【新軽音部必見!】アンプの正しい使い方!

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2021年05月04日

*アンプは正しく使えていますか! 意外と知らない正しいアンプの使い方をレクチャー致します! +[#a:title=基本のつなぎ方] +[#b:title=電源を入れてみよう] +[#c:title=つまみの意味] +[#f:title=音作りの基本] +[#e:title=いろんなアンプの豆知識!] […]

アンプは正しく使えていますか!

意外と知らない正しいアンプの使い方をレクチャー致します!

  1. 基本のつなぎ方
  2. 電源を入れてみよう
  3. つまみの意味
  4. 音作りの基本
  5. いろんなアンプの豆知識!

まずはギターを繋いでみましょう!

なにはともあれまずはギターを繋ぎましょう!必要なものはアンプ・ギター・シールド(繋ぐ線)です。

電源がOFFになってるか確認したらシールドをアンプと繋ぎましょう!この時はinputに繋ぎます!

たまにいっぱいさす所があるアンプもありますよね!こんな時は大抵のアンプで、
・Input
・Guitar
・Instrument
このいずれかの記載があるところがギターを繋ぐところです!

電源を入れてみよう!

ボリュームなどのつまみが上がってないか確認します。

ボリュームにあたるつまみが複数あり、分からないこともあるかもしれませんが
電源を上げるまでは基本的にはつまみは0の状態にしておくので
すべて0になっているか確認しましょう!

初心者の方つまづきポイント!

上の写真のようにスイッチが1個の物とスイッチが2個の物がアンプにはあります、、、

1個の物はそのままスイッチONで大丈夫です!

2個の物はまずパワースイッチと呼ばれるスイッチをONにします!2つ電源スイッチがあるものの片方にはPOWERと記載があります。
そのまま5~10分放置します!

時間が経過したらSTANBYやOUTPUTと書かれてある、スタンバイスイッチをONにします!

なぜスイッチが2つついているのか?

ここは説明になるのでとりあえず音が出したいよという方は先に進んでください!ただし構造を覚えておくとなぜそうしないといけないのかが分かるので覚えておきやすくなりますし、ギタリストの基本知識ではあるので時間があれば読んでくださいね!”
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アンプには、真空管トランジスタのアンプがあります。2つスイッチが付いているものは必ず真空管アンプです。

電球みたいに光っているのが真空管です。真空管はあたためてから使わないといけないため、パワースイッチを入れた段階で真空管を温めるための電流がながれる仕組みになっています。
そしてあたためられた真空管にギターからの信号などを流せるようにして音を増幅させれるようにするスイッチがスタンバイスイッチになっています。

あたためていない真空管に音を大きくしようとして大きな電圧・電流が流れてしまうと真空管を痛めてしまうため、さきに真空管の準備をしてあげるという仕組みになっています!
正しい手順で使わないと、寿命が短くなったり、最悪故障をしたりしてしまいます。真空管アンプは概ねして、高価なものが多いので部室やスタジオ、ライブなどで使う事が多くなると思います。スタジオのスタッフさんやライブハウスのスタッフさんなどによっては驚くほど怒られることもあるのでしっかりアンプの使い方を理解しておきましょう!

アンプのつまみの意味を知ろう!

アンプにはたくさんのつまみがありますよね!その中でも多くのアンプに使われる一般的なつまみの意味を解説していきます!

音量と歪み量

まずボリュームや歪に相当する部分のつまみですね!写真のようなアンプは分かりやすいです!
Gainが歪みの量、Volumeが音量になります。

上の写真は横並びではないパターンですがVolumeというのが歪みの量を操作、Masterが音量操作になっています。
ここまでが、音量関連になっています。

イコライザー

イコライザーとはもっと高音域の音を出して音を固くしたいなーとか、低音の音を強くして音に迫力を出したいなーといった場合に使うつまみです。

EQUALISATIONという単語でまとまっているところがすべてイコライザーです。ざっくりと

・TREBLE=高音域を出すか、削るか。Highなどと書かれることもある。
・MIDDLE=中音域を出すか、削るか。
・BASS=高音域を出すか、削るか。LOWなどと書かれることもある。
・Presence=超高音域をどれくらい出すか。
・Resonance=超低音域をどれくらい出すか。

音作りの基本

音作りでギタリストのレベルが分かると言っていいくらい大事な部分ですが、
いきなり音を作れと言われても分からないと思うので変な音になってしまわない為の基本だけ押さえておきましょう。

初めて使うアンプなど操作が分からないときはイコライザーはすべて12時の位置にします。この段階で音を出したときに変な音がするという事はまずありません。
このまま使うのでも大丈夫ですがもう一個踏み込んでみましょう!

音作りの一番のコツ!それは、出したい音域を足す、、、ではなく出したい音以外を削ることです。足していくのではなく不要な音を削ることにより音作りをした方が結果スッキリと、
バンドの中でも音が抜けて聞こえます。

アンプの豆知識

ここまで読んだあなたはもう普通にアンプを使う事は出来るようになりました!
普通に使うには困らないけど、アンプを使う際に知っておくと便利な小技だったり豆知識を少しだけ紹介します!

キャビネット背面の違い。

アンプのスピーカーが入っているキャビネット部は
解放されているオープンバック(抜けるような高音、音が四方に聞こえやすい)
しまっているクローズドバック(迫力のある箱なりサウンド、音が前方に飛びやすい)
一部が空いているバスレフ(ベースアンプに多い)
といった種類があり、背面を見るとどんな音が得意かがなんとなく分かったりします。

コロコロは簡単にとれる。

コロコロが付いているアンプはほとんどの機種ですごく簡単にコロコロがとれるようになっています。
理由は簡単、アンプを浮かせている状態と接地している状態では音が全く違うからです。
使用するシーンにより使い分けが出来るようになっています。

同じような理由でアンプをどういったものの上に置くかによっても音は変わります!

ライブをするときは配線をかます。

ギター側をストラップにかます方は多く見受けられるのですが、ライブの際はアンプ側もかましてあげましょう、引っ張られて抜けるリスクが減ります。また、スタックタイプの場合、キャビネットに配線をかますことで、引っ張られてヘッドが落ちるのを防げるので借り物でライブをする際は必須になります。

当記事の作成者

名前 大塩 和希(おおしお かずき)
ギターアドバイザー
アコギ担当
経歴 ギターを弾けなかった期間が長く高校1年から始めて3年生まで全く弾けませんでした。
その経験を活かして初心者の方に続けて頂く為の楽器選びのサポートや練習方法を
伝授させて頂く事が得意です!
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