![*初めに こんにちは。]]島村楽器ららぽーと横浜店アコースティックギター担当の山崎です。]]新型コロナウイルスの登場により、自宅にいる事が多くなった2020年。]]「おうち時間」を楽しむための趣味として、アコースティックギターやウクレレを始める人が増え、島村楽器ららぽーと横浜店でも沢山のお客様に初め […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/l-yokohama/wp-content/uploads/sites/111/2021/02/20210208-mt0045877.jpg)
初めに
こんにちは。
島村楽器ららぽーと横浜店アコースティックギター担当の山崎です。
新型コロナウイルスの登場により、自宅にいる事が多くなった2020年。
「おうち時間」を楽しむための趣味として、アコースティックギターやウクレレを始める人が増え、島村楽器ららぽーと横浜店でも沢山のお客様に初めてのアコースティックギターを手に取って頂きました。
新年を迎え2021年となった今でも、アコースティックギターを始めてみたいという方が非常に多いかと思います。
しかし、同時に多くのお客様から「初めてのアコースティックギターは何を選んだら良いのか」、「どう選んだらよいのか」といった声も多く頂きました。
確かに、初めてアコースティックギターを選ぶとなると、どうしたらよいのか分からないですよね。
そんな皆様の為に、楽器屋の店員さん的「初めてのアコースティックギターの選び方」をお伝えしようかと思います!
初めてのアコースティックギターの選び方を調べると、沢山の意見が散見され、逆に悩んでしまうようなところがあるかと思いますので、「結局どうしたら良いんだ!?」と頭を抱えている方がいらっしゃいましたら、一つの道しるべとして頂ければ幸いです。
それでは、行ってみましょう!
アコースティックギターを選ぶときのポイント
アコースティックギターを選ぶ際、どのように選んでよいか分からないという方は是非次の3つのポイントから考えてみましょう。
ポイント①「見た目が好きか?」
自宅に置いて置いた時、手に取って弾きたくなるかどうか、というのが初めてのギターでは実は結構大切です。
というのも、アコースティックギターは基本的に「練習を強制してくれる人」がいません!
教室に通っている方もいらっしゃるので、一概には言えませんが、文化的に「練習しなさい!」と言われて弾く楽器ではなく、なんとなく手に取って演奏する、という側面が非常に強い楽器です。
なので是非家にあったら手に取りたくなるようなルックスのギターを選ぶ事が非常に大事です。
ではギターを色々見てみて、好みのギターがいくつか見つかったら次に何を見たら良いかというと
ポイント②「弾き易いギターか?」
実はアコースティックギター、人それぞれに相性があります。
というのも、アコースティックギターはそれぞれ大きさ、形、重さなどが異なってくるため、その人の身長や使い方、左手の指関節の位置などで弾き易いモデル、弾きづらいモデルが出てくる場合があるためです。
特に最初のアコースティックギターで影響してくるのは、「ネック」と呼ばれる、左手で弦を押さえる部分です。
ネックの相性
ネックとの相性を確かめるには、実際に実物を持ってみる事が一番です。
ネック自体にもモデルにより様々な太さ、形の物があります。そのため、人の手の形や大きさ、握力などによって相性が出てしまうわけです。
特に、アコースティックギターを始めて一番最初に苦戦するであろうコード「F」などは、相性の良いネックかどうかでハードルがかなり変わります。
ネックとの相性を確かめるためには、ギターを弾いたことが無くてもまずは持ってみて、握ってみる。そして店員さんに簡単なコードを聞いて、そのコードを押さえてみましょう。
自分は薄めのネックが好きなのか、太い方が弾きやすいのか、そうすればわかるはずです。
手が小さいからミニギターじゃなきゃダメ?
良くお客様から相談を受けるのが、「手が小さいとミニギターじゃなきゃダメですか?」というご相談です。
実際のところそうでもないです!
普通のサイズの物でも、ネックが薄めのモデルがございます。
また、ミニギターより普通のサイズの物の方が出ているモデルの数も多い為、意外と普通サイズから探して弾きやすいモデルが見つかる事も多々あるのです。
そういった点も含めて、是非店頭で実際に持ってみて下さい。
見た目、弾きやすさ、そして最後のポイントは
ポイント③「音が好きか?」
そのギターの音が良いかどうか、ではなく、自分で音を出した時、店員さんに少し弾いてもらった時、なんとなくでも「この音が好きだな~」と思えるのであればそれは是非参考にしてあげましょう。
アコースティックギターは弾いているうちに音の好みが形成されていくものですので、一番最初の時点で「音の良いギターを選ぼう!」と身構えてしまうと、最終的に何が何だか分からなくなりがちです。
(これは長年ギターをやっていても、アコースティックギター担当の山﨑も時々なってしまう悲しい現象ではありますが…。)
なので、もし音を聴いて「良いな」と思えるものがあれば参考にしてあげるくらいの気持ちで大丈夫です!
よくある質問「値段はどのくらいの物がオススメ?」
もしご予算が許すのであれば、お勧めはだいたい4万円から上のモデルで探すことをお勧めします。
その周辺の価格帯からJamesやYAMAHAなどのメーカーが出てくるためです。
4万円前後のアコースティックギター
James
- J-300A / J-300D
販売価格 |
¥ 37,400 (税込) |
- J-450A/Ova / J-450D/Ova
販売価格 |
¥56,100(税込) |
YAMAHA
- FG820
販売価格 |
¥¥ 34,595 (税込) |
- LL6/LS6
販売価格 |
¥56,100(税込) |
日本メーカーの物がお勧め?
日本製だから必ずしも良い!とは限りませんが、こういったメーカーをお勧めするのは「比較的壊れにくいから」です。
(実は最近だと日本メーカーのものでも海外拠点で作られている場合が多く、純国産となると10万円くらいからのラインナップになって来ます。)
日本の気候はアコースティックギターに優しくない
アコースティックギターは実は湿気や乾燥に弱い楽器です。
木材から作られている為、湿気を吸って曲がったり、乾燥で割れたりする弱点を持っています。
そのため、アコースティックギターは日本の夏と冬といった気候の変化に非常に弱いのです…。
日本メーカーは基本的に日本で販売することを想定してギターを作っているので、ある程度日本の気候に合わせてくれています。
また、近年では外国製でも5万円~10万円くらいの価格帯で質の良いブランドが出ていますので、そういったメーカーのものも検討してみると良いかも知れません。
その他のラインナップをご紹介
~3万円前後
Cort
- CAG-1F
販売価格 |
¥19,900(税込) |
S.Yairi
- YF-3S
販売価格 |
¥29,900(税込) |
Epiphone
- HUMMINGBIRD PRO
販売価格 |
¥36,850(税込) |
Legend
~5万円前後
James
- J-300A / J-300D
販売価格 |
¥ 37,400 (税込) |
- J-450A/Ova / J-450D/Ova
販売価格 |
¥56,100(税込) |
YAMAHA
- FG820
販売価格 |
¥¥ 34,595 (税込) |
- LL6/LS6
販売価格 |
¥56,100(税込) |
~10万円前後
Taylor
- GS Mini-e Rosewood
販売価格 |
¥101,200(税込) |
- LTD EG Academy 12e
販売価格 |
¥121,000(税込) |
- 214ce
販売価格 |
¥140,800(税込) |
15万円~
History
- NT-S4
販売価格 |
¥172,000(税込) |
Martin
- D-28
販売価格 |
¥346,500(税込) |
いかがでしたでしょうか
お気に入りのギターは見つかりそうですか?
こちらの記事は継続して更新していきますので、是非初めてのギターの参考にしてください!
もしそれでも迷うようであれば、是非店舗にてご相談ください!
ご相談をいつでもお待ちしております!
担当:山﨑(やまざき)
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。