第1回　音楽の父バッハ

秋らしい空気を感じるようになりましたね。こんにちは。ピアノインストラクター関です。
秋と言えば読書の秋、食欲の秋と様々ありますがやはり芸術の秋！
ということで音楽の知識を深められるような作曲家のちょっとした豆知識をご紹介していきます!

◆ヨハン・セバスチャン・バッハ

バッハは1685年ドイツに生まれた作曲家です。
バッハは生涯1000曲に及ぶ曲を作曲し「音楽の父」と呼ばれています。
現在バッハと言えば偉大な大作曲家というイメージですが、当時は優れたオルガン奏者として有名で、
各地で新しいオルガンが制作されるたびにバッハが試奏に招かれました。
オルガン奏者として有名ではありましたが晩年には分かりやすい音楽が好まれるようになり、
バッハが亡くなった後はほとんど忘れ去られた存在となってしまいます。
しかしその後のロマン派を代表するメンデルスゾーンやシューマンによって
バッハの傑作が上演され認知されるようになります。
その後もバッハの曲が見直され研究されることで
今の私たちの知る大音楽家バッハへと繋がっていきます。

実はバッハはこんな人だった？！

バッハの髪はカツラだった！

中世ヨーロッパではカツラをかぶることが正装とされていました。
とくにカールのかかったカツラは当時大流行していました。
音楽家として高貴な場所に出向くことの多かったバッハはカツラを被ることを必要とされていたんですね。

バッハは子だくさん！

バッハには2人の奥さんがいましたが、最初の奥さんとの間に7人、
2度目の結婚によって13人の子供に恵まれました。
しかしその半数は幼くして亡くなってしまい長生きできたのは9人だとされています。
その中でも2人の息子はバッハと同じくらい音楽の道で成功し作曲家、チェンバロ奏者として活躍しました。

コーヒーが大好き！

1日に数十杯飲むほどコーヒーが大好きだったと知られています。
教会に限らずコーヒーハウスでも演奏していたという逸話もあります。また「コーヒー・カンタータ」という短いオペラも作曲しています。相当なコーヒー愛好家だったことがわかりますね！

～曲紹介～「G線上のアリア」

バッハの代表的な曲のひとつとしてこの曲があげられます。
曲名もよく耳にしますが、この「G線上」の意味をみなさんご存知でしょうか？
G線とはヴァイオリンの4本の弦のうちの最低音の弦のことを指します。
このG線のみを使って演奏できることから「G線上のアリア」と呼ばれています。
もとはニ長調の曲ですがハ長調で演奏することでG線のみでも演奏が可能になります。
今回はこの「G線上のアリア」をピアノで演奏してみました！

ピアノインストラクター関から

作曲家の人生や曲の作られた背景を知ることは演奏する時にとても大切なことです！
そんな豆知識も加えながらレッスン致します！
みなさんもこの機会に芸術にふれて、新しいこと始めてみませんか？
こちらでは予約制の大人のためのピアノレッスンを行っております。
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