みなさんこんにちは!島村楽器長崎駅前店 弦楽器担当の田沢です。
新しい年になると、何か新しいことを始めたくなったり、昔やっていたことに再度挑戦したくなる方も多いのではないでしょうか?
楽器もそのうちの一つだと思います!
今回は、これから弦楽器を始める人も、久しぶりにケースを開ける人にも是非持っていてほしいアイテム『ペグコンポジション』と『ペグドープ』をご紹介致します!
ペグコンポジションとペグドープって何?
メーカー | 商品名 | 販売価格 |
---|---|---|
Hill | ペグコンポジション | ¥1,800(税抜) |
ゲッツ | ペグドープ | ¥1,500(税抜) |
ペグはスムーズに動いて細かい音程の調整ができ、かつ止まってほしいところで止まるのが理想です。
しかし、ペグは想像以上に湿度によって状態変化します。
糸巻きがカクカクとスムーズに回らない!止まってほしいのになかなか止まらない!とお困りの方も多いのではないでしょうか。
そんな時に力を発揮するのが、ペグコンポジションとペグドープです。!
簡単に言うと、糸巻きの滑り具合を整える潤滑剤のようなものになります。
ペグコンポジションとペグドープは動きの悪いペグだけでなく、滑り止めの効果もあるためペグが止まらなくて困っている。という方にもオススメの商品です。
※この二つを使っても改善されない時は、リペアマンに調整してもらう必要がありますので、いつでもお申し付け下さい。
伝わりにくいかもしれませんが、ヒル社のペグコンポジションはクレヨンのような質感で塗りやすく、ゲッツ社のペグドープ硬い石鹸のような質感で楽器についても汚れにくいのが特徴です。
どうやって使うの?
※作業を行う前の注意
ペグコンポジションなどを塗る際は一度ペグを抜かなければなりませんので、弦交換の際についでに行う事をお勧めします。
駒や魂柱を倒してしまわないよう、必ず1弦毎に弦を緩めて行ってください!
まずは、弦を一本だけ緩めてペグを外すと、矢印のように摩擦によってピカピカ光ってい部分があると思います。
そこが、糸巻きとペグボックスと擦れ合ている部分です。
次に、ペグの光っている部分に、調整剤をつけます。
ドープは塗ってもつきにくいので、チョンチョンと軽く叩くようにつけるのがポイントです!
ペグをペグ穴に差し込み伸ばすようなイメージで馴染ませて下さい。
1回で滑らかに動かないようであれば、スムーズに動くまでこの作業を繰り返して下さい。
画像だけでは分からない!という方は、島村楽器専属弦楽器マイスター 茂木 顕(もてき けん)が動画で分かりやすく説明しておりますので、是非下記の動画をチェックしてみて下さい!
先ほどもお伝えしましたが、この二つを使って改善されることもありますが、必ずしも調整剤が有効というわけではありません。
穴もしくはペグ自体が歪んでいる場合は、リペアマンに調整してもらう必要があります。
お困りの際は、お気軽に田沢までお申し付け下さい♪
教えて弦楽器!のをもっと見たい方はコチラのページをチェック!
レッスンを受けてみたいな、と思ったら
随時、体験レッスンも受けられます。お申込み・資料請求、お気軽にお申し込みください♪
お問い合わせ管楽器に関する疑問、質問、お手入れ方法など、遠慮なくお問い合わせ下さい!
店舗名 | 島村楽器長崎駅前店 |
---|---|
営業時間 | 平日:11:00~20:00 土日祝:10:00~20:00 |
お電話 | 095-816-0280 |
担当 | 田沢(たざわ) |
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。