【ライブにもRECにも】ボーカリスト必読!ワンランク上のマイクを選ぶならコレ!!~ダイナミックマイク編~

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2022年01月11日
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![シマユーザー(島村楽器をご利用いただいているお客様の愛称)の皆様、こんにちは。 日本全国の音楽人口を倍増させたいと願うスタッフ・宗です。]] ボクは15歳の頃からギターを弾いては駅前で歌ったり、クラブでラップをしたりして青春時代を過ごしていました。 ボクにとってマイクこそ一番得意な楽器であり、我が音 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/kumamoto/wp-content/uploads/sites/74/2022/01/20220111-1.jpg)
シマユーザー(島村楽器をご利用いただいているお客様の愛称)の皆様、こんにちは。
日本全国の音楽人口を倍増させたいと願うスタッフ・宗です。
ボクは15歳の頃からギターを弾いては駅前で歌ったり、クラブでラップをしたりして青春時代を過ごしていました。
ボクにとってマイクこそ一番得意な楽器であり、我が音楽人生の相棒。
なので、人一倍マイクに・・・特に、ダイナミックマイクにこだわりがあります。
長い間、定番マイクのSHURE/SM58(通称ゴッパー)を使用しておりましたが、数年前、ふとした思い付きでドイツ生まれのとある機種に替えてみたところ・・・。
ハッキリ言って、ショックでした。
これまで使ってきたSM58と、こんなにも違うものかと。
もちろんポジティブな意味でのショックです。
故障もせず、長年タフに連れ添ってくれたSM58を捨ててまでお迎えした、我が新たな相棒。
その名は
SENNHEISER(ゼンハイザー)
まず見てください、このフォルム。
なんてスマートなラッパ型。見た目がまずカッコいいです。
男性スタッフが持ったときのサイズ感
女性スタッフが持ったときのサイズ感
手に握るとこんな感じ。
e935とe945というモデルがありますが、ボクはe945をチョイスしました。
これまで使ってきたSM58の、これぞザ・マイクロフォンというような"いかにも"なマイクの無骨さも魅力的なんですが、このフォルムにはある種の様式美を感じざるを得ません。
次に、肝心のサウンドなんですが、これがまたなんとも。
声を張ったときにはアタックを抑えてくれつつ、囁くように歌ったときにはなんだかウエットで、セクシーな声色に聴こえます。
自分の声って、実際に録音して聴いてみると、自分でイメージしている声とだいぶ聴こえ方が違って聴こえますよね?
ギャップが激しいというか。
実際、SM58時代はレコーディングをする度に自分のイメージした声とのギャップに戸惑いつつも、なんだかその声にも慣れていって、いつしか気にならなくなっていたんですね。
このマイクは、自分がイメージしている自分の声に近い音を奏でてくれているように感じ。
そこに気が付いた頃には、すっかりこのマイクの魔力に憑りつかれていました。
ゼンハイザーさん、良い仕事してくれています。
本当に乗り換えて良かったです。
SM58から乗り換えてちょっとだけ注意点ができた
これはe945に限ったお話しで、正確にはデメリットではないのですが、扱い方にほんのちょっとだけコツが必要です。
マイクに詳しい方は既にピンときているでしょうが、そうです。
SM58と比べてレンジが絞ってあるのです。
マイクにはそれぞれ集音できる方向や範囲に違いがあり、この違いを『指向性』といいます。
SHURE SM58の指向性は単一指向性(カーディオイド)ですが、
ゼンハイザーのマイクはそれぞれ
-e935 | カーディオイド(単一指向性) |
---|---|
-e945 | 超単一指向性(スーパーカーディオイド) |
となっており、e945はSM58よりも集音できる範囲が狭いです。
つまりマイクの正面の位置を意識する必要があり、マイクを扱う際のフォームが大切です。
ただその分、横からの環境ノイズや近くの楽器などからの遮音性がより高いためフィードバックが発生しにくくなります。
またハウリングにも強いため、ボーカルの音だけをキレイに拾ってくれる点においてはとても使いやすいです。
使い方さえキッチリ慣れてしまえば、かえってスーパーカーディオイドの方が使いやすく感じています。
e935についてはSM58と同様、単一指向性(カーディオイド)ですので、使い勝手そのままでSM58からの乗り換えが可能です。
気になるスペック比較
それでは気になるスペックを見ていきましょう。
比較対象となるSM58のスペックも掲載しておりますので、ぜひご覧くださいませ。
ゼンハイザー e935
メーカー | SENNHEISER ( ゼンハイザー ) |
---|---|
型名 | E935 |
販売価格 | ¥21,780(税込) |
周波数特性 | 40Hz-18kHz |
感度 |
2,8mV/Pa = -51dB (0 dB = 1V/Pa) = -71 dB (0 dB = 1V/ubar)|
出力インピーダンス | 350Ω |
---|---|
サイズ・重量 | 47mm・151mm・355g |
付属品 | マイクポーチ、マイクホルダー |
単一指向性(カーディオイド)ですので、使い勝手そのままでSM58からの乗り換えが可能なモデルです。
ゼンハイザー e945
メーカー | SENNHEISER ( ゼンハイザー ) |
---|---|
型名 | E945 |
販売価格 | ¥25,190(税込) |
周波数特性 | 40Hz~18kHz |
感度 | 2,0mV/Pa = -54dB (0 dB = 1V/Pa) = -74 dB (0 dB = 1V/ubar) |
出力インピーダンス | 350Ω |
サイズ・重量 | 47mm・186mm・330g |
付属品 | マイクケース、マイクホルダー |
幅広いダイナミックレンジと周波数レスポンスを実現。超単一指向性(スーパーカーディオイド)によりハンドリングノイズを排除しているためプロフェッショナルユースにも耐えうるクオリティです。
SHURE SM58
メーカー | SHURE( シュアー ) |
---|---|
型名 | SM58 |
販売価格 | ¥14,080(税込) |
周波数特性 | 50Hz~15kHz |
感度 | -54.5dBV/Pa (1.85mV) |
出力インピーダンス | 150Ω |
サイズ・重量 | 51mm・長さ162mm・330g |
付属品 | マイクポーチ、マイクホルダー |
どこの現場でもまずこの型が備え付けてある、定番中の定番モデル。
ライブに、レコーディングに、幅広いシーンで問題なく活躍できます。
どのモデルが"買い"なのか
どのマイクを選んでもお値段以上にクオリティは充分といえます。
プロユースにも通用する良質なサウンドが得られますが、初めてmyマイクを買われる場合はSM58を選んでおけば間違いないです。
皆が使っているSM58の音から飛び出して、ちょっと色っぽい感じの音が欲しい場合はe935。
指向性も考慮して、より真剣にボーカルのサウンドメイクを意識する場合はe945。
こんな感じで選んでいただけるとご満足いただけると思います。
あなたのマイク選びのお役に立てますと幸いです。
その他のマイクについては当店まで!
いかがでしたでしょうか。
当店では、ダイナミックマイクはもちろん、コンデンサーマイクも数種類展示しております。
マイクをお探しの際は是非、担当・宗(そう)にお任せくださいませ♪
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