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Rolandが、本物のフルートの演奏感とデジタル技術を高いレベルで融合させた、まったく新しいデジタル管楽器「Aerophone Brisa 」を発売します。
Aerophone Brisa
これまでのAerophoneシリーズが示した未来的なフォルムとは一線を画し、「Aerophone Brisa」は「電子フルート」と呼ぶにふさわしい、横笛スタイルのリアルな演奏体験を追求したスピーカー内蔵のフルート型デジタル管楽器です。

そのデザインは、単に外観を似せるだけでなく、キーの形状や押し心地、そして楽器を構えた時の自然な感覚に至るまで、本物のフルートの演奏感を細部にわたり追求。新開発の音源エンジンが奏者の繊細な息遣いを表現し、フルートのような感覚でありつつも新たな吹奏楽器として演奏することができます。こだわりの内蔵音色に加え、MIDIコントローラーとしての高い性能も備えており、「Brisa」が意味する「そよ風」のように、新しい表現を求めるすべてのプレイヤーにとって、軽やかに多彩な楽器の演奏を楽しめる一台となります。

アコースティックの演奏感を追求した、洗練されたデザイン
Aerophone Brisaの大きな特徴は、生楽器を徹底して追求された自然さです。指が自然にフィットするキーのレイアウト、本物のフルート(一般的に400g~500g)に近い重量設計で、楽器を構えた際に感じられる重量バランスなど、フルート経験者にとって馴染みやすい設計となっています。実際のフルートに近いキー形状とタッチへのこだわりは、奏者がテクニカルな演奏に集中しやすくなるための配慮と言えるでしょう。

革新的な「デュアル・ブレスセンサー」は、息の入れ方による自然なオクターブチェンジといった、生楽器特有の奏法をサポートします。これらの要素が組み合わさることで、デジタル楽器でありながら、生楽器を演奏しているかのような直感的なコントロールを可能にしています。
管楽器初心者はもちろん、他の楽器奏者が持ち替えた際も、すぐに演奏に馴染めるよう複数の運指モードが用意されています。リコーダー等の運指を元にした「ブリサ・モード」は初心者にも優しく、その他にも「トランペット・モード」など、多様な演奏スタイルに対応します。マウスピースに息を吹き込むだけで発音する手軽さに加え、高感度で微調整が可能なブレスセンサーが、生楽器特有の息づかいによる微妙な音量や音色の変化を忠実に捉えます。

新音源が生み出すリアルで多彩なサウンド
卓越した演奏感を表現力豊かなサウンドへと繋げるのが、管楽器の音色のためだけに新開発された「SuperNATURAL Winds」です。このサウンドエンジンは、ブレスコントロールによって微細な音色の揺らぎやアタックのニュアンスを繊細に捉え、生命感あふれるサウンドへと変換します。
本体には、コンサートフルート、ピッコロといった様々なフルート音色はもちろん、サックス、クラリネットなどのオーケストラ楽器、さらには尺八やパンフルート等の民族楽器、シンセサイザー、ドラムサウンドまで、合計100種類の多彩な音色が内蔵されています。
これだけでも幅広い音楽ジャンルに対応可能ですが、さらに専用アプリを通じてRoland Cloudにアクセスすることで、14種類の追加音色を入手することも可能です。ビブラート等エフェクト機能や、本体の動きで音色に変化を加えるモーション・センサーも搭載しており、従来の演奏スタイルを崩すことなく、表現の幅を大きく広げることができます。

あらゆる音楽シーンに対応する高い接続性と拡張性
Aerophone Brisaは、音楽制作環境に不可欠な高い接続性と拡張性を備えています。Bluetooth MIDI機能に対応しているため、ケーブルレスでiOS/Android対応の専用アプリやワイヤレスペダル、サウンドアプリと連携させることが可能です。専用アプリを使えば、スマートフォンやタブレットの大画面で音色の選択や本体の細かな設定、お気に入り音色の登録(最大60音色)などを直感的に行えます。

また、USB Type-C端子を装備しており、コンピューターと有線接続することでMIDIコントローラーとしてDAWやシーケンサー、外部音源モジュールをコントロールできるほか、本体の音をデジタル信号のままDAWにレコーディングすることも可能です。自宅での練習に便利なヘッドホン端子(LINE出力と兼用)はもちろん、PAシステムに接続してライブパフォーマンスを行うこともできます。

本体には奏者の耳に近い位置にスピーカーが配置されており、外部機器に接続しなくても本体だけで音のモニタリングや静かな場所での演奏が可能です。電源には充電式リチウムイオンバッテリーを採用し、場所を選ばずに演奏を楽しめます。

発売日
2025年11月 予定
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