「バンドメンバーがいる」というのを実感でき、リラックスして演奏に臨めましたね。

アコースティックギター担当 田中の場合

大学は軽音サークルで、バンドを組んでいました。私の場合、控室にいるライブ直前に一気に緊張するタイプで、「あ~~緊張するな~~」と声に出してました(笑)「今思えば、ため込まず声に出していたのは良かったのかなと思います。

緊張も楽しめ!」とポジティブに捉えて、ステージに出る直前は「よおおおし!!どうにでもなれ!!!!!いってきまあああす!」と心の中で叫んでステージに飛び込んでました。「どうにでもなれ」ってめっちゃ投げやりのようですが、これぐらいの気持ちの方が楽に気張らずに本番を楽しむことができたのかなと思います。

ただ、前半にも書いてましたが準備不足、つまり練習不足だと嫌な緊張の仕方「ここミスったらどうしよう・・・・不安だな・・・」という気持ちになっていたので、しっかり練習して臨むことをオススメ致します。すごく当たり前のことを言いました。

ポーズは全く関連性のないガッツポーズです。

エレキギター担当 長谷川の場合

僕の場合はタバコですかね。喫煙者の皆様にはご理解いただけると思いますが、なんか落ち着くんですよね。。。

ボーカルをやる機会が多いのでそういう時は少し控えるようにしていますが、歌わなくていい時は本当に出番1分前とかまで吸ってます。(笑)

もちろん未成年の方は絶対にダメですからね!

あと、めっちゃネガティブですが自分のことをちゃんと見てくれる人なんていないと思い込んでます。

下手くそな演奏を好き好んでみる人なんていないですしね。

誰も見てくれてない中で、「こっち見ろ!」くらいの気持ちでパフォーマンスしてると僕はすごく気持ちが楽です。

緊張のほぐし方は人それぞれ

ふむふむ、なるほど。まさに十人十色といった感じで、それぞれ個性が表れていて非常に面白いですね!

ご協力ありがとうございました!

このように、やはり自分にあった緊張のほぐし方というものが絶対にあります!何度も繰り返し成功体験を積むことが、それを見つけ出す近道なのは間違いないですね!

まとめ

それぞれの項目で説明したことをまとめると、ライブ前の緊張とうまく付き合うために必要な心構えは5点!

・まずはとにかく練習!そして練習に次ぐ練習!!

・準備は大切!日頃からメンテナンスを

・観客は完璧を求めているわけではない。自信を持つ

・程よい緊張感を保つことで集中力を高める

・自分に合った緊張のほぐし方、引き締め方を見つける。

これに尽きます!

また、どうしても不安なことがあったり、楽器のコンディションについて分からないことがあった時には、是非当店のスタッフまでご相談ください!当店一丸となって、できる限りのご支援とご提案をさせていただきます!!!

それでは、素敵な軽音楽ライフを!!!

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!




この記事は私が作成しました

名前 山田
担当 Web
プロフィール 年間100本以上映画を見ている、無類の映画好き。
ギターとヴォーカル、作詞作曲を得意としている。サイゼリアの間違い探しを、全て探し出すのに2時間かけたことがある。好きな食べ物はきゅうりで、幼少期に河童に拾われ、河童として育てられていた。よ~く見ると頭の上にお皿が乗っている。※嘘とちょっとだけ本当。

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