「LCT 1040」ラゾーナ川崎店のデジタル担当が試してみました!

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2022年07月14日

LEWITT LCT1040 LEWITT LEWITTマイクは著名プロデューサー、ミュージシャンの使用により、世界中のその知名度が広がりました。次の段階に歩みを進める時です。Romanは再びバックパックに荷物を詰め、新たなる旅にでました。世界中のプロ・オーディオ業界のマーケティング、セールスの専門 […]

LEWITT LCT1040

LEWITT

LEWITTマイクは著名プロデューサー、ミュージシャンの使用により、世界中のその知名度が広がりました。
次の段階に歩みを進める時です。Romanは再びバックパックに荷物を詰め、新たなる旅にでました。
世界中のプロ・オーディオ業界のマーケティング、セールスの専門家と意見を交換し、議論を深めていくなかで確信がより深くなりました。
2011年までにLEWITTの販売網は欧州、北米、南米に広がりました。
それに伴走するかのように、マイクもまた世界中のステージ、スタジオ、コンサートホールを旅するようになりました。
ほんの一例ですが、AdeleのドラマーのDerrick WrightがプレイしたNYのCMJ ミュージック・マラソン、ウエールズでのMichael Jackson Tribute Concertのステージに使用されたマイクはLEWITTでした。
そして、LEWITTの新しいアイディア、ビジョンが注ぎこまれたマイクはTEC賞へのノミネートが示すよう、高評価を受けています。
様々なプロフェッショナルな現場に導入されたこと、そしてLEWITTマイクから生まれた素晴らしい作品はRoman、そしてLEWITTチームにとって大きな喜びであり、誇りです。

LCT1040

今回Lewittのフラッグシップモデル「LCT 1040」ラゾーナ川崎店のデジタル担当が実際に試してみました!

実際に試してみて!

率直に音の感想をお伝えすると
「様々なジャンルに対応できる濃密なサウンド」これに限るかなと思います。
ここからその理由を書いていきたいと思います!*ボーカルはR&Bをメインに歌っている方にお願いしております。

私が最初に試して実際使っているコンデンサーマイクが「Lewitt LCT940」になります。
このマイクは真空管FETを搭載したマイクで、MIXノブを回すことで、真空管サウンド、FETサウンド、さらには2つのキャラクターをブレンドしたサウンドも作れます。
私はラップボーカルを録ることが多いのですが、LCT940は個人的にも相性がいいと感じており、私のメインレコーディングマイクになっています。
今回Lewitt LCT1040が発売され非常に気になっていたので、代理店様にご協力いただき、ボーカルレコーディングで試させていただきました。
設定については「LCT1040」もTubeFETのキャラクターをブレンドしたり、さらに追加の機能でTubeのキャラクターを4種類変更することができます。
私の好みはTUBE20%前後に調整、そこにFETを足すことでTubeの暖かみにプラスソリッドなサウンドを入れてオケの中でも前に出てくるサウンドにしました。

LCT1040のここがすごい!

LCT 940」はTubeFETMIXしたサウンドのみが出力されていましたが、「LCT 1040」はMIXサウンドとFET単体のサウンドを別々に出力できるようになりました。これにより、ソリッドなFETサウンドを残しつつ、Tubeサウンドをレコーディング後に好みの量のFETTubeをブレンドしたサウンドが作れるため、音作りの幅が広がるようになりました。
私の今回のレコーディンではサウンド自体はMIXアウトのみ使用していますが、バックアップでFETも押さえてはありましたので、万が一オケに馴染まないときに調整できるようにしていました。2つの信号は様々な用途に合わせて使用していただければいいかなと思います。
そして本体のコントローラーは取り外しが可能です
これはレコーディングブースが離れたところにあってもコントローラーのみを例えばブース内に入れることで、ボーカルの方が歌いながら音色を操作したり、自宅で1人で録る場合もコントロールが容易になっています。
MIXアウト、FETアウトが搭載されている本体はオーディオインターフェイスの近くに置いておけば、ケーブルを最小限で繋げますので、ノイズ対策にもなりますね。

LCT1040コントローラーでの設定

レコーディング時の設定ですが、TubeのキャラはDarkFilter80HzAttenuation0dB
Tube20%ぐらいにしています。今回Darkを選びましたが、Clearだとオケに混ぜると明るすぎたのと、アーティストも私も聞いてDarkが合っていると思ったので選んでみました。*もちろん全てが正解ではないですのでぜひ試して判断してみてください。
レコーディングしたサウンドは非常に満足のいくサウンドになり、様々な音色を試しながらレコーディングできたのは、何本もマイクを並べて試すよりもセッティング時間を短縮でき、よりレコーディングに集中できたのはストレスフリーで最高でした!

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