【吹奏楽部必見!】サックスの選び方

イオンモール熊本店

イオンモール熊本店店舗記事一覧

2019年08月06日

*サックスの選び方 こんにちは。管楽器担当の有瀬です。こちらではサックスの選び方についてまとめました。吹奏楽部の方、サックスを始めたいとお考えの方、皆様のお力になれたらと思います! *目次 [#サックスとは:title=■サックスとは] [#サックスの選び方:title=■サックスの選び方] [#メ […]

サックスの選び方

こんにちは。管楽器担当の有瀬です。こちらではサックスの選び方についてまとめました。吹奏楽部の方、サックスを始めたいとお考えの方、皆様のお力になれたらと思います!

目次

■サックスとは

■サックスの選び方

■メーカーの特徴

■吹奏楽部にオススメ

サックスとは

1840年代にベルギーのアドルフ・サックスさんという方が発明した楽器がこの「サックス(サクソフォーン)」です。管楽器の中では比較的新しい楽器のひとつで、その種類も管楽器のなかでは多岐に渡ります。現在特によく使用されることが多く、一般的に見ることが多いサックスはソプラノ・アルト・テナー・バリトンの4種類です。

ソプラノサックス

メジャーな4種類のサックスの中では最も高音域の音を出すことが出来るサックスです。

アルトサックス

サックスと言えばイメージするのはこちらではないでしょうか。ソプラノサックスの次に高い音域を出せるサックスです。音楽教室や吹奏楽部ではじめに持つ楽器として選ばれることが多いです。

テナーサックス

アルトサックスに並んでみることの多いサックスです。音域はアルトサックスよりも低い音域を出すことが出来ます。サックスらしいかっこいい音色から甘い音色まで鳴る楽器です。吹奏楽の世界ではバンド全体の中音域を担当し、ユーフォニアムやトロンボーンと同じフレーズを吹くこともよくあります。

バリトンサックス

よく使用される4種類の中では最も低い音域を演奏する事ができます。吹奏楽ではチューバなど低音系の楽器と一緒のフレーズを演奏することが多く、バンドのベースラインを支える役割を担うことが多いです。

サックスの選び方

  • 使用されている材質の違い
  • 塗装による違い
  • ベルの製法の違い
  • レゾネーターの違い

サックスに使われている材質の違い

サックスは材質が違えば、吹き心地や音色が大きく変わります。最も多くのサックスに使用されているのは「真鍮(ブラス)」です。

ブラスの中にも様々な種類があります。

イエローブラス

よく使用されるブラスの中でも更に最もよく使用される、まさに王道中の王道!
明るく張りのある音色です。

★吹奏楽部の人が初めて持つサックスには一番オススメです!

ブロンズブラス

銅が多く配合された材質で、幅のあるふくよかな音色が特徴。

レッドブラス

更に多く銅が配合された材質で、まろやかで温かみのある音色が特徴。

塗装による違い

表面仕上げには主にラッカーとメッキの2種類があります。ラッカーは本体の金属への塗装、メッキは本体の金属にさらに金属を付着させています。

ラッカーは素材を保護する重要な役割があり、傷やサビから楽器を守ります。そしてラッカーの種類によっても音色に変化が現れます。逆にラッカーをかけないノーラッカー(アンラッカー)のモデルもあります。

ゴールドラッカー

サックスで一番よく見る塗装です。まずはゴールドラッカーのサックスから始めることをお勧めします。

クリアラッカー

パワフルで音抜けがよく、艶やかな音色です。水分や汗を拭き取らないでおくとこれもラッカー剥がれや変色の原因になることもあります。

アンラッカー

ジャズをする人には非常にオススメです。

銀メッキ

柔らかく明るめの音色。錆びやすいため、こまめなお手入れが必須です。

金メッキ

抵抗感があるが、遠くまで響き、埋もれない音色です。価格が一気に跳ね上がりますが響きは格段に良いです!

ピンクゴールドメッキ

芯のある、太いサウンド。かつ柔らかさもあります。見た目がとにかく華やかです。

ブラックニッケルメッキ

固めで芯のある太いサウンドが特徴。派手すぎず落ち着いた音色です。

ベルの製法の違い

サックスのベルは「1枚取り」と「2枚取り」という2種類の製法があります。

2枚取り

コストを抑えて大量生産できる製法。

1枚取り

職人の手によって1本1本ハンマーで叩き、ベルの形にしていくので、金属が鍛えられて良い響きを生みます。またベルの厚さが均等になるため、響きも均等になり、音抜けが良くなります。

吹奏楽部に入部してこれからしっかり使っていきたいと考えている方には、断然1枚取りをオススメします!

レゾネータも種類があります

レゾネーターとは、パッドの真ん中に付いている反射板の事です。

この反射板によって音を反射させ、ベルから音を出すという仕組みになります。

パッドの裏に隠れていて普段はよく見ないパーツではありますが、レゾネーターは2種類に分けられます。

プラスチック製レゾネーター

柔らかい音色で、低価格帯の本体に装備していることが多いです。

メタルレゾネーター

プラスチック製よりも明るめの音色です。

金属製なので、音の反射が良く、中価格帯~高価格帯のサックスに装備していることが多いです。

※左がメタル製、右がプラスチック製になります。

自分にあった材質やメーカー、ジャンルに合わせたものを選びましょう。

部活で使うのか、趣味で使うのか様々です。ぜひ、店頭で試奏していただき、好きな音色吹きやすいモデルを一緒に見つけましょう!

メーカーの特徴

サックスには「御三家」と呼ばれる3メーカーがあります。
世界のサックス界を牽引しているのが、

  • セルマー(フランス)
  • ヤマハ(日本)
  • ヤナギサワ(日本)

です。

H.Selmer

サックスの生みの親、アドルフ・サックスから受け継いだ伝統と先進の技術。

つねにサックス界のトップランナーです。「サックスと言えば…?」と質問されたら、このセルマーを一番に思い浮かべる方が多いほどの老舗王道メーカー。現行では吹奏楽層からの支持がとても高いジュビリー・シリーズ2、シリーズ3と、ジャズ層から支持を集めるビンテージ・セルマーの復刻版とも言えるリファレンスがあります。

YAMAHA

世界唯一にして最大、あらゆる楽器を手がける総合メーカーです。吹奏楽での使用が多い定番のヤマハ。吹きやすさと音程の安定感に定評があります。品質も安定しており、初心者向けモデルが充実しております。最上位クラスの“カスタム・シリーズ”には、クラシック向けに開発された875や、875の改良型であるEX、そしてジャズ向けに開発されたモデルの82Zがあります。

YANAGISAWA

日本が世界に誇るサックス専門メーカー。その歴史は古く、1896年(明治29年)の創業。アルトは2014年に、テナーは2015年に新しく“WOシリーズ”が発売となり、低価格の“ライトモデル”は吹きやすさと華やかなサウンドを、高価格の“ヘヴィモデル”は吹き応えと重厚感のある艶やかなサウンドを追求しています。

真鍮製の2機種を軸に、ブロンズやシルバーなどの金属を管体に使ったサックス作りが特徴。

素材によって音色が全く異なる(本当に全然違う!)が、音色の特徴としてはパリッと鳴ってくれる印象です。

吹奏楽部にオススメアルトサックス!

価格帯によって吹きやすさも音色も変わります。吹奏楽部では強弱や音色などコントロールする技術が必要になります。モデルによって作りが異なり、音の鳴り方響き方が違います。3年間しっかり吹き込むにはオススメは20万前後のモデルです。

YAMAHA YAS-62

サックスと言えばヤマハの「YAS-62」と言われるほど大人気定番モデル。低音部から高音部まで全音域でムラのないスムースな吹奏感と正確な音程感を持ちながら、62ならではの心地よい抵抗感を維持。一層、演奏に集中できます。

メーカー 型名 販売価格(税込)
YAMAHA YAS-62 ¥292,050
YANAGISAWA A-WO1

ヤナギサワの定番モデル。はっきりとした音の輪郭と厚みを感じさせ、軽い吹奏感を活かした「ライト仕様」。初心者から上級者まで幅広いプレイヤーに愛されるベーシックモデル。

メーカー 型名 販売価格(税込)
YANAGISAWA A-WO1 ¥285,175
YANAGISAWA A-WO2

ヤナギサワの人気モデル、ブロンズブラス製。しっかりとした響きを持つ「ライト仕様」で、クラスを超えた実力とコストパフォーマンスは上級者にもおすすめ。

メーカー 型名 販売価格(税込)
YANAGISAWA A-WO2 ¥308,550

吹奏楽部にオススメテナーサックス!

YAMAHA YTS-62

ヤマハの定番のテナーサックス。吹奏楽部にオススメ!正確な音程感を持ちながら、62ならではの心地よい吹奏感と抵抗感を維持。より一層、音楽に集中して演奏が可能です。

メーカー 型名 販売価格(税込)
YAMAHA YTS-62 ¥341,550
YAMAHA YTS-480

初めての方にオススメ!息を入れやすく吹きやすいモデルです。ベル部分に配した手彫りの彫刻も魅力。

メーカー 型名 販売価格(税込)
YAMAHA YTS-480 ¥262,350

管楽器関連の詳細ページはこちら

サックス教室のご案内

ソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスでのレッスンもOK!

音楽教室総合案内

音楽教室 春のご入会キャンペーン

体験レッスンお申し込み・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

楽器の事や教室の事など、お気軽にご相談ください。

電話をかける

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。