【スタッフブログ】はなちゃんのクラシック万歳! 一曲目「はなちゃんは何者?」

ららぽーと名古屋みなとアクルス店

ららぽーと名古屋みなとアクルス店店舗記事一覧

2020年07月24日

*はなちゃんとは? みなさん、はじめまして! 楽譜担当の平澤華(ひらさわ はな)と申します! クラシックと古代エジプト史、動物が大好きなオーボエ吹きです! ちなみに、最近チェロを始めようかと目論んでいます・・・。 生まれは長野県で、13歳まで大自然の中でノビノビ野生児のように過ごしておりました。 そ […]

はなちゃんとは?

みなさん、はじめまして! 楽譜担当の平澤華(ひらさわ はな)と申します!

クラシックと古代エジプト史、動物が大好きなオーボエ吹きです! ちなみに、最近チェロを始めようかと目論んでいます・・・。

生まれは長野県で、13歳まで大自然の中でノビノビ野生児のように過ごしておりました。 その後名古屋に引っ越し、中学入学の際に吹奏楽部でオーボエに出会い、大学入学時にオーケストラを初め、以降現在はオーケストラと、全国各地で行われている吹奏楽イベント「自由演奏会」を中心に演奏をしています。

昔から小動物が大好きで、哺乳類から魚類、昆虫まで幅広い生き物を愛しています。

こちらは私の家族で、キンクマハムスターの薫(かおる)くんです。特技は「オヤツを超かわいくおねだりする」と「水を飲むときにさりげなく手を添える」です。今後こちらのブログでも何度か出演しますので、どうぞお見知りおきを!

ちなみに、某格闘漫画に出てくる任侠からお名前をいただきました。今のところ、この子の背中に彫り物を入れる予定はありません・・・(^^)

さて、こちらのブログですが、私はなちゃんが
このシチュエーションならこのクラシックを聴きたい!!
と思った事を書いていこうと思います!

例えば薫くんと遊んでいる時、薫くんが走り回っているのを見て、ショパンの「小犬のワルツ」を連想したり、近所を散歩している時に、ショスタコーヴィチの「ジャズ組曲」が勝手に脳内で再生されたり・・・。

これに関しては、常日頃いろいろな場面で考えていまして、一種の習慣のようなものになっています。よろしければ、こういった日常生活で当てはまるクラシック音楽を皆様と共有できればいいな、と思っておりますので、よろしくお願いします!


今日のクラシックは?

さて、当店も4月から約1ヶ月間、臨時休業とさせて頂いておりました。 その間、カフェ巡りや喫茶店巡りをすることが出来ず、自宅で色々なクラシックを聴いていました。

そこで今回は、はなちゃんは普段どんな曲を聴いているのかをご紹介します!

もちろん、自宅待機中にいろいろなクラシック音楽に手を出してみましたが、そんな中私が特にヘビーローテーションで聞いていたものをちら見せしますね!


ショスタコーヴィチ

私は大学時代にオーケストラに出会って間もない頃からショスタコーヴィチが大好きでして、CDショップでショスタコーヴィチを見つけるとすかさず飛んでいきます!笑

お気に入りは、スヴェトラーノフ指揮、ソヴィエト国立交響楽団の交響曲7番です。 オーケストラ界隈では、ショスタコーヴィチと言えばスヴェトラーノフがテッパンなのですが、やはりスヴェトラーノフのショスタコーヴィチは同じロシア人としての情熱と言いますか、ショスタコーヴィチが訴えかけたかったことがまさにそのまま音になったかのようなドラマを感じる・・・そんな演奏ですね!

というのも、スヴェトラーノフとショスタコーヴィチは面識があり、同じ音楽をやるもの同士、平和を願うもの同士できっと通じ合うものがあったのでしょうね・・・。そして、個人的には現在このソヴィエト国立交響楽団の正式名称が「スヴェトラーノフ記念ロシア国立交響楽団」なのも非常に胸アツですね・・・!

こちらの交響曲7番に限らず、ショスタコーヴィチは夜、お酒を飲みながら聴くのがオススメです! 私はショスタコーヴィチを日常的に時刻関係なく聴いていますが、ふとした日の夜にバーボンウイスキー片手に聴くショスタコーヴィチは格別です!! 未成年の方は、コーヒーを飲みながら聴くと雰囲気にバッチリ合うかもしれませんね!

アルプス交響曲(R.シュトラウス)

こちらのCDはいわゆる「ジャケ買い」したものです。 個人的に若かりし小澤征爾さんが珍しく、しかもアルプス交響曲というなかなかニッチな曲選というのもあって真っ先にカゴに入れました!

アルプス交響曲といえばリヒャルト・シュトラウスの代表作のひとつですが、一曲一曲の個性や雰囲気がそれぞれ異なり、50分程度の曲なのですが、飽きることなく聴くことが出来ます!

また、演奏しているのがあのウィーン・フィルということもあり、洗練された角のない柔らかなサウンドが心地よい1枚です。小澤征爾さんらしい音づくりも魅力的です!

アルプス交響曲は、学生時代の勉強中によく聴いていました。今は、散歩やなにか作業している時などに聴いています♪ キャンプしながら星空の下で、なんてシチュエーションもいいですね!

ラフマニノフ

今私は音楽仲間と定期的にCDの貸し借りを行っているのですが、その際送ってもらったリストに載っていてすぐさま食いついた1枚。

アシュケナージとロイヤルコンセルトヘボウ管弦でラフマニノフ交響曲が全部聴けちゃうという、ヲタク大興奮の超豪華フルコースディスクなのです! これ以上贅沢なラフマニノフがあっていいのか・・・! もしこの時代に私が今の年齢だったら、オランダまで聴きに行きたいくらいの名演です(私はこのディスクが発売された10ヶ月後くらいに生まれました)。

私はやはりラフマニノフの代名詞、交響曲第2番が好きなのですが、このCDでのオススメは交響曲第1番! 影のある曲調に、ロイヤルコンセルトヘボウの高貴な響きがよく合う、そんな1曲に仕上がっております。

交響曲第1番は、雨の日の昼下がりに本を読みながら聴きたいですね。ラフマニノフは雨が合う、そんな気がします。

シェーンベルク

いつも通っている行きつけのCDショップがあるのですが、ある日そこへ行った際に偶然見つけて購入したのが、シェーンベルクのヴァイオリン協奏曲とピアノ協奏曲のディスク。当時シェーンベルクを知らなかった私は「どんな曲なんだろう……」と思いながらそのCDをプレイヤーにかけ、一聴き惚れしました!

ショスタコーヴィチと同じ時代の作曲家だからか、ショスタコーヴィチ好きにはとても魅力的な曲調に感じます。特に「ヴァイオリン協奏曲」は私の大好きな曲で、いつも聴くものに困ったらこれを流しています!

シェーンベルクも、ショスタコーヴィチに似て少しどんよりした雰囲気のある曲なのですが、これは明け方に聞きたい曲ですね。朝早く目が覚めてしまったら、是非この曲を聞いてみてはいかがですか?

メシアン

ショスタコーヴィチと同時期に知り、現代音楽というものに本格的に触れるきっかけになった作曲家です。ジョン・ケージ、三善晃など、現代音楽の作曲家は多くいますが、とりわけメシアンはドラマティックで、不規則な音楽性の中にストーリーを感じる事が出来る曲が多いと思います。

メシアンは鳥が好きで、鳥の鳴き声を曲にしたものや、電子楽器のオンド・マルトノの重奏曲など、個性豊かな作品が目立ちますが、その中でも私が特に好きなのは、メシアンの代表作「トゥーランガリラ交響曲」です!

今でもたまに演奏されていますが、楽器編成の問題上そこまで機会は多くありません。私もいつか生演奏で聞いてみたいです……!

全部で10楽章あるので、1楽章ずつ楽しむのがお手軽でオススメです。その中でもいちばん有名で、私も大好きなのは、第5楽章「星たちの血の喜び」です! 全体を通して音の厚みがあるので、家事をしながら、歩きながらなどのながら聴きをしても楽しめますよ!



使っている機材について

さて、ここまで私のよく聴く曲をご紹介しましたが、私が普段曲を聴く際に使っている機材もご紹介しようと思います!

音楽を楽しむためには、やっぱり自分が良いと思った物で聴くのが一番ですよね。

レコード、CD、スマートフォン。メーカーにこだわっている方もいらっしゃると思います。また、普段どんな環境で聴くのかによっても変わってくるかと思いますので、よろしければ今後の参考にしてみてください。


Bose Noise Cancelling Headphones 700

2019年秋頃に発売されたBoseのワイヤレスヘッドホンです。購入して一番感動したのはノイズキャンセリング! 周囲の音をこれでもか! と遮断してくれるんです……! また、連続で20時間使用できたり、ワイヤレスとは思えないほどの音質の良さも魅力で、コントラバスの低音から、ピッコロの高音までの響きがワイヤレスでこんなに体感できるのか、と感動した覚えがあります……。 通勤時間に聴く際、ノイズキャンセリングでバッチリ遮音してくれるので、電車や雑踏の音を全く気にしないで音楽を楽しめます!

JBL GO2

手のひらサイズの小型ワイヤレススピーカーですが、とにかくコスパがとってもいいです!

この価格帯、このサイズにもかかわらず、音質がかなり良く、バッテリー持ちもかなり長いです。しかも、かなりの大音量が出せるので、例えば伴奏を流しながら楽器を演奏する、なんてことも余裕です! また持ち運びも容易なので、例えば車の中や外出先にも持っていきやすいのも魅力! 私はよく宿泊先のホテルで音楽を聴く際に使っています! もちろんおうち使いにも、場所を取らないのでバッチリです!


いかがでしたでしょうか?

緊急事態宣言も解除されましたが、まだまだ油断出来ない日々が続くと思います。 休日のお家での時間を、好きな音楽を聴きながらゆったり楽しむのもいいですし、好きなオーケストラと一緒に演奏するのもいいですね!

さて、次回からは私の訪れたカフェ、喫茶店と、そこに合う音楽を紹介していこうかと思いますので、どうぞよろしくお願い致します!



※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。