![*管楽器担当者直伝!幕張店が管楽器マウスピース選びをお手伝いいたします! ***マウスピース・リガチャー・リードの3つはぜひ自分に合ったものを選びましょう♪ 実はマウスピース・リガチャ―・リードといった口元に近い部分は吹奏感(吹き心地)に大きく影響します。 学校の備品をお使いの方や学校の備品と同じも […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/makuhari/wp-content/uploads/sites/158/2018/02/20191101-e872c6cd367b6ae718091f493387e75f.jpg)
管楽器担当者直伝!幕張店が管楽器マウスピース選びをお手伝いいたします!
マウスピース・リガチャー・リードの3つはぜひ自分に合ったものを選びましょう♪
実はマウスピース・リガチャ―・リードといった口元に近い部分は吹奏感(吹き心地)に大きく影響します。
学校の備品をお使いの方や学校の備品と同じものを既に買った、という方もいらっしゃると思いますが侮るなかれ!マウスピースが変わるとがらりと印象が変わります。
『最近の音程が合わない』『イメージした音色が出ない』『最近いいリードが見つからない』『かすれぎみの音が出る』『強弱の幅がもっと欲しい』など気になる悩みももしかするとマウスピースとリガチャーに原因があるかもしれません。練習した成果がきちんと上達に繋がる為にも、自分にあった専用の物をご用意する事をおすすめしています。
幕張店管楽器スタッフのご紹介
管楽器テクニカルアドバイザー
斉賀 あずみ(さいが あずみ)
中高の吹奏楽部ではクラリネットを担当。社内 管楽器シニアアドバイザー取得
お客様に笑顔になって頂けるよう、明るく元気に頑張ります!
吹奏楽部に所属している方、社会人になって楽団や趣味で活動されている方。初めて楽器やってみたいけどどうしたら…な方もぜひお力になれたらと思います。
ご購入を考える際のご相談から、ご購入後のアフターフォロー(状態のご相談など)も責任をもってやらせて頂きます。
お気軽にお問合せくださいませ!
「管楽器テクニカルアドバイザー」についてはこちらから
このページの目次/index
マウスピース
リガチャー
マウスピースの選び方
初心者の方がマウスピースを選ぶときはマウスピースとリードの間にできる『オープニング』という隙間に注目します。一般的にオープニングが狭いと少ない息でも音が出しやすく・明るい響きになります。逆に広くなると息の量がより必要となる分、豊かで丸みのあるパワフルな響きになります。吹く方によって印象ががらりと変わるため購入する際は試奏してから決めるのがおすすめ!
マウスピースの材質
一般的には2種類。サックスはエボナイトが定番樹脂もあります。
エボナイトの特徴
エボナイトの原料は天然の生ゴム。それに硫黄を加えて練り上げ、釜で焼き上げるという昔ながらの方法で製造されています。プラスチック製に比べると、減りが少ないため持ちがよく音質に柔らかさや艶が出ます。メーカーによって混ぜ合わせる比率が異なります。
フェノール樹脂
(プラスチック製)
成形や加工に優れた合成樹脂製のマウスピース。軽量で硬度が高いため、サウンドも軽やかで硬めの音になります。吹きやすく初心者向けです。量産に向いた材質なので、低コストで供給され、楽器の付属品として用いられることが多いです。
金属(メタル)製
真鍮、アルミ合金、ステンレス製などがあります。音色は硬めでパワーが欲しい方にお勧めです。ロックやフージョン系の音楽と相性がよく、アンプを通す演奏や、バンドのホーンセクションを組むような方に好まれています。吹奏感や音色については素材の金属以外にも、表面のメッキの種類によっても変わります。
マウスピースは材質だけじゃない?
- 落ち着いた音色なら→エボナイト
- 明るい音色なら→メタル
となりそうですが、実はエボナイト製でもジャズ系のモデルもあります。また、メタル製のマウスピースでも暖かみのある音色を出せるマウスピースもあります。他の要素との組み合わせでマウスピースの特徴が大きく変化します。
マウスピースの名部名称
(参考)マウスピース選びの際の目安となります
ティップオープニング(リードとマウスピースの隙間の幅)
リードの先端からマウスピースの先端までの隙間の幅を指します。
- 狭い・・・息が楽で明るめの響き
- 広い・・・豊かでパワフルな響き
フェイシング(リードとマウスピースが接するまでの距離)
リードの先端からマウスピースとリードが接する点までの長さを指します。
- 短い・・・コントロールしやすくクリアな音
- 長い・・・豊かで丸みのある音
チェンバー
最初に音が共鳴するマウスピース内部の空間を指します。
- 容積が大きい・・・しっかりとしたダークな音
- 容積が小さい・・・華やかで輝かしい音
バッフル
マウスピースの厚みのことを指します。
- 厚い・・・太く力強い音
- 薄い・・・軽くレスポンスが良い
ウィンドウ
リードの窓の部分のことを指します。
- 大きい・・・息の抜けが良い
- 小さい・・・音質がまとまりやすい
担当者厳選のおすすめマウスピース・リガチャーをご紹介いたします!
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木管楽器(マウスピース編)
クラリネットマウスピース
Vandoren(バンドレン)
1905年からバンドーレン家はマウスピースとリードを作っています。その長い歴史において、最高品質の製品を作る為の徹底した管理と検査、そして技術開発にむける意欲は、一時たりとも失われたことはありません。木管楽器アクセサリーの最高峰として君臨しています。
Vandoren 5RVライヤー
■吹奏楽の「THE定番」モデルで息が入りやすく最初の1本に最適です
■豊かで丸みのある音色が魅力
■楽器の付属で使っているマウスピースからの買い替えにおすすめ!
Vandoren B40
■吹奏楽やオーケストラのクラシックジャンルにぴったり
■芯のある太い音色が特徴的
■5RV系統が物足りない、違うマウスピースを試してみたい、ときはぜひお試しを!
Vandoren M30
■室内楽などクラシックジャンル向きのマウスピース
■豊かさを兼ね備えつつ芯のある音色
■5RVとB40の中間に位置するサイズなので両者のいいとこどり
サックスマウスピース
サックス全般おすすめ!
セルマー
フランスで最初の総合管楽器メーカーとしてセルマー家が脈々と受け継ぐフランスの企業です。ヘンリー(アンリ)・セルマー氏によってパリに最初の工房が開設されて以来130年以上の実績があります。プロフェッショナル用サクソフォンの世界的な先駆として世界が認めるブランドネーム。サクソフォン・クラリネット・マウスピースの3つのカテゴリーを幅広く生産し、その80%は全世界へ輸出されています
H.Selmer S90/180
■吹奏楽の定番モデル。当店人気NO.1!
■吹奏楽からポップスまでオールラウンダー
■セルマーサックスに標準セットされているマウスピースです
H.Selmer S90/170
■S90/180と共に吹奏楽で人気のモデル
■オープニング(リードとマウスピースの開き)が狭めのため軽い吹奏感
■初心者でも息が入れやすく、おすすめです
アルトサックスにおすすめ!
H.Selmer S80/C*
■世界的標準モデルで愛用者多数
■低音から高音までスムーズに息が入りやすく初心者におすすめ
■音量などのコントロールもしやすいモデルです
H.Selmer Concept
■伝統的なサウンドと最新の技術を組み合わせた最新モデル
■内径をS80・S90シリーズとは異なるラウンド(丸い)形状が特徴
■明るい音色で息も入れやすく、吹奏楽にもおすすめ
ソプラノサックスにおすすめ!
Yanagisawa 5SS(メタル)
■ラバーから初めてメタルマウスピースを使う方におすすめ
■作りの精工さに定評のあるヤナギサワブランド
テナーサックスにおすすめ!
OTTOLINK 7GP
■メタルマウスピースでは有名・定番な「オットーリンク」!
■サブトーンからパワフルで太いサウンドまであらゆるジャズサウンドに対応
バリトンサックスにおすすめ!
Selmer S80D
■吹奏楽に人気のS80シリーズ
■オープニング(リードとマウスピースの開き)が大きめで豊かな奥行のある音色
マウスピースにも寿命があります。
使っているうちに徐々に摩耗し、先端や内部のエッジ部分が丸くなっていきます。特に先端部分はリードが常に高速で打ちつけられている状態なので摩耗が進みやすく、細かい傷もできていきます。音の輪郭がぼやけたり、雑音が入るようになったり、音程が不安定になってきたら買い替えのタイミングです。趣味や部活で吹いている方でしたら2〜3年に1回くらいを目安に買い替えをおすすめしています。
マウスピースパッチを使おう!
マウスピースをくわえるとき、上の歯はマウスピースをかむように直接当てて固定します。上の歯がマウスピース上で滑ってしまったり、上手く固定できなかったりする場合はマウスピースパッチを使いましょう。パッチは厚さによって吹き心地が変化するのでいくつか試してみましょう。あまり先端に近い所に貼るとリードの振動に影響する場合があるので気を付けるポイントになります。
そもそもリガチャーとは何か?
マウスピースにリードをとりつけるための部品です。リードの振動をマウスピースに伝える重要なパーツ。リガチャーはマウスピースに比べると軽視されがちですが、音色やタンギングへの影響がとても大きい部分なのでしっかり選んでいきましょう。
リガチャーの選び方
素材は様々ですが、個人差があるので吹き易さと音色で決めます。
- まず使い慣れたリガチャーで吹いてみる。
- 新しいリガチャーで、最初に音の均等性を確かめる。
(→各音域を無理なく出せるか、pppからfffまで、低音・中音・高音での音質はどうか) - 全音域タンキングしやすいか
リガチャーの素材
金属
→サックスのリガチャーで初心者向きなのは、金属製のリガチャー。金属製は、リードの振動が伝わりやすいために吹きやすく、立ち上がりの明るい音が出ます。音が出やすい反面、キンキンと耳に響くような音色になりやすいという特徴があります。色々な仕上げのものがあります。
革製
→柔らかな音質が出しやすいのが、革製のリガチャー。
金属製の物よりもリードの振動が伝わりにくいので、まとまりのある音色を出すことができます。しかし、初心者や、アンブシュアが安定していないような人が使うと、音の立ち上がりが悪く感じたり、音が広がってコントロールしにくいことがあります。柔らかでまろやかな音が出る革製リガチャーですが、金属性に比べると、音が遠くに飛びにくいので吹奏楽で使用する場合には金属製のものがおすすめです。
リガチャーの仕上げ
吹奏楽やクラッシックでよく使われるリガチャーは、金メッキ(GP)かピンクゴールドメッキ(PGP)のものが多いですね。
以下は参考程度にどうぞ。
仕上げ | 特徴 |
---|---|
NPニッケル | 安価なものが多く、奥行き感が少なく音がまとまりやすいので初心者向け |
GLゴールドラッカー仕上げ | 響きが少ないがメッキに比べ鳴りやすく音抜けがよくシャープな音 |
SP銀メッキ仕上げ | 柔らかい音色でよく響く |
GP金メッキ仕上げ | ボリュームが出やすくラッカーに比べ音色が深くてよく響く |
PGPピンクゴールドメッキ仕上げ | ほど良い明るさと柔らかさを兼ね備えた音色。銅が含まれているためにGPよりはやや柔らかめ |
SGPサテンゴールド | ほど良い抵抗感で、重厚感のある音色。 |
総銀製 | 銀特有の艶やかで柔らかく力強い音色。 |
正締めと逆締め
ネジの位置が奏者向きだと正締め・反対だと逆締めタイプになります。
正締め | リード側にウェイトがかかりますので全体的に音の重心が低くなり安定感が増します。 また、締め具合で変化しやすくなる傾向です。 |
---|---|
逆締め | リードと反対側にネジのあるタイプ。マウスピースの上部にウェイトがかかり、 リードに当たるレールが常に一定ですが、 中音域より上の倍音が乗りやすく反応も良くなる傾向です。 |
木管楽器(リガチャー編)
当店人気ラインナップ
ハリソン GP
■繊細な音色が魅力的な逆締めタイプのリガチャー
■ゴールドプレート仕様で華やかでホールでも遠くまで響かせます
ボナード PGP
■最近人気沸騰中のピンクゴールドプレート!音も見た目も一目ぼれ
■ゴールドに比べて華やかながらしっとり深みのある音色が素敵です
Vandoren オプティマム
■Vマークがトレードマーク!ダブル・トラックねじ機構のため左右均一にリードを押さえられます
■取り替え可能な圧力プレートが3種類でジャンルに対応
WoodStone GP
■人気のハンドメイドリガチャー!職人の技が光る逸品
■音量ボリュームとレスポンスの良さが魅力
クラリネットにおすすめ!
WoodStone KODAMAⅡ
■「木霊(こだま)」という名の通り、リードが当たる部分にグラナディラ(クラリネット等に使用される木材)を使用
■本革ならではの柔らかさとグラナディラのレスポンスの良さが掛け合わさり試す価値ありです!
サックスにおすすめ!
BG トラディション GL
■指名買い率NO.1!専用キャップが付属しています
■ストレートで素直な音色が特長的
H.Selmer GL
■コストパフォーマンスNO.1!セルマーマウスピースと合わせる方が多いです
■1本締め・逆締めタイプで素直な音色
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