クラリネット選びは当店にお任せください!

ららぽーと名古屋みなとアクルス店

ららぽーと名古屋みなとアクルス店店舗記事一覧

2020年02月02日

*クラリネット選びのお手伝いをさせていただきます! 吹奏楽やオーケストラ、ジャズなどでも活躍するクラリネット。吹奏楽部で始める方や趣味で始める方も多い楽器なのではないでしょうか?楽器が欲しいけど何を基準に選んだらいいのだろう?と悩まれる方も多いかと思います。そこで今回は管楽器担当がクラリネットについ […]

クラリネット選びのお手伝いをさせていただきます!

吹奏楽やオーケストラ、ジャズなどでも活躍するクラリネット。吹奏楽部で始める方や趣味で始める方も多い楽器なのではないでしょうか?楽器が欲しいけど何を基準に選んだらいいのだろう?と悩まれる方も多いかと思います。そこで今回は管楽器担当がクラリネットについてご説明させていただきます!

メニュー

◆材質の違い|◆代表的なメーカー|◆価格帯

◆おすすめのモデル

◆お気に入りの1本が決まったら

材質の違い

吹奏感や音色が大きく変わるのが管体の材質です。クラリネットの場合、一般的にABS樹脂、グラナディラという木材の楽器が多いです。樹脂製は屋外でもお使い頂けるので扱いやすい材質で、グラナディラはクラリネット本来の深みのある音色が魅力です。

ABS樹脂

比重が軽く温度・湿度変化に強い素材。
初心者にも比較的扱いやすく入門機種の多くに採用されています。屋外の演奏でも安心してお使いいただけます。ですが、木材に比べるとクラリネット本来の温かみのある音などを作ることが難しく、軽めの音になりやすいです。

グラナディラ

グラナディラという黒色の木材がクラリネットの材質としては一般的です。

ABS樹脂よりも比重が重く比較的柔らかいので、多くのクラリネットが木製です。硬くて丈夫な木材なので、複雑なクラリネットのキイシステムを支えるのに適しています。

そのほかの材質

クラリネットの主な材質はABS樹脂、グラナディラが多いですが、メーカーによってはこの2つ以外の材質で製造しているモデルもあります。

グラナディラの他に『ココボロ』や『ローズウッド』などの赤っぽい木材を使用したモデルもあります。(上の写真ですと右が『ココボロ』です。)
グラナディラが芯がしっかりとした音色がするのに対して、ピュアで落ち着いた音色を作り出します。これらの材質のクラリネットは中々ないので、見つけたら是非試奏してみてはいかがでしょうか?

グリーンライン

粉末状にしたグラナディラとカーボンなどの素材を配合した新素材です。木材と違って湿度や気温によるコンディション変化の影響を受けにくく、通常のグラナディラに比べ木部の割れの問題が起こりにくくなっています。

代表的なメーカー

代表的なメーカーは3つご紹介します。どのメーカーも初心者の方や学生さんはもちろん、プロの方まで幅広く愛用されています。

YAMAHA(ヤマハ)

樹脂製の入門機種”YCL-255”から、プロ奏者の愛用する最上級機種”イデアル”まで、幅広いラインナップを誇ります。安定した音程、バランスも優れています。暖かくふくよかな音色とパワフルな響きを兼ね備える”SE-Vmaster”も人気機種です。

BuffetCrampon(クランポン)

特に木の使い方には定評があり、国内外の各メーカーが様々な面で手本としているメーカーです。人気機種といたしましては、世界的な上級スタンダードモデルとなっているR13などがあります。最近は吹奏楽ユースでもハイグレードな管楽器が採用されている事もあり、輸入ブランドを含めてご検討というケースも多いのですが、その中でも特に人気の高いトップブランドです。

H.Selmer(セルマー)

クラリネットが大きな進化を遂げた19世紀後半のパリで活躍したのが、セルマー社の礎となるヘンリー(アンリ)・セルマーでした。その流れを受け継ぐセルマー社のクラリネットは、コンパクトに計算されたメカニズム、豊潤な響きを持った特徴あるモデルが勢揃いし、学生のみならずプロフェッショナル奏者からも高い評価を得ています。

価格帯ごとの特徴

10万未満

クラリネットの命ともいうべき本管の部分が合成樹脂で作られています。扱いやすく軽く鳴らせるという利点があり、屋外での演奏やマーチングにも安心してお使い頂けます。その一方で、木管特有の柔らかい音色を出すことは困難です。

10万~20万

材質の違いでもご紹介しました、グラナディラで本管の部分が作られています。その中でも10万円から20万円ぐらいのものは初心者向けに開発されており、鳴りやすく扱いやすい楽器が多いのですが、表現力や耐久性は上級モデルに比べ限界があります。

30万以上

楽器自体の耐久性が高く、音質・表現力ともに上級者でもご満足頂ける性能を備えています。木管楽器本来の柔らかい音・響きを表現したい方にお勧め致します。

まずはこれを試して欲しい!おすすめクラリネット

始めの1本におすすめ

YAMAHA
YCL-650
H.Selmer
Prologue
定価¥236,500
販売価格¥212,850
定価¥297,000
販売価格¥267,300
BuffetCrampon
E13/inB
定価¥357,500
販売価格¥286,000

初心者の方でも吹きやすく、しっかりと音が出てくれます。始めたばかりの方や今後買い替えも検討しているという方におすすめのモデルです。

長く使える1本が欲しい方におすすめ

YAMAHA
YCL-CSVmaster
YAMAHA
YCL-SEVmaster
定価¥478,500
販売価格¥430,650
定価¥478,500
販売価格¥430,650
BuffetCrampon
R13
定価¥517,000
販売価格¥413,600

クラリネットの王道モデルである、『R13』や『Vmaster』シリーズは入門モデルに比べて、表現力や音の深みが優れているモデルです。吹き込めば吹き込むほど、楽器がとても響いてくれます。長く使える1本をお探しの方は是非一度お試しください。

せっかく購入するなら…

『初心者だから高いモデルを買っても吹きこなせないかもしれない』『初心者だし吹きやすい入門モデルでいいんじゃないの?』という声をよく聞きます。もちろん、入門モデルから始めていただくのも一つですが、せっかく購入されるなら中・上級モデルを是非おすすめしたいです!
それは入門モデルだと軽い息でも吹きやすく、鳴ってくれますが上達していくにつれて物足りなく感じることがあるからです。

入門モデルだと物足りなくなるってどういうこと?

例として、入門モデルで練習をし、日々上達していくと・・・

  • もっと響いてほしい
  • 柔らかく深みのある音を出したい
  • 息が余ってしまう感覚がある

など物足りなさを感じることがあります。『実力が足りないからじゃないの?』という意見も一つかもしれません。ですが、入門モデルでは表現力や音色に限界があるのも一つなんです!これは部活で毎日練習される学生さん程よくあるお悩みです。

始めから良い楽器で練習するメリット
  • 始めからクラリネットの良い音を知ることが出来る
  • しっかり吹き込んだ分楽器が響いてくれる
  • 繊細な表現も作り出してくれる

など良い楽器で練習していただくと上達も早いです。ですので、もし購入を検討されている場合は入門モデルに限らず、是非色々な楽器を試してみてくださいね!

お気に入りの1本が決まったら…

「色々試奏してみて自分に合う楽器が見つかった!これを購入しよう!」の前に…クラリネットには個体差があるのはご存知でしょうか?実はクラリネットは、同じメーカーの同じモデルであっても1本1本吹奏感や音色が若干違ってきます。これは『材質のグラナディラが自然のものなので、木それぞれ個性があるということ』と『楽器を製作する職人さんによって個性が出ること』などが考えれらます。ですので、楽器選びの際は同じモデルを複数本から選定されることをおすすめ致します。

選定について

選定の際は音階や強弱で吹いてみたり、また普段練習している基本練習を曲の一部など色々な場面を想定しながら試奏してみましょう。また吹きやすく鳴らしやすいのも一つの基準ですが、音色が気に入ったものや全体的なバランスが良い楽器を選ばれることもポイントです。楽器を始めたばかりで基準が分からない、客観的に音を聞いてほしいという場合はスタッフにご相談ください。一緒にぴったりの楽器をお探しします!

※複数本選定をご希望の場合は事前にご相談ください。在庫状況によってはお待ちいただくこともございます。

プロの選定品という選択も

複数本の楽器の中からプロ奏者が試奏し、吹奏感や鳴り響き、全体的なバランスが特に優れていると選ばれた楽器が、選定品と呼ばれます。楽器は職人による手作業により作り出される部分も多く、同じメーカーの同じモデルでも1本1本鳴りやバランスが微妙に異なります。数多くの楽器に触れ、楽器のことをよく知っているプロ奏者による選定品は、安心してお使い頂くことができます。

※選定品ご希望の場合は事前にご相談ください。

マウスピースも選びましょう

楽器と同様マウスピースも一人一人好みや相性がありますので、楽器が決まりましたらマウスピースも一緒に選ぶのがおすすめです。またマウスピースも楽器と同様個体差がありますので、こちらも選定するとこをおすすめいたします。

クラリネット マウスピース 選び方&定番モデルをご紹介

楽器選びは当店にお任せください!

楽器選びは色々なポイントがありますが、迷われたらまずは試奏してみませんか?楽器は人によって吹き方や好みは変わりますし、音の感じ方や吹き心地もそれぞれだと思います。まずは吹いてみて『吹きやすいか』『コントロールしやすいか』『音程は…?』など楽器のことを知ることがとても大切です。当店では展示商品すべて試奏可能ですので、お気軽にご相談下さい。また始めたばかりでよく分からない、上手く吹く事ができないなどありましたら、専門スタッフが代行で試奏させていただくことも可能です。一緒にぴったりの楽器を見つけていきましょう!

当店ラインナップ

お問い合わせ

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。