こんにちは!ピアノインストラクターの丸山と申します。
「ピアノを演奏する=楽譜も読めないといけない」と思っている方も多いのでは?
確かに、耳コピの場合は楽譜を使わずに演奏しますが、楽譜は音楽をやる方にとって意思疎通のできる大事なツールとなってきます。
ですので楽譜は、読めないより読めた方が絶対に得です。(と、ピアノインストラクター歴12年の私は思います。)
ピアノを始めたい方の不安を少しでも解消できたら…と思い、今回はピアノの楽譜で出てくる音符や記号を解説していきたいと思います!
ピアノの楽譜の全貌はこちら!
①~⑦までわかる範囲でよいので答えてみましょう~!
これからピアノを始める方は、わからなくても気にしないでください。音楽の授業で教わった記号もありますね。経験者の方は復習だと思って答えてみてくださいね♪
それでは、番号順に見ていきましょう。
①ト音記号
ピアノでいうと真ん中のドレミファソラシドを記しやすい記号のため、必ずと言っていいほど出てくる記号です。「ト」は日本語で「ソ」の音を表します。ト(ソ)から書き始める記号なのでト音記号と言います。
②ヘ音記号
こちらは、ト音記号より低い音域を表すために用いられます。ピアノの楽譜の場合は、主に左手で弾くフレーズが書かれています。「ヘ」は日本語で「ファ」の音を指します。ピアノを始めたほとんどの方が「ヘ音記号が苦手!読みにくい!」と苦手意識を持たれます。
※なぜト音記号に統一しないの?
「全部ト音記号だったらもっと読みやすいのに…」と思った方もいるのでは?
実は、全部ト音記号にしたら主に左手で弾く低い音域が逆に読みづらくなってしまうのです…
試しにヘ音記号をト音記号に変換してみましょう。
これは線が多すぎて読みづらいですね…速く正確に読めるようにヘ音記号を使用するわけですね。
続いて音部記号の隣を見ていきます。
③調号(ちょうごう)
ト音記号、ヘ音記号の右横には♭(フラット)が1つついています。この楽譜のフラットの位置は「シ」なので全ての「シ」に♭を付けます。「シ」は特に右手にたくさん出てきていますが全て半音下げて、黒い鍵盤を演奏します。
※♭は半音下げ、♯は半音上げる
♭や♯がたくさん出てくる曲は黒鍵をたくさん弾くということになります。最初は調号が5個も6個も付いている曲は読むのに時間がかかってしまうので0個の曲から始めるのがオススメです。
④拍子
主に「4分の4拍子」、「4分の3拍子」、「8分の6拍子」などがよく出てきます。こちらは分母の数字が「〇分音符」を表し、分子の数字が「1小節に〇個」ということを表します。こちらを確認しておかないと「楽譜通りに読めているはずなのに、いまいちリズムがつかめないな…」ということが起きたりします。
後編もお楽しみに!
今回はここまでになります。いかがでしたでしょうか?大人のための音楽教室「ピアノサロン」ではこのような「ピアノの演奏に役立つ音楽の知識」もお伝えしています。もっと詳しく知りたいという方は体験レッスンもございますのでご予約お待ちしております♪
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