TOKAI LS-101 #1実機を見て感じる、考えるエレキギター

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2025年07月02日

CONTENTS実機を見て感じる、考えるエレキギターTOKAI LS-101TOKAI LS-101 ボディTOKAI LS-101 ネックTOKAI LS-101 を見て、感じる、考えたこと実機を見て感じる、考えるエレキギター こんにちは!島村楽器ららぽーと甲子園店のギター上級アドバイザー新居と申 […]

実機を見て感じる、考えるエレキギター

こんにちは!島村楽器ららぽーと甲子園店のギター上級アドバイザー新居と申します。

皆さん、ギター選びって、とっても苦労しますよね。

実際に店舗に数件赴いて自身の理想のギターを探す。とっても楽しいと思います。

さらに、近年ではオンラインストアの台頭により、一層選択肢が増えたと思います。

ただ、オンラインでは実機を見ることが出来ないから不安...そんなお気持ちもとっても分かります。

そういった不安を少しでも拭うべく、甲子園店に実際にある商品を細かく紹介し、

そこで感じたこと、考えられることを紹介する記事になります。

ただあくまで、担当の新居の感想も入っているため、ギター選びの”参考”にしていただけると嬉しく思います!

TOKAI LS-101

記念すべき第一回のギターはコチラ!

日本の誇る老舗楽器メーカー東海楽器製造様より、「TOKAI LS-101」でございます!

「非効率製造主義」を掲げ、熟練のクラフトマンによるモノづくりへのこだわりを持ち取り組まれているブランドです。

1978年から製造され、現在はジャパンビンテージと呼ばれることもあるLSシリーズ。

こちらは現行品純国産モデルとなります。

それではさっそく見ていきましょう、まずは、ボディから!

TOKAI LS-101 ボディ

プレーンのメイプルトップにマホガニーバックという伝統的な仕様のボディです。

遠くから見ても遜色のない高級感を感じます。

バインディングやエスカッションの類は真っ白ではなくアイボリーのようになっています。

ピックガードがエスカッションにしっかりと沿ってあるのは少し珍しく思います。

またこのピックガード、少し押した程度ではたわみません。

ソロなどの際にピックガードに小指を置いてアンカーにすることがありますが、

その際にもしっかりと手を支えてくれるように感じました。

こういったとことからモノ作りへのこだわりを感じますね!

ピックアップはLSシリーズでおなじみの「PAF-Vintage MK2」が使用されております。

いわゆるPAFクローンというやつですね。ニッケルのカバーも相まって伝統的な見た目に感じます。

ボディバックはこんな感じ。

かなりきれいなマホガニーの杢目が出ています。

画像なので見せにくいですが、動かすときちんと杢目が変わって見え、

立体感のある木の温かさを感じます。

TOKAI LS-101 ネック

続いてはネック方面です。

まずは指板から。

かなりきれいなローズウッドの指板ですね。

新居は茶色いローズウッドも嫌いではありませんが、やはり暗めのローズウッドが指板に施されると

インレイも相まって高級感を一層感じます。

フレットもしっかりと高さを保って打たれています。

最近東海楽器様のYoutubeで紹介されていましたが、

この指板のすり合わせを丁寧に行うことで、フレットを不必要に削る必要がなくなるそうです。

こういったところに非効率製造主義を感じます。

ナットを見てみましょう。

何ともきれいに成形されています。

大きく角張った箇所もなく、とても滑らかに感じます。

ヘッドは伝統を踏襲した本を開いたような形のヘッドですね。

ロゴのTokaiもきらきらと光っていてより本格的に感じます。

また、LSシリーズ伝統の「Love Rock model」の文字もしっかりと入っています。

Tokaiの文字にLove Rockの組み合わせに心が躍ります。

指板サイドのバインディングもとてもきれいについております。

そして新居が注目したのはバインディングについているサイドドットです!

こちらのドットが、ほとんどにじんでおらず、本当にきれいな点になっています。

この小さなところへのこだわりがプレイヤーにもギター愛好家にも愛される要因に感じます。

ネック裏もとてもきれいです。

スペック上では「アシンメトリー(非対称)Uシェイプ」と表記されています。

実際に弾いた際に、非対称という事を知らずに弾いたのですが、手に対する吸い付きがよく滑らかに演奏できました。

非対称と知ってから触っても、「あぁ、言われてみれば非対称かな?とにかく持ちやすいのは分かる」

という感じなので、「非対称かぁ...」と疑問に感じる方も気にならないかと思います。

TOKAI LS-101 を見て、感じる、考えたこと

TOKAI LS-101を実際に見て、本当に細かいこだわりをとても感じました。

長年愛用したいというギター探しの中で、国産、そしてレス・ポールタイプであれば

大いに選択肢に入れていただきたいと思います。

また、今回は詳しく触れられなかったですが、塗装であったり、コントロール部から、

ライブ等でしっかりと使っていけるように感じます。

皆さまこの機会にぜひ、TOKAI LS-101をご検討ください。

お問い合わせは下記の電話番号まで!

ホームページを見たと言っていただけると喜びます!

店名ららぽーと甲子園店
電話番号0798-81-6651
担当新居(あらい)

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。