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実機を見て感じる、考えるエレキギター
こんにちは!島村楽器ららぽーと甲子園店のギター上級アドバイザー新居と申します。
皆さん、ギター選びって、とっても苦労しますよね。
実際に店舗に数件赴いて自身の理想のギターを探す。とっても楽しいと思います。
さらに、近年ではオンラインストアの台頭により、一層選択肢が増えたと思います。
ただ、オンラインでは実機を見ることが出来ないから不安...そんなお気持ちもとっても分かります。
そういった不安を少しでも拭うべく、甲子園店に実際にある商品を細かく紹介し、
そこで感じたこと、考えられることを紹介する記事になります。
ただあくまで、担当の新居の感想も入っているため、ギター選びの”参考”にしていただけると嬉しく思います!
#1のTokai LS-101編は、皆さまにご好評のようで大変うれしく思います。
もしまだ読んでいない方は、下記のリンクからご覧ください!
Fender PlayerⅡ

第2回はこちら!2024年にリニューアルされた、Fenderメキシコを代表する、PlayerⅡシリーズです!
言わずと知れたFender社のメキシコ工場で生産される中で、ビンテージにもモダンにも寄りすぎていない、万能な機種になります。
気になるメキシコ製のFender、さっそく見ていきましょう!
Fender PlayerⅡ ボディ

一般的なストラトキャスタータイプになります。
色はこのブルー以外にもイエロー等豊富なラインナップです。
軽やかな色が多いですが、すごく明るいパステル調というわけではなく、少し落ち着きがあります。
あまり派手な色は...と思っている方でもあまり抵抗感はないかなと個人的に思います。

トレモロは二点支持になっています。
若干フローティングのセッティングが基準のようで、アーミングを多用する方も安心ですね!
Fender PlayerⅡ ネック

今回の個体はメイプル指板のネックです。
通常のメイプルに少し着色をし、飴色になっています。
これはPlayerⅠにはなかった仕様で、少し焼けたように見えて個人的には好きです。

指板とネックの境が綺麗にロールエッジ加工(指板サイドを丸める加工)がされています。
これはPlayerⅠにはなかった仕様ですが、握りこむコードを多用する方にはとても嬉しい工夫ですね。
フレットは高くもなく低すぎずちょうどいいサイズです。
メイプル指板の場合、このフレットの端に塗装が残っています。
フレットを打ってから塗装し、そのあと上面だけすり合わせするのはFenderの伝統芸ですね。
こんなところからも歴史を感じられます。

ネック裏もきれいに色付けされています。
裏はサテン仕上げなので、汗をかいても嫌なべたつきが無く演奏できるように感じます。
Fender PlayerⅡ 電装系

ピックアップはPlayerシリーズ専用の物を使っています。
音を出した感想ですが、かなり煌びやかに響きます。
低音はタイトに、中音の存在感もあり、高音域はシンバルのようにキラッと感じました。
ただ、若干高音域が強すぎるなとも感じたことも事実です。
しかし、このシリーズ、トーンの効きがちょうどよく感じました。
ただモコモコするのではなく、程よく高音をカットしてくれる、イコライザーのように思いました。
高音が少し強いなと感じた時に、トーンノブを5~7あたりで調整すると扱いやすいかもしれません。
リアピックアップにもトーンが効く仕様ですので安心して使えますね!
ピックアップとノブもネックのように色付けされていて綺麗ですね。
Fender PlayerⅡ を見て感じた、考えたこと
Fender PlayerⅡを実際に見て、ギターを愛する人にあらゆるシーンで使ってほしいというふうに感じました。
これから始める方にも、きちんとした設計、製造を行っているように感じ、弾きやすく音もよく、長年連れ添っていける。
そんなギターだと思います。
また、経験者で既に高価格なものも含めてお持ちの方も、セッションギターとして使えるように思います。
ご自身の数十万するギターだとどうしても気を使ってしまうから思い切り演奏できない。
移動の時のトラブルが怖い、そもそも家から出したくない!
高級なギターだと、そう思う気持ち、すごくわかります。
私も自分のギターであまり持ち出したくないギターもあります。
そんな時に、是非ストラト使いであればパフォーマンス、外出用のギターとして、だけど音も弾き心地も問題ない。
そんなギターに感じます。
色のラインナップも多く、中にはチェンバー加工(ボディをくりぬき軽量化する加工)を施したモデルもあります。
ギターを始める方から、ガンガン引き倒したい人まで、すべての”プレイヤー”に届けたい。
そんなギターに感じます。
店名 | ららぽーと甲子園店 |
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電話番号 | 0798-81-6651 |
担当 | 新居(あらい) |
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