CONTENTS初めに歌ってみたを始めるために必要なもの録音する前に確認したいこと録音の基本ボーカルMIXでは何をするのか歌ってみたにおすすめのプラグインよくある失敗まとめ初めに 「歌ってみたを始めたいけれど、何をそろえればいいのか分からない」このように感じている方も多いのではないでしょうか。歌って […]

初心者向け!歌ってみたに必要な機材・ソフト・録音の基本

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公開:2026年08月08日

更新:2026年08月12日

初めに

「歌ってみたを始めたいけれど、何をそろえればいいのか分からない」
このように感じている方も多いのではないでしょうか。
歌ってみたは、マイクで歌を録音し、カラオケ音源と合わせて音源を作り、動画サイトなどに投稿する活動です。機材やソフトをそろえる必要はありますが、最初から高価なものをすべて購入する必要はありません。

この記事では、これから歌ってみたを始める方に向けて、必要な機材や録音の流れ、MIXの基本を紹介します。

歌ってみたを始めるために必要なもの

まずは、次のものを用意しましょう。

  • パソコン
  • マイク
  • オーディオインターフェース
  • ヘッドホン
  • DAW

パソコン

録音や編集、MIXを行うために使用します。

ノートパソコンでも制作できますが、録音した音声を編集したり、複数のプラグインを使用したりする場合は、ある程度の処理性能が必要です。

購入前には、使用したいDAWやプラグインの対応OS、必要な動作環境を確認しておきましょう。

マイク

歌声を録音するためのマイクです。

自宅で歌ってみたを始める場合は、一般的に以下の2種類から選びます。

コンデンサーマイク歌ってみたやボーカル録音で使われることが多い一方、部屋の反響音や生活音も拾いやすいため、録音環境を整える必要があります。
ダイナミックマイク
周囲の音や部屋の反響を拾いにくく、比較的扱いやすいタイプです。

防音や吸音が十分でない部屋で録音する場合や、まずは気軽に始めたい場合に向いています。

マイクは高価であれば必ず良い音になるとは限りません。自分の声質や部屋の環境に合ったものを選ぶことが大切です。

オーディオインターフェース

マイクとパソコンを接続するための機器です。

マイクの音をパソコンに取り込んだり、ヘッドホンで音を確認したりする役割があります。

購入する際は、使用するマイクに対応した入力端子があるか、ファンタム電源に対応しているかを確認しましょう。コンデンサーマイクを使用する場合は、ファンタム電源が必要になることがあります。

ヘッドホン

録音時の音の確認や、MIX作業に使用します。

音の変化を確認しやすい、できるだけ音の味付けが少ないモニターヘッドホンがおすすめです。

録音時は、カラオケ音源がマイクに漏れると歌声に混ざってしまうため、スピーカーではなくヘッドホンを使用します。

DAW

DAWは、録音、編集、MIXを行うための音楽制作ソフトです。

歌声を録音したり、カラオケ音源と重ねたり、音量や音質を調整したりするために使用します。

DAWにはさまざまな製品がありますが、最初は次の点を基準に選ぶとよいでしょう。

  • 使用しているパソコンに対応しているか
  • 録音や編集がしやすいか
  • 使用したいプラグインに対応しているか
  • 解説書や使い方の情報が多いか
  • オーディオインターフェースに付属しているか

録音する前に確認したいこと

カラオケ音源の利用条件を確認する

歌ってみたでは、楽曲のカラオケ音源を使用します。

楽曲によっては、公式に配布されている音源や、利用条件が記載された音源を使用する必要があります。動画投稿や収益化が可能かどうかなど、楽曲ごとの利用規約や権利者の案内を事前に確認しましょう。

市販のCDや配信音源からボーカルを抜き出したものを、無断で使用することは避けてください。

録音環境を整える

自宅で録音する場合、部屋の反響音やエアコン、パソコンのファン音などが録音されることがあります。

できる範囲で、次のような対策を行いましょう。

  • エアコンや扇風機を止める
  • マイクを壁や窓に近づけすぎない
  • カーテンや家具のある部屋で録音する
  • マイクの背後や側面に吸音材を設置する
  • 口とマイクの距離を一定に保つ
  • ポップガードを使用する

完全な防音室がなくても、録音する場所を工夫するだけで音質が改善することがあります。

録音の基本

音が割れないようにする

歌声が大きすぎると、録音した音が割れてしまいます。

録音前に一番大きな声で歌う部分を確認し、入力レベルが上がりすぎないように調整しましょう。

録音中に音量を下げると、ノイズが目立つ場合があります。録音時点で適切な音量に設定することが大切です。

何度かテイクを録る

最初から完璧に歌おうとせず、複数回録音しておくと、後から良いテイクを選びやすくなります。

次のような分け方で録音すると便利です。

  • 通して歌うテイク
  • AメロやBメロなど部分ごとのテイク
  • 声量を抑えたテイク
  • 感情を強く込めたテイク
  • ハモリやコーラスのテイク

録音したテイクには、日付やテイク番号を付けて管理しておくと、編集時に迷いにくくなります。

無理に声を張り上げない

高音や大きな声を無理に出すと、音程が不安定になったり、喉を痛めたりする可能性があります。

録音前には十分に声を出して準備し、長時間続けて録音しないようにしましょう。喉に違和感がある場合は、無理をせず休むことが大切です。

ボーカルMIXでは何をするのか

録音した歌声は、そのままではカラオケ音源になじまないことがあります。

MIXでは、主に次のような処理を行います。

1.ノイズや不要な音を取り除く

録音した素材に含まれる環境音、リップノイズ、不要なブレスなどを整理します。

ノイズを完全に消そうとすると声の質感が変わることがあるため、必要な範囲で自然に処理することが重要です。

2.音程やタイミングを整える

必要に応じて、音程や歌い出しのタイミングを補正します。

自然な歌声に仕上げたい場合は補正量を控えめにし、エフェクトとして使用する場合は意図的に強く補正することもあります。

3.EQで音質を整える

EQを使って、こもりや不要な低域、耳に痛い高域などを調整します。

ボーカルを明るくしすぎると、サ行や息の音が目立つ場合があるため、音量を上げるだけでなく、全体のバランスを聴きながら調整します。

4.コンプレッサーで音量差を整える

歌声には、フレーズによって音量差があります。

コンプレッサーを使うことで、声が小さすぎる部分や大きすぎる部分を整え、カラオケ音源の中で安定して聴こえるようにします。

5.リバーブやディレイで空間を作る

リバーブは、歌声に部屋やホールのような響きを加えるエフェクトです。

ディレイは、歌声に反復音を加えるエフェクトです。

どちらも強くかけすぎると歌詞が聴き取りにくくなるため、歌声の輪郭を残しながら使用します。

歌ってみたにおすすめのプラグイン

最初からすべてをそろえる必要はありません。目的に合わせて、少しずつ導入しましょう。

DAWにデフォルトでインストールされているプラグインもシンプルで使いやすいものがあるので、
表現の幅を広げたい・できることを増やしたい等がある際に参考にしていただけたらと思います。

音程補正

  • Melodyne 5
  • Auto-Tune Pro 11

自然な音程補正をしたい場合はMelodyne、リアルタイム補正や特徴的な効果を使いたい場合はAuto-Tuneが候補になります。

Melodyne 5 assistant

Melodyne 5 assistant

¥38,500税込

AutoTune EFX+ 10

AutoTune EFX+ 10

¥37,950税込

ボーカル全体の処理

  • iZotope Nectar 4
  • Waves CLA Vocals

EQ、コンプレッサー、ディエッサーなどをまとめて使いたい場合は、ボーカル向けの総合プラグインが便利です。

Nectar 4 Standard

Nectar 4 Standard

¥17,700【8/15まで46%OFF!】税込

CLA Vocals ( Chris Lord Alge)

CLA Vocals ( Chris Lord Alge)

¥7,040税込

EQ・歯擦音処理

  • FabFilter Pro-Q 4
  • FabFilter Pro-DS

ボーカルの音質を細かく調整したい場合に向いています。

Pro-Q 4 エフェクトプラグイン

Pro-Q 4 エフェクトプラグイン

¥33,000税込

Pro-DS プラグインソフトウェア

Pro-DS プラグインソフトウェア

¥33,000税込

リバーブ・ディレイ

  • smart:reverb 2
  • Valhalla Delay
  • Soundtoys EchoBoy

ボーカルに奥行きや広がりを加えたい場合におすすめです。

smart:reverb 2

smart:reverb 2

¥9,383税込

EchoBoy 5

EchoBoy 5

¥34,760税込

ノイズ除去

  • iZotope RX
  • Waves Clarity Vx

録音環境のノイズや、素材に含まれる不要な音を処理する場合に使用します。

X12 Elements

X12 Elements

¥16,900税込

Clarity Vx

Clarity Vx

¥7,040税込

よくある失敗

いきなり高価な機材を購入する

高価なマイクを使っても、部屋の反響やノイズが大きいと、期待した音にならないことがあります。

まずは録音環境やマイクの使い方を整えることが重要です。

エフェクトをかけすぎる

リバーブやコンプレッサーを強くかけすぎると、歌詞が聴き取りにくくなったり、声の自然さが失われたりします。

エフェクトを一度外して、加工前後を比較しながら調整しましょう。

音量を上げすぎる

音圧を上げることだけを重視すると、音がつぶれたり、聴き疲れしやすくなったりします。

ボーカルとオケのバランスを整えたうえで、最終的な音量を調整しましょう。

権利関係を確認しない

楽曲によって、使用できる音源や投稿方法、収益化の条件が異なります。

使用するカラオケ音源や楽曲の権利者が示している利用条件を、投稿前に必ず確認しましょう。

まとめ

歌ってみたを始めるために、最初からすべての機材やプラグインをそろえる必要はありません。

大切なのは、最初から完璧を目指すことではなく、まず1曲を完成させて投稿してみることです。作品を作る中で、必要な機材やプラグインを少しずつそろえていきましょう。

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