![*ギターの弦の違いって? こんにちは!ミュージックサロン葛西、スタッフの渡部です!]]弦交換の際に店頭で良くいただく質問…それは「[!!弦の違いって何ですか?!!]」です!!]]売り場を見ると1つのメーカーでも色々種類があります。]]]]この中からお好みの弦を選んで交換して…こだわりの弦選びなんてち […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/ms-kasai/wp-content/uploads/sites/93/2021/10/20211001-24f99f74d1bd9e1a53165e460bf19400-1-scaled.jpg)
ギターの弦の違いって?
こんにちは!ミュージックサロン葛西、スタッフの渡部です!
弦交換の際に店頭で良くいただく質問…それは「弦の違いって何ですか?」です!!
売り場を見ると1つのメーカーでも色々種類があります。
この中からお好みの弦を選んで交換して…こだわりの弦選びなんてちょっと憧れますよね!
さて今回は弦選びで困ったときに何を選んだらよいか、初心者にお勧めの弦などなどご紹介いたします!
エレキギター編
まずパッケージの読み取り方を説明致します。
ギター弦の定番、ダダリオ弦のパッケージで解説していきます。
①メーカー名:メーカーのDaddario(ダダリオ)が表記されています。
②シリーズ名:こちらの場合ですとXLシリーズの弦となります。
③型番:商品の記号番号です。
④材質:弦に使われている材質。この弦はニッケル弦になります。またこの他にステンレス弦、コーティング弦がございます。またこの材質による違いについてはこの後詳しく説明致します。
⑤各弦の太さ:1弦から6弦までの各弦の太さになります。インチ表記で細い方(1弦)から0.009インチ~0.042インチとなります。こちらも後程詳しく解説します。
⑥1弦と6弦の太さ:1弦と6弦の太さだけを表記しております、1弦と6弦のみを読み、弦の太さを言い表す事が多いです。読み方は9~42の場合(ゼロキューヨンニー)10~46の場合(イチゼロヨンロク)と呼びます。
⑦弦の形状:こちらに書いてある弦はラウンドワウンド弦、このほかにもフラットワウンド、ハーフラウンド弦があります。
なにやら色々と書いてありますが……大事な所は④材質⑤弦の太さです!
さて、ある程度パッケージの読み方のイメージはつきましたか?
メーカーにより書いてある位置は変わりますが、太さ、材質、形状は必ず書いてあるので焦らずにじっくり見てみてください♪
メーカーによる違い、特徴
HISTORY(ヒストリー)
お手頃価格!なのに品質も申し分ない当店定番の弦です!
4弦から6弦に使用している六角のハイカーボン製芯線は巻線の緩みを軽減し、耐久性を高め巻線には、純度の高いニッケルを採用しております。
弦はやわらかめで弾きやすく、スタンダードな音色が特徴です。
弦交換頻度の高い方にお勧めなコスパの良い弦ですよ♪
D'Addario(ダダリオ)
恐らく世界で最も使っている人が多い弦メーカーです。安定した音程と品質、どんなジャンルにも合う定番の弦ですので、弦の基準を知る為にもダダリオに最初張り替えるのがお勧めです!
悩んだらまずダダリオの弦をお選びいただければ間違いないです♪
Ernie Ball(アーニーボール)
ダダリオに次いで定番のアーニーボールです。
ダダリオに比べ弦が柔らかく比較的簡単に弦を押さえる事が出来るのでダダリオ弦が硬く押さえにくい…と感じる方は一度アーニーボールの弦をお試し下さい!
音は高音が強調された煌びやかな音で、張り替えたばかりのアーニーボールの音は特に素晴らしいです!
デメリットは弦の寿命が短い事ですね…。結構錆びやすかったり、音が変わってきたりします…(他の弦も錆びますし、音は変わりますが比較的寿命が短いです)
こまめに交換する必要が出てくるのですが是非一度はお試しいただきたい弦です♪
Elixir(エリクサー)
圧倒的な寿命な長さが売りの弦です。弦の表面をコーティングする事により、手汗を多くかく方でも錆びにくく新品の音を長く味わう事が出来ます。
またコーティングがされている影響で弦の凹凸が少なく、サラサラした手触りが特徴です。
他の弦よりコーティングされている分お値段は高めですが、弦が錆びやすいと感じる方は一度お試しください
ちなみにわたしもエリクサーの弦を使っていますが、本当にとっても物持ちが良いので頻繁に弦交換するのが面倒…と思っている方にお勧めしてます!弾き心地も良いです!(^^*)
他にもいろいろなメーカーの弦があります!
試してみたい弦などがございましたらお取り寄せもできますので気軽にスタッフにお申し付けください♪
弦の太さについて
弦の太さは非常に重要なポイントです!
弦の太さによって弦の押さえやすさやサウンドに大きな影響があります。
一般的な太さの弦がこちらです。
Super Light(スーパーライトゲージ) 0.009~0.042インチ
細い ↑ 弦の太さ ↓ 太い |
1弦:0.009インチ 2弦:0.011インチ 3弦:0.016インチ 4弦:0.024インチ 5弦:0.032インチ 6弦:0.042インチ |
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定番の弦の太さです。
弦が柔らかく比較的簡単に弦を押さえることが出来ますので、まずこの弦から始めると挫折しにくいと思います。
次に出てくるライトゲージより少し音も細くなりますので、もっと音にハリが欲しい!と思った方は少し太い弦に移行してみましょう!
Regular Light(ライトゲージ) 0.010~0.046インチ
細い ↑ 弦の太さ ↓ 太い |
1弦:0.010インチ 2弦:0.013インチ 3弦:0.017インチ 4弦:0.026インチ 5弦:0.036インチ 6弦:0.046インチ |
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スーパーライトゲージと並んで定番の弦です。
スーパーライトゲージを張っていてもうすこし音にハリが欲しい!という方は是非こちらにしてみてください。
これより、細いエクストラライトゲージや太いヘヴィゲージ等ございますが、まずはライトゲージかスーパーライトゲージに変えてみるのが良いと思います。
特にスーパーライトゲージから始めた方が押さえにくい!というストレスが少ないのでオススメです!
ちなみに弦は細いほど柔らかく、弾きやすいですが弦が切れやすく、太いほど押さえにくく鳴りにくいですが弦が切れにくいです。
音も太い弦の方が迫力のある太くしっかりした音が鳴るのでハードロック、メタルを嗜む方は太めのゲージを好んで選んでいる印象ですね!
弦の材質について
弦の材質は主にニッケル弦・ステンレス弦・コーティング弦の3種類です。
ニッケル弦
加工しやすく、強度が高いという事で世界で最も普及している弦です。
最もポピュラーということもあり、聞きなじみのある、バランスのとれた音です。迷ったらとりあえずニッケル弦を選ぶのがお勧めです!
ステンレス弦
非常に硬い金属で作られており、錆に強く耐久度が高いです。
サウンドは高音域が強調されたギラギラした音になっています。
ニッケル弦やコーティング弦を使用してきて、音に個性を出したい方や、もっと音をシャープにしたいと考えている方へお勧めです!
コーティング弦
弦の表面を被膜で覆うことにより錆びにくくした弦です。
弦の表面を被膜で覆っている為、ツルツルとした独特の手触りとなっています。(人によってはぬるぬるしているともいわれます)
被膜で覆うコストがかかるため、ノンコーティングの弦と比べると割高です。
ただ、体質的に手汗が多く弦が錆びてしまう方はコーティング弦に変えてから弦の寿命が圧倒的に伸びた方も多いのでお勧めです!
交換頻度が少なくても大丈夫なので弦交換をこまめにしなくても良い方法を探している方にはイチオシです!
アコースティックギター編
パッケージの読み取り方を説明致します。
こちらも定番のダダリオ弦のパッケージで解説していきます。
①メーカー名:メーカーのDaddario(ダダリオ)が表記されています。
②型番:商品の記号番号です。
③材質:弦に使われている材質。この弦はフォスファーブロンズ弦になります。材質について後程詳しくご説明致します。
④1弦と6弦の太さ:1弦と6弦の太さだけを表記しております。太さについて後程詳しくご説明致します。
アコースティックギターの弦も色々と書いてありますが、大事な所は同じく③材質④弦の太さです!
エレキギター同様にメーカーにより書いてある位置は変わりますが、太さ、材質、形状は必ず書いてあるので焦らずにじっくり見てみてくださいね♪
メーカーによる違い、特徴
HISTORY(ヒストリー)
初心者にも玄人にもお勧めなコスパの良い弦です!なんとハイクオリティが1,000円以下…!
1,2弦には巻き癖のつきにくいストレート弦を採用しており、3弦から6弦に使用している六角の芯線は巻線の緩みを軽減することにより高耐久を実現してお値段も魅力的!
巻線には、生音を忠実に表現することで愛用者の多いブロンズを採用しております。しかも日本製なので輸送時間が少ない分、錆びやすいブロンズ弦でも安心ですね!
D'Addario(ダダリオ)
エレキギター同様、恐らく世界で最も使っている人が多い弦メーカーです。
弦を専門的に生産しており高い品質と安定した音質が人気です。
アコースティックギターの弦も悩んだらまずはダダリオの弦をお選びいただければ間違いないです!
Martin(マーチン)
言わずと知れたアコースティックギターのトップブランドで弦も定番です!
平均的な落ち着いた音が特徴で安価なので弦交換の頻度が多い方にお勧めです!
ただ、煌びやかな音を求めている方には少し物足りないかもしれません…。
オーソドックスなものをお探しでしたら、まずはマーチンの弦をお試しください!
Elixir(エリクサー)
エレキギター同様、圧倒的な寿命な長さが売りの弦です。
弦の表面をコーティングする事により、手汗を多く方でも錆びにくく新品の音を長く味わう事が出来ます。
またコーティングがされている影響で弦の凹凸が少なく、サラサラした手触りが特徴です。他の弦よりコーティングされている分お値段は高めですが、弦が錆びやすいなと感じる方は一度お試しください♪
手汗をかきやすいお子様にもお勧めです!
弦の太さについて
ここでは定番弦メーカーのダダリオのパッケージで説明していきます。
Extra Light Gauge(エクストラライトゲージ)
細い ↑ 弦の太さ ↓ 太い |
1弦:0.010インチ 2弦:0.014インチ 3弦:0.023インチ 4弦:0.030インチ 5弦:0.039インチ 6弦:0.047インチ |
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弦が非常に細く、軽い力で押弦が出来るので通常のギターだと手が痛くなってしまうという方にお勧めです。
弦が細い分ストローク時の迫力が薄れてしまうためシャカシャカしたサウンドになってしまい、少し弦が切れやすいのも特徴です。
Custom light gauge(カスタムライトゲージ)
細い ↑ 弦の太さ ↓ 太い |
1弦:0.011インチ 2弦:0.015インチ 3弦:0.022インチ 4弦:0.032インチ 5弦:0.042インチ 6弦:0.052インチ |
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エクストラライトゲージとライトゲージの中間の太さの弦です。
手が痛くない方が良いが音にも迫力が欲しいという方にお勧めです。
light Gauge(ライトゲージ)
細い ↑ 弦の太さ ↓ 太い |
1弦:0.012インチ 2弦:0.016インチ 3弦:0.024インチ 4弦:0.032インチ 5弦:0.042インチ 6弦:0.053インチ |
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一番定番のゲージの弦です。
まずこの太さの弦に張ってみてから自分に合う弦の太さを探ってみるのが良いですね!
Medium Gauge(ミディアムゲージ)
細い ↑ 弦の太さ ↓ 太い |
1弦:0.013インチ 2弦:0.017インチ 3弦:0.026インチ 4弦:0.035インチ 5弦:0.045インチ 6弦:0.056インチ |
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弦が太く抑えるのに少し力は要りますが、パンチのある太いサウンドを出す事が可能です。
ネックにかかるテンションが高めの為、ネックが細めのギターの場合演奏時以外はチューニングを緩めた方が良い場合があります。
弦の材質について
80/20ブロンズ
ブロンズ弦は、アコギに昔からよく使われている一般的な弦。銅とスズからなる金色の合金で、ブロンズ弦と呼ばれるとおり銅が主成分です。音の傾向はやや落ち着いた音色です。見た目は黄色っぽい色になります。
フォスファーブロンズ弦
ブロンズ弦よりも“リン”の成分が多く含まれている銅色の弦で、ブロンズ弦より音色が煌びやかになります。見た目はブロンズ弦に比べてやや赤みがかっています。通常のブロンズ弦より若干寿命が長いです。
お好みの弦を見つけたら…
試してみたい弦や弦交換の際に使ってみたい弦は見つかりましたか?
ミュージックサロン葛西では弦交換やギターのお手入れのサービスもございます!
弦交換を学びたいお客様にはレクチャーも致しますので気軽にお申し付けくださいね♪
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