プロミュージシャンから絶対的な信頼を得ている国産ブランド「Sonic」より、限定生産モデル「SLP-S 2020 / TV Yellow」（ボディ裏に打痕）、当店にて販売しております。

パーツを喧嘩させない

　Sonicは1983年創業の株式会社ラムトリックカンパニーが運営・製造しています。ラムトリックカンパニーの代表兼マスタークラフトマンの竹田豊氏は、会社創業以前からリペアマンとしての経験が豊富で、90年代にはエレキギターやベースのメカニズムやリペアに関する著書もいくつか執筆し、今でも現場のリペアマンに読まれているそうです。
　会社設立以来、ギター・ベースの製作と同時に、数多くの（他社製）ギター・ベースの修理も行っていましたが、製造の基本を無視しているが故の問題を抱えていた楽器が多かったそうです。　その数多くの事例から、素晴らしいギターを製作するためには、オンリーワンの秘法があるわけではなく、楽器製作における当たり前をストイックに守る事との結論に至りました。
　ギターが素晴らしいギターになるには、「ギターのボディとネック、指板、ナット、サドル、ピックアップ、サーキット、その他様々なパーツが、歪な偏りがなく、あるべき場所に収まっている状態」を実現する事と、ラムトリックカンパニーは考えています。どこかに齟齬が生じて理想のバランスが崩れると、パーツ同士が力学的に悪影響を及ぼし、変形や音質の劣化につながります。ギターの要素すべての調和が取れているからこそ、その能力が発揮されるのです。

SLP-S 2020 / TV Yellow

　ロックバンド「BUMP OF CHICKEN」ボーカル・ギターの藤原基央のレスポール・スペシャルを彷彿とさせる、国内10本限定生産モデル。
　ピックアップのJupiter LP90はラムトリックカンパニーの自社製P-90型ピックアップ。以前はSLP-S系モデルにはMontreux社のP-90型ピックアップを搭載していましたが、ラムトリックカンパニー自身でP-90型を製作可能になったため、2015年からこちらが搭載されています。オリジナルのP-90に少しブライトさを帯びたサウンドになっています。

Jupiter LP90

※ボディ裏に打痕があります。

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