音のお悩み解決します!!
店頭でピアノに効果的な防音対策を音の基礎知識から分かりやすくご案内いたします♪
【よくあるお問い合わせ】例えば・・・
Q.近所から苦情がきたので二重サッシにしたい
A.一番遮音の薄いガラス窓やドアなどの開口部を補強するのはある意味有効です。それでも遮音性能が足りない場合は、やはり部屋全体の工事が必要です。
Q.夜にピアノを弾きたいのですが、どのくらいの遮音が必要ですか?
A.防音室の場合、主に性能が3段階に分かれています。遮音性能Dr30ですと減音率約1/8(ピアノの音が抑えた話声くらい)になります。昼間の周りの環境音があるうちは気にならない程度の減音率ですが、夜間となると周りの家庭でも様々な生活の時間帯ですのであまり音は出したくないと思います。できればDr35(減音率約1/12)の性能か、Dr40(減音率約1/16)がおすすめです。
Q.今はアップライトピアノですが、将来グランドピアノに入れ替えすることはできますか?
A.ヤマハのルームタイプでは防音ドアの開口幅を広く取っている(68cm)ため、防音室を解体することなくドアからアップライトピアノ・グランドピアノの出し入れが可能です。またカワイには将来サイズを拡張工事できるモデルがございます。お客様のご要望に応じてご提案したします。
※ただし、設置部屋のドアの位置によっては、出し入れができない場合もありますので、確認が必要です。
※ヤマハは部屋の大きさを変更する改造対応はいたしておりません。
【防音用語解説】例えば・・・
「Dr」とは??
Dr等級とはJISで規定されている防音室の単体遮音性能をあらわす指標です(D値とも言います)。簡単に言うと、音を何dB遮音する(カットする)かということを表わしています。ピアノの音の大きさ設置条件などにより聞こえ方は違いますが、おおよそ下記のようになります。音の大きさは「デシベル=dB」という単位で表し、普通の会話は50~60dBくらいです。ピアノは普通の練習なら約50~95dBです。防音室を設置すれば
- Dr-30=ピアノの音が会話程度になります。
- Dr-35=ピアノの音が小さな声程度になります
- Dr-40=ピアノ音がかすかな話し声程度になります。
実際に音がどの位小さくなるか聞いてみたい方は
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「総合遮音性能」とは??
実際に部屋の中に設置したときに建物の壁や床、天井の遮音性能を加えた場合の遮音性能を表します。一般建材の壁自体にも遮音性能がDr-10~35ありますので設置する建物の条件により変わります。上記の単体遮音性能とあわせて通常Dr-40~65程度の防音レベルが取れることになります。場合によってはDr-70~80の防音室も可能です。
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