【吹奏楽部必見!】金管楽器用マウスピースの選び方・定番商品のご紹介

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2023年11月22日

CONTENTSマウスピースの選び方マウスピースの部位と役割マウスピースの材質表面の仕上げについてトランペット奏者に人気のマウスピーストロンボーン・ユーフォニアム奏者に人気のマウスピース最後に・・・お問い合わせ先マウスピースの選び方 金管楽器のマウスピースの選び方はずばり! ①唇の厚さ、歯並びにピッ […]

マウスピースの選び方

金管楽器のマウスピースの選び方はずばり!

①唇の厚さ、歯並びにピッタリあったものを選ぶ
(唇に当てた時に違和感がなく、全音域ムラなく音が出るもの。吹いていて疲れないことが重要)


②楽器に取り付けて吹いてみる
(楽器にはめてみてマウスピースのグラつきがないか(ピッチに影響してきます)、長く吹いていて疲れないかが重要です。楽譜を持って来るなどし、ある程度長い時間吹いてみることをお勧めします)

これらが非常に重要です。
友達が使っているから、有名な演奏可が使用しているから、といった理由で選ぶのは危険です。
実際に楽器に取り付けてみて、最も吹きやすいものを選びましょう!

楽器屋さんに行く時はぜひご自身の楽器をお持ちください。
学校の備品を使っているという方は、先生に相談してみたら持ち出しOKと言われるケースが多いようですよ。
後悔しないためにも、勇気を出して先生に聞いてみましょう!

マウスピースの部位と役割

リム

唇に直接当たる部分のことです。
リムが厚いと唇を支える面積が広くなるため、長時間の演奏や高音域の演奏は楽になり、薄いと柔軟性、コントロールの幅が増します。

リム内径

マウスピースの内側の直径のことです。

リム内径が小さいもの

高音域が出しやすく、バテにくい傾向があります。ただし、コントロールが難しく、音量は小さくなりがち。
高音域が多いパートを吹く方にオススメ。

リム内径が大きいもの

低音域が出しやすく、大音量で演奏できます。コントロールもしやすいが、息をたくさん使わなければいけないのでバテやすくなる傾向があります。低音域が多いパートを吹く方にオススメ。

カップ

リムの下の、お椀状になっている部分のことです。

カップの浅いもの

音量は小さくなりがちですが、高音域が出しやすくなります。

カップの深いもの

低音域が出しやすくなり、音量も大きくなります。

カップの形状
カップの形状も様々で、Uカップ、Vカップ、ダブルカップといった種類があります。
Uカップは高音域が楽になり、Vカップは低音が出しやすくなります。

スロート

マウスピース内径で一番細い部分です。
細く長いスロートは抵抗が強くスピード感があり、高音域の演奏が容易になります。また、明るい音色になります。
太く短いスロートは、暗めの音色で大音量が得られますが、抵抗が少なく疲れやすくなる傾向があります。

マウスピースの材質

マウスピースは、真鍮(しんちゅう)という素材でできています。
銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金のことを指し、別名:黄銅(こうどう、おうどう)とも呼ばれますが、楽器としては真鍮と呼ばれることが一般的です。 最も身近な物として5円玉があります。この真鍮という材料が金管用マウスピースとして一般的に用いられています。

表面の仕上げについて

よく「銀メッキ」とか「金メッキ」という単語を聞いたことがあると思いますが、真鍮で仕上げたマウスピースに表面の塗装をすることを「メッキ」と言います。真鍮そのままだと腐食しやすかったり唇が荒れてしまたり・・・ということがありますので、真鍮材をマウスピースの形に加工をさせた後、塗装材を噴きかけてマウスピース表面に塗装を施し、磨き上げていきます。メッキの種類は主に下記の3種類です。

銀メッキ仕上げ

一般的に広く使用されているのがこの銀メッキ仕上げです。
マウスピースには基本的に最初から銀メッキが掛けられています。
芯のある落ち着いた音色が特徴です。

金メッキ仕上げ

銀メッキ仕上げに比べ、口当たりが滑らかで、発音がはっきりします。また、リップスラーもかけやすくなります。
見た目も豪華で、明るい音色になります。

ピンクゴールド仕上げ


金メッキに銅を混ぜることで綺麗なピンク色になります。
金メッキと比較すると、音色が柔らかくなる、倍音が豊かになる等の特徴があります。
柔らかい音色をお求めの方にオススメの加工です。

トランペット奏者に人気のマウスピース

Bach(バック):5C

メーカーBach
型名5C
特徴★初めの1本として選ばれる方が多いモデル。
低音~高音域までバランス良く出せます。唇が丈夫で、角張った輪郭を好まない方にオススメ。生き生きとした豊かな音色。Bachのマウスピースで迷ったらこれ!
金額(税込)¥10,450
※11月現在

Bach:7C

メーカーBach
型名7C
特徴世界で最もよく使用されているモデルです。輝かしい音で、学生からプロ奏者まで支持されています。リム内径がやや小さめで高音域が出やすいです。
金額(税込)¥10,450
※11月現在

Bach:3C

メーカーBach
型名3C
特徴大きめのカップで、オールラウンドに使えます。華やかで明るい音色。パワーがあり、音が遠くまでよく飛びます。リム内径がやや大きめで低音域が出やすいです。
金額(税込)¥10,450
※11月現在

YAMAHA:TR-11C4

メーカーYAMAHA
型名TR-11C4
特徴以前ヤマハのスタンドードシリーズに付属していたマウスピースです。学校の備品で見かけるかもしれません。音も出しやすく、オールラウンドに使えます。
金額(税込)¥6,380
※11月現在

トロンボーン・ユーフォニアム奏者に人気のマウスピース

トロンボーンとユーフォニアムは同じマウスピースが使用できます。
「太管」と「細管」がありますので、ご自分の楽器が太管なのか細管なのか予め調べてから購入しましょう(マウスパイプ(マウスピースを楽器に取り付ける部分)の径が異なるため、せっかく買ったのにピッタリ合わないので買い直し、という悲しいことになります)。
主に小学校で使用される楽器は「細管」、中学・高校で使用される楽器は「太管」のことが多いです。

YAMAHA:SL-48

メーカーYAMAHA
型名SL-48S(細管)、SL-48L(太管)
特徴ヤマハの楽器に付属しているマウスピース。バランスよくオールマイティに活躍。音も出しやすく、小学校の備品でよく使われています。
金額(税込)¥8,580(太管用・細管用)
※11月現在

Bach:5G

メーカーBach
型名5G
特徴豊かな音量で、イントネーションに優れ、高い音から低い音まで反応が良く、響きが豊かで全音域にわたって音の粒が揃います。
金額(税込)¥13,750(太管用)、¥13,640(細管用)
※11月現在

Bach:6.1/2AL/TB

メーカーBach
型名6.1/2AL/TB
特徴大きめのカップで、オールラウンドに使えるのが特長です。柔らかく、丸みのある音色が特徴です。
金額(税込)¥13,750(太管用)、¥13,640(細管用)
※11月現在

最後に・・・

いかがでしたか?今回ご紹介した商品は実際に店頭で試奏できますので、遠慮なくお申し付けください。
何かご不明点がございましたら、お気軽にスタッフまでお尋ねくださいね。

お問い合わせ先

店舗名エミフルMASAKI店
店舗住所愛媛県伊予郡松前町筒井850 エミフルMASAKI 別館1階
電話番号089-961-8890

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