【本番で自分の実力を出す方法】

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2024年07月11日

こんにちは!ピアノインストラクターの釜浦です!今回は、「本番で自分の実力を出すためにはどのようなことを心がけたらよいか」ということについて書きたいと思います。「練習はうまくいっていたのに、本番では失敗してしまった」これは、私自身もたくさん経験してきているし、生徒さんのお悩みでも多いのがこの問題。まず […]

こんにちは!
ピアノインストラクターの釜浦です!


今回は、「本番で自分の実力を出すためにはどのようなことを心がけたらよいか」ということについて書きたいと思います。


「練習はうまくいっていたのに、本番では失敗してしまった」

これは、私自身もたくさん経験してきているし、生徒さんのお悩みでも多いのがこの問題。


まず大前提に、どんな本番であっても、緊張しないという人はほぼいないし、緊張が全くない状態というのも
あまりいいことではありません。
緊張せず弾けた♪と思った演奏の時は、人にはあまり響いていないこともしばしば…
ですので、適度な緊張はむしろ必要なもので、緊張していいんだ!と捉えるところからスタートしましょう!

演奏する環境、楽器、体調、聴いている人がいるなどあらゆることが、練習している時と違うので、普段と違って当たり前です。


そんな緊張感がある中で、自分の実力を発揮するには、精神面と技術面の両方を整えるのが大切だと思います。
特に心と身体は繋がっているので、精神面をいかに整えられるかが大切だと思っています。






・自分がどう弾きたいかを明確に、今できる演奏をしようと心がける

コンクールや発表会、コンサートなど大きい規模から小さい規模まで、数々の本番を経験してきました。
その中で、自分が納得できてうまくいった時というのは、練習量などの要因もありますが、
「自分が今できる演奏をしよう」と自分に言い聞かせて臨んだ時です。

こう思えると、周りとも比べず、自分だけに集中できて、結果、いい演奏に繋がります。

お客さんの目があると、ついつい「上手に弾かなきゃ、かっこよく弾かなきゃ」という思いがでてくるものです。
「上手に弾かなきゃ」と思うから、身体が頑張って不必要に緊張し、普段と違う感覚になります。

自分の今できる演奏に集中できれば充分です。

・「一連の動作を普段よりゆっくり行う」

演奏するまでに、舞台まで歩いたり、お辞儀をしたり、椅子を調節したりという流れがあると思いますが
それらの動作を意識的に
「ゆっくり行う」
ようにしています。
呼吸が整い、落ち着きを取り戻し、これだけで随分と違うと思います。呼吸が浅くならないよう、深く深呼吸します。

この方法は、小林弘幸さんの著書、「ゆっくり動くと人生が変わる」という本から学びました!ぜひ本も読んでみてください!

自分の日常生活やお仕事の場面など、あらゆることに応用できると思います。

・イメージトレーニングで良いイメージを持つ

・本番当日の靴で練習して足の感覚に慣れておく
・イスの位置、高さを決めておく
など、安心材料を持っておくのも緊張をあらかじめ予防できます。

そして、自分が楽しく弾いている良いイメージを持ったり、会場の雰囲気を写真で眺めて、そこで気持ちよく弾いている自分をイメージしておくのも良いと思います。

これらの精神面はすぐに実践できるものですが、技術面については、日々、コツコツ磨いて積み重ねたものが、自信になります。

「正しいフォームで、正しい練習方法で、正しく繰り返す」
これが上達のコツです。普段の練習で、ここは難しいなと感じるところを最後までどれだけ無くせられるか、最後まで諦めず取り組みましょう!

レッスンでも深く掘り下げて、練習方法などをご提案させて頂ければと思います。









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