安宅が選ぶ!!一度は聞いてほしい吹奏楽の隠れた名曲!!

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2020年07月24日

・安宅が選ぶ!!一度は聴いてほしい吹奏楽の名曲!!

皆様、こんにちは。管楽器担当の安宅です!

簡単な自己紹介

■名前

安宅 真平(あたか しんぺい)

■出身地

三重県南牟婁郡紀宝町(家のすぐ使くに熊野古道があります。)

■演奏楽器

サックス

■MY楽器

・ソプラノサックス:H.Selmer シリーズⅡ

・アルトサックス:H.Selmer シリーズⅡ

 ネック 金メッキ

・テナーサックス:いつかは購入したい。

・バリトンサックス:H.Selmer Super Action(シリーズⅡになる前)

 ネック スターリングシルバー

■趣味

・楽器店めぐり(主に中古楽器を扱っているお店)

・鉄道(乗り鉄)

■好きな食べ物

・粉もの(お好み焼き、焼きそばとか)

〜オススメの吹奏楽の名曲〜

記念すべき第一回は「一度は聴いてほしい吹奏楽の隠れた名曲!!」ということで、安宅が独断と偏見で選んだ自分の中の吹奏楽の名曲をご紹介したいと思います!!

好きな曲が沢山あるので、今回は海外の作曲家の厳選した5曲にさせて頂きます!

一度は聴いたことある懐かしい曲が出てくるかもしれません。

➀交響詩(アルプスの詩)/フランコ・チェザリーニ

スイスの作曲家のフランコ・チェザリーニは「アルプス交響曲」を描いたシュトラウス没後50年を記念して作曲しました。

この作品は七つの部分からなり、【霧 - 哀愁(寂寥) -思いがけない光 - 精神的活動(心の動き) - 高原の牧場 - 嵐 - 神の国】というそれぞれの部分にタイトルがつけられています。

高原の牧場では、ピッコロやオーボエで小鳥の鳴き声や羊の鳴き声を再現したり、カウベルの鳴らしたりして、アルプスの少女ハイジのような世界観の曲調。

嵐ではウィンドマシーンも登場し、風の荒々しさを再現したりと展開がどんどん変わっていきます。特に、最後の神の国はどんどん天から光が差し込むような綺麗な曲調が一番好きです!!

アルプス山脈が描かれている絵などを見ながら聴いてみてはいかがでしょうか。

➁シダス/トーマス・ドス

トーマス・ドスはオーストラリア出身で作曲家としての活動していますが、18歳という若さで指揮者デビューもしています。

「シダス」はラテン語で「星」や「星座」の意味で、タイトル通り輝く星のきらめきや宇宙の壮大さ・神秘さを含んだ曲調が魅力的です。

最初はゆったりとしたコラールな部分で曲の途中で打楽器が活躍するリズミカルな部分、宇宙空間のようなミステリアスな部分など聴きどころが沢山あります。

曲はかなり難しく、拍子感を無視した演奏法や、「この小説を~秒で演奏しなさい」といった指示があるため、1人なら問題ないですが、これを大編成吹奏楽でやるとなると、もう大変です笑

途中コーラスや流星や星をイメージした効果音をシンセサイザーで使って表現しています。

➂アスファルト・カクテル/ジョン・マッキー

この曲は吹奏楽をあまり知らない方でも虜になること間違いなしの曲です!

曲について、ジョン・マッキーは次のように解説しています。

『私がニューヨークに住んでいたときの記憶と結びついています。想像してみてください。トラックとトラックの間をすり抜けてびゅんびゅん走るタクシーを。』と書かれています。

曲自体は5分と短めですが、金管はずっと大きな音を鳴らしっぱなしで、打楽器の暴れ具合といい、木管のメロディーの複雑な絡み具合といい、いつ曲が崩れそうになるかもしれない危険と隣り合わせな曲で、吹いている側、聴いている側も両方が冷や冷やしますが、スリリングを味わいたい方にはもってこいの1曲です!!

一度でいいからやってみたい曲の1つです!!

➃イーストコーストの風景/ナイジェル・ヘス

ナイジェル・ヘスは吹奏楽の作曲以外にテレビや演劇、映画音楽の作曲活動もしています。

彼がアメリカの東海岸を訪れた印象をもとに作曲し、ニューヨークとその周辺の土地をテーマに、3部からなる組曲にしました。

リズムのよい1楽章”シェルター島”は濃い海霧と横殴りの雨に覆われる冬の風景と、住む人々の温かさがキラキラしたメロディーで描かれます。

第2楽章の”キャッツキル山地”はゆったりと壮大な自然が、厳かに力強く表現されます。クライマックスは、自然賛歌として、圧巻のスケールで終わります。

アップテンポの第3楽章”ニューヨーク”はニューヨーク中心部の、華やかさや喧騒、活気、気ぜわしさが表現されます。モダンで楽しい一曲です。

この組曲の各楽器のソロやセクションごとの掛け合いがめちゃくちゃいいんです!!

特に2楽章の”キャッツキル山地”のコルネットソロはもう別格です!!

➄陽はまた昇る/フィリップ・スパーク

この曲は2011年3月11日、東日本大震災で被災した方々を元気づけるために、何か楽曲を書いて貰えないかと、フィリップ・スパークの親しい友人の西田裕氏より、提案を受け作曲されました。

彼はもともとノルウェーのグレンランド国際ブラスフェスティバルから委嘱された「カンティレーナ」 (金管バンドのための作品)を吹奏楽用に書き直し、「日出づる国」にちなんだタイトルを付け新たな曲名”THE SUN WILL RISE AGAIN”(陽はまた昇る)と名付けたそうです。

この楽曲の出版印税を含め、全販売収益を日本赤十字社の緊急救援基金へ寄付をしています。

ゆったりなテンポでメロディーはとても美しく、綺麗な曲調ですが、曲が進むにつれ、復興へ向けての勇気と希望を込めながらクライマックスに持っていく所はいつ聴いても感動します。

これからずっと末長く愛されて演奏されることになる名曲だと思います。

いかがでしたか?

以上、安宅が厳選した「一度は聴いてほしい隠れた名曲でした!」

知っている曲はありましたでしょうか?

今回は海外の作曲家の厳選した吹奏楽曲を5曲を紹介させて頂きましたが、次回は日本人の作曲家を紹介できればなっと思います!

聴いてみて、「この曲楽しそう!カッコいい!やってみたい!」と思っていただければ幸いです!

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