【簡単解説】オーディオインターフェースとは?〈島村楽器モザイクモール港北店〉

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2022年08月17日

CONTENTSオーディオインターフェースって何?音がパソコン(スマートフォン)に読み込まれるまでの流れなぜオーディオインターフェースが必要なのかその他オーディオインターフェースの機能それでもまだ分からない…という方はお気軽に店頭まで!オーディオインターフェースって何? 楽曲制作(DTM)や歌ってみ […]

オーディオインターフェースって何?

楽曲制作(DTM)や歌ってみた、ライブ配信などで必要な機材を調べていくと「オーディオインターフェース」というものが必要という情報が出てきますよね。

ではオーディオインターフェースとはいったい何なのでしょうか?

初めての方のために簡単に解説をして行きます!

※分かり易さ重視で厳密な解説は別で行います。

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オーディオインターフェースの役割

オーディオインターフェースって何をする機械なの?

オーディオインターフェースには詳細に語れば様々な機能がありますが、どれについても一つの大きな役割があります。
それは「音と音声データの変換器」という役割です。

オーディオインターフェースは音をデータ化する

パソコンやスマートフォンはデジタルデータで動いている

まず、パソコンやスマートフォンに音を読み込ませるにはデジタルデータである必要があります。
しかし、そもそも「音」とは「空気の揺れ」のようなものであり、物理現象です。
それをパソコンやスマートフォンに読み込ませるために、変換機としてオーディオインターフェースを使用することになります。

音がパソコン(スマートフォン)に読み込まれるまでの流れ

「空気の揺れ」が「音声データ」として読み込まれるまで何が起こっている?

音がデータ化されるまでの段階
第一段階:空気の揺れ

歌や楽器を演奏すると、声帯や楽器が振動し、空気の揺れを作り出します。
これが普段私たちが耳にしている「音」です。

第二段階:電気の揺れ

次に、これらを電気的な揺れに変換します。
空気の揺れを磁石などを用いて電気的な揺れに変えていきます。
マイクやギターのピックアップは音を電気的な揺れに変換するものです。
(この際に電気信号を増大させたりします。)

第三段階:音声データ

最後に、電気の揺れを「データ」に変換します。
電気的な揺れを細切れにデータ化する「リニアPCM」という方法で音声データ化を行います。
(リニアPCMについてはなんとなく音声をデータ変換するものという様に考えて下さい。)
データ化されたことにより、パソコンやスマートフォンに読み込ませることが出来るようになります。

なぜオーディオインターフェースが必要なのか

ここまで読んだ上で「パソコンにはマイク端子が付いていて、スマートフォンでもイヤホンマイクが使えるのになぜ必要なの?」と感じた方もいらっしゃると思います。
そこでオーディオインターフェースを使用する主な理由を挙げていきます。

データ化する速度が速い

音の遅れ(レイテンシー)の存在

パソコンやスマートフォンのイヤホンマイクでも、実は録音や配信自体は可能です。
しかし、その場合「レイテンシー」という現象に悩まされる事があります。

レイテンシーとは

音をデータ化する速度が遅く、実際に演奏したタイミングより遅く聴こえてくる、遅れて録音されるなどの現象を指します。
パソコン等の付属のマイク端子で録音する場合、データ変換速度があまり早くないためレイテンシーという現象が起きやすいです。

音質的な問題

ノイズの発生や音質の劣化

パソコン等に直接マイクを接続する場面では、音質を強く気にする必要が無いため、そこまでノイズや音質の劣化を気にする必要がありません。そのため何となく音がこもったり、「サー」というノイズが発生することがあります。
オーディオインターフェースではレコーディングでの使用を前提としている為、ノイズや音質の劣化を抑える事が出来ます。

幅広いマイクが使用できる

録音用・ライブ用のマイクを使える

一般的にマイクはXLRと呼ばれる端子か、フォン端子で接続をします。
これらの端子はパソコンやスマートフォンのイヤホン端子のサイズ・形状が異なる為、そのまま接続できない物が殆どです。
録音用・ライブ用のマイクを使用するためにオーディオインターフェースが必要になります。
また、録音で使用することの多い「コンデンサーマイク」は、マイクに48ボルトの電圧をかけて使用する為、インターフェース無しで使用するのは難しいです。

コンデンサーマイクaudio-technica AT4040 コンデンサーマイク 専用ショックマウント付属 日本製 【オーディオテクニカ】

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その他オーディオインターフェースの機能

音量調整機能

各マイクのボリュームやBGMの音量などを調整する事が出来ます。

スピーカーやヘッドホン接続

音をデータに変換したようにデータを音に変換する機能も持っている為、スピーカーやヘッドホンなどを接続して音を聴く事が出来ます。

エフェクト機能

オーディオインターフェースの一部にはエフェクト機能が付いており、歌っている声にエフェクトを掛ける事が出来ます。
ライブ配信などではこういった「DSP」と呼ばれる機能が重宝されます。

それでもまだ分からない…という方はお気軽に店頭まで!

いろいろ調べてみたけど、それでもまだよくわからない…というビギナーの方はお気軽に店頭でご相談ください。
当店ではDTMやライブ配信などを始めたい皆様を応援しております!

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