【ギターアクセサリー 】ギター用ピックの種類、サウンドを解説!!

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2019年12月27日

*【ピック 選びで迷わない】ギター用ピックの種類、サウンド徹底解説!! 皆さん、こんにちは。]]イオンモール熊本店 アコースティックギター担当の土谷です。]]今回ははこれだけを押さえておけば『自分に合ったピックに出会える』 ピックを選ぶ時に役立つポイントを簡単にまとめてお伝え致します! ===Top […]

【ピック 選びで迷わない】ギター用ピックの種類、サウンド徹底解説!!

皆さん、こんにちは。
イオンモール熊本店 アコースティックギター担当の土谷です。
今回ははこれだけを押さえておけば『自分に合ったピックに出会える』

ピックを選ぶ時に役立つポイントを簡単にまとめてお伝え致します!

ピックの形状による違いと特徴

ピックの形状は大きく分けて、ティアドロップ型、トライアングル型、
ジャズ型、サムピック型の四種類があります。

演奏スタイルや握りやすさ、見た目のカッコよさ等
選ぶポイントは多種多様ですがそれぞれに特徴があります。
以下四種類の特徴を参考に自分に合ったピックを探してみてください。

ティアドロップ型

もっともポピュラーなスタイルで、多くのギタリストが使用している形です。
先端に向かうにつれシャープになっていくので、弦へのひっかかり感が少なく、
スムーズなピッキングが可能です。

トライアングル型

ティアドロップ同様、ポピュラーなスタイルです。
通称おにぎり型と呼ばれるとおり3角形をしており、
3つの頂点どこでも同じ感覚でピッキングが可能でコードストロークやカッティングに適しています。

ジャズ型

ティアドドロップ型の先端をさらにシャープにし、サイズも小さくしたモデルです。
ティアドロップよりも更にスムーズなピッキングが可能で、JAZZギタリストはもちろん、
ハードロック、ヘヴィーメタルギタリストの愛用者も多いです。

サムピック型

アコースティック・ギターや、エレキギターをフィンガーピッキングで演奏する際に、
親指にはめて使用するタイプのピックです。このピックを使用することで
フィンガーピッキングの際にめりはりのあるベース音が得られます。

ピックの厚みによる違いと特徴

厚さによって弦を弾いた際のレスポンスが変わります。
薄ければ遅く、硬ければ早くなります。
また弦をヒットする際に生まれるアタック音にも影響し、
硬ければはっきりとし、やわらかいと控え目になります。

アコギの場合は、特に厚みが音に影響し、
硬いピックだとアタック感のあるパーカッシブな音になります。
繊細なタッチを求める方は薄くてやわらかいタイプ、
早弾きなどはレスポンスの良い厚みのある硬いタイプが一般的です。

Thin(約0.5mm)

明るい音が特徴でアコギではストロークに向いています。

Medium(約0.7mm)

迷ったらこれ。

オールジャンルに対応しています。

Heavy(約1mm)

Thinと比べて明らかにしっかりした音で、中低域が充実しているように思います。
ロックなどのフレーズの早い曲を弾くときにおすすめです。

Extra Heavy(約1.15mm~)

Heavyとの差はわずか0.15mmですが、弾き心地はまったく異なります。速いフレーズが多い楽曲には適していますが、ピックが硬いため柔軟な表現にはややテクニックがいるように感じます。


ピックの材質による違いと特徴

ピックの材質も様々です。 材質によってもピッキングやサウンドに影響があるので、材質選びもサウンドメイキングにはかなり重要なポイントとなります。ここではごく一般的に流通している材質に関してご説明いたします。

セルロイド

古くからジャンル問わず使われている、ピックの中で一番ポピュラーなものです。
そこまでツルツル滑ることはないですし、多少ですがザラつきがあるので、
どなたでも扱いやすいと思います。

ナイロン

硬めな材質なので摩擦に強いですが、多少滑りやすいです。
サウンドはローミッドが良く出る印象で、アタック感が弱い方かもしれませんが、曲がりにくいということもあり、
こちらもよく使われている材質です。

デルリン

軽い材質なのですが、耐久性が若干弱まるので削れやすい印象です。
ツルっとしていて滑りやすいですがサウンドは、輪郭がありシャープな音で、
なめらかなピッキングが可能です。



ゲーターグリップ

ピック側面のなだらかな加工がクイックリリースを可能にしています。
また、グリップ部の艶消し仕上げは高い演奏性と
力強いピッキングをサポートします。

ウルテム

べっ甲や人の爪に似た材質でセルロイドに似ている印象ですが、
立ち上がりが良く、バランスが良い音です。

ポリアセタール

セルロイドと同じプラスチック系素材です。ややブライトな音で、
ミドル~ハイが綺麗に出るのが特徴。摩擦や耐久性に強いので、
消耗しにくく、汗をかいても滑りにくいです。

トーテックス

ざらついた手触りで、すべりにくくなっています。耐久性もあり、ミドルが強調された音が特徴で、アルペジオなどで1音1音をしっかり鳴らしたい人にオススメです。

べっ甲

ツヤのあるミドルサウンドで、しなりが良くピッキングニュアンスが付けやすいのが特徴です。
天然の素材であるため多少個体差は生じます。

PPS

弾いたときのアタックとニュアンスが出やすいです。
適度なしなりや柔軟性を備えつつゲージによっては
金属素材を思わせる硬質なアタックを実現します。

アクリル

アクリルを使用し独特のエッジデザインを採用する事で、速くラウドな演奏にも対応できます。
一般的なピックに比べ耐久性も高く、
同じトーン、同じ演奏性で長期間使用できるのも特徴です。

TUSQ

タスクは人口象牙のことですが、素材の詳細は秘密だそうです。
音は素直で、硬過ぎず丸過ぎず、バランスはいいと思います。
ただ、他のピックに比べて極端にしなりが少ないのが特徴で、
速く弾きたい人におすすめです。

ピック選びのポイント

  • まずは基準のMedium(約0.7mm)から使用してみる。
  • よりパワー感や低域の力強いサウンドを求める方はHeavy(約1mm)を使用してみる。
  • 更に柔軟でソフトなサウンドを好む方はThin(約0.5mm)を試してみる。
  • 形状はティアドロップ型とトライアングル型の両方を定期的にチェンジし自分に合ったものをチョイス。
  • 材質は『これ!』と決めてしまうのではなく色々な材質のピックを試しましょう。

島村楽器 イオンモール熊本店で弦交換承ります

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