【弦 選びで迷わない】アコースティックギターの弦の種類とサウンド

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2022年04月05日

*弦の種類とサウンドを解説! 皆様、こんにちは。]]イオンモール熊本店 アコースティックギター担当の土谷です。]]今回はアコギを弾くために必要なアイテム]]『弦』について解説したいと思います!]] 多くの方がギターには拘っても弦にはそこまで拘りが無いのも事実です。]]弦の素材や、太さ(ゲージ)、メー […]

弦の種類とサウンドを解説!

皆様、こんにちは。
イオンモール熊本店 アコースティックギター担当の土谷です。
今回はアコギを弾くために必要なアイテム
『弦』について解説したいと思います!

多くの方がギターには拘っても弦にはそこまで拘りが無いのも事実です。
弦の素材や、太さ(ゲージ)、メーカー、構造により
今お持ちのギターのサウンドが劇的に変化します。
自分に合った『弦』とは何なのか?その疑問の解決に少しでもお役に立てるよう
弦選びに重要なポイントを絞ってレクチャーしていきたいと思います。


パッケージに書かれたゲージの見方

アコギ弦のパッケージに弦の太さは白枠の部分に記載されています!

弦の太さ(ゲージ)と特徴

弦の太さですがゲージと呼ばれエキストラライト、カスタムライト、
ライト、ミディアム、この4種類が基本的な太さになります。
一般的なアコースティックギター弦のゲージの基準はライトですが
弦の太さが変わることによりサウンドに大きな影響を与えます。

※表記は同じでも弦メーカーによっては若干太さが異なる場合があります。

では太さが違うとどのようにサウンドが変化するのでしょうか?

Extra Light Gauge【10-47】

太さ

1弦:010、2弦:014、3弦:023、4弦:030、5弦:039、6弦:047

特徴

弦のテンション感が非常に弱く長時間のプレイでも疲れにくい。
Fコードが弾けない、手が痛くて演奏に支障をきたしてしまう入門層にオススメ。
しかし音質的には線の細い繊細なサウンドになる。

Custom Light Gauge【11-52】

太さ

1弦:011、2弦:015、3弦:022、4弦:032、5弦:042、6弦:052

特徴

ライトゲージよりも繊細な音色、しかしエクストラライトよりは力強い低音がほしいという方にオススメ。
ライトゲージに近いサウンドを求めているがテンション感が弱い弦をお探しの方は一度お試しください。

Light Gauge【12-53】

太さ

1弦:012、2弦:016、3弦:024、4弦:032、5弦:042、6弦:053

特徴

一般的なアコースティックギターに張られているのがライトゲージです。特徴として高音から低音までのバランスが良くどのサイズのギター、ジャンルにも適したゲージです。

Midium Gauge【13-56】

太さ

1弦:013、2弦:017、3弦:026、4弦:035、5弦:045、6弦:056

特徴

迫力のあるサウンドが魅力。ハードなストロークやピッキングの強めな方にオススメ。
しかしネックにかかる張力が強いため、日本のような四季のある国では
演奏後にチューニングを緩めネックにかかる負荷を軽減する作業が必須です。

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弦の素材と特徴

アコギ弦といえばこの2種類が必ずと言ってよいほど店頭に並んでいる、『PHOSPHOR BRONZE』と『80/20BRONZE』。
見分け方は簡単で各メーカーごとにパッケージに記載されています!

PHOSPHOR BRONZE

主原料である銅に少量のリンを加えられた素材でできており、
これによってサビ等への耐性が少し高くなり、通常の80/20 ブロンズ弦に比べ
総合的に耐久性が少し上がるというものになります。
色も若干赤みがかった色味になっています。

特徴

煌びやかで暖かみのある明るいサウンドが特徴です。

80/20BRONZE

銅80%、亜鉛20%の配合に因んで80/20BRONZEと記載されております。
耐久性は若干ですがPHOSPHOR BRONZEよりも低く、価格も少しお安くなる場合が多いです。
色も黄色っぽい色味になっています。

特徴

音の輪郭は太く、とても落ち着いたサウンドです。

コーティング弦【例:エリクサー】

『PHOSPHOR BRONZE』と『80/20BRONZE』弦の上にコーティングを施した弦です。
コーティングの仕方は生鳴りを損なわないコーティング、長寿命を第一に考えたコーティング等、
各メーカーごとに様々な技術を駆使し開発されております。

コーティング弦といえば『エリクサー』が圧倒的な知名度を誇りますが
最近ではマーチン、ダダリオ、アーニーボールなど各メーカーがコーティング弦を発売しています。

出荷弦に『エリクサー』を採用しているギターブランドは
『Taylor』、『Furch』、『Maton』等があげられます。

特徴

フィンガリングノイズが出にくく美しい鈴なり音が特徴。
現代の音楽シーンにはサウンド的に非常に合いやすい弦ですが
泥臭さを求めたフォークや低音を必要とするプレイスタイルの方には
低音のガツンとしたサウンドは抑えめで物足りなく感じるかもしれません。

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弦選びのポイント

  • 最初にアコギに張られている弦は大抵ライトゲージ。同じサウンドを求めるならライトゲージが基本。
  • 弦が太くなると押さえづらくなりますが、音に張りが出てパワフルなサウンドが得られます。
  • 弦が細くなると押さえやすくなり、サウンドは繊細になります。
  • PHOSPHOR BRONZE弦は輪郭のハッキリしたサウンドです。
  • 80/20 ブロンズ弦はフラットかつ、太く落ち着いたサウンドです。

一概に『この弦でいいや』と決めてしまうのではなく、今回は『この弦を試してみよう』
という気持ちで自分に合った弦を探してみるのも面白いと思います。


アコギ超定番弦。迷ったときのオススメ

第1位 ダダリオ EJ16マーティン Darco Acoustic弦 D520

店頭販売価格¥1,122(税込)

弦の素材

Phosphor Bronze80/20BRONZE

太さ【Light Gauge】

1弦:012、2弦:016、3弦:024、4弦:032、5弦:042、6弦:0531弦:012、2弦:016、3弦:025、4弦:032、5弦:042、6弦:054

特徴

PHOSPHOR BRONZEを使用し、深みがありキレの良いサウンドと
耐久性を兼ね備えたアコースティック弦の大定番。

第2位 マーティン Darco Acoustic弦 D520

店頭販売価格¥757(税込)

弦の素材

80/20BRONZE

太さ【Light Gauge】

1弦:012、2弦:016、3弦:025、4弦:032、5弦:042、6弦:054

アコースティックギターの王者Martinブランドの弦。
Martinはもちろん、どんなメーカーにも相性が良い。
リーズナブルな価格で高級感のある音を手に入れたいならコレ !


第3位 エリクサー  NANOWEB Phosphor Bronze Light #16052

店頭販売価格¥2,310(税込)

弦の素材

Phosphor Bronze

太さ【Light Gauge】

1弦:012、2弦:016、3弦:024、4弦:032、5弦:042、6弦:053

特徴

超極薄ナノウェブコーティングは、コーティング無しの弦の様なブライトで迫力のあるサウンド。
程良く押さえられたフィンガーノイズが特長。
張り替え当初の高音質を長持ちさせる革新的なギター弦で、多くのプロ、アマチュアのミュージシャンから絶賛されています。

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島村楽器 イオンモール熊本店で弦交換承ります

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弦交換 料金表

弦の数、ブリッジのタイプにより料金が異なります!

種類 料金(税込)
アコースティックギター ¥660
クラシックギター ¥990

アコースティックギターのリペアやメンテナンスも当店で!

ギターアドバイザーの土谷です!

当店では、アコギに関する修理やメンテナンスまたは改修などのご相談を承ります!

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店舗名 島村楽器 イオンモール熊本店
電話番号 096-235-6020
営業時間 10:00~21:00
アコースティックギター担当 土谷(つちや)

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※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。