![こんにちは! ベース担当の[!!長澤(ナガサワ)!!]と申します。お久しぶりです。]] 不定期での更新ではありますがギターやベースの魅力を伝えていくこちらのコーナー。]]今回でようやく第二弾となります!宜しくお願い致します。]] 今回は当社、島村楽器のギターブランド[!!HISTORY!!]より、] […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/kofu/wp-content/uploads/sites/49/2020/10/20201018-img_1763.jpg)
こんにちは!
ベース担当の長澤(ナガサワ)と申します。お久しぶりです。
不定期での更新ではありますがギターやベースの魅力を伝えていくこちらのコーナー。
今回でようやく第二弾となります!宜しくお願い致します。
今回は当社、島村楽器のギターブランドHISTORYより、
25周年記念モデルにて製作されたエレキベース
「HG-B5/25th」を紹介をしたいと思います!
今更感はややあります。
今回は既にベースを演奏したことのある、中・上級者さん向けの記事にも見えますが、
「値段によって何が違うの?」
「数あるベースの中からなぜこれを紹介するの?」
といった疑問を持つ、初心者の方にもお応えできるような内容になるのではないかと思います。
また、私個人の見解も交えた大変内容の濃い記事となっているはずですので是非とも最後まで読んで頂きたく思います。
では早速参りましょう!
HISTORY HG-B5/25th
メーカー | 型名 | 価格(税込み) |
---|---|---|
HISTORY | HG-B5/25th | ¥396,000 |
こちらが全体像。
スタンダードなジャズベースのボディに表面のトップ材は北米の銘木バストンウォルナットが5mm厚にて贅沢に貼られています。
当店の個体は赤みを帯びた木目がアルファベットの”A”に見える、いわゆる”A型”ですが、個体差により”V型”や”O型”も存在します。
指板は305mmRにて仕上げられた黒檀(エボニー)真っ黒と言っても差し支えはないグレードの硬質な木材。そしてフレットは音程の安定に貢献したサークル・フレッティングというフレット自体にもRを付けたシステム。フレット自体はJESCAR社のものが使用されています。
サークル・フレッティング・システム(C.F.S.)とは
【詳細】https://history.gt/electric/technologies/sound.html
アバロンにて埋め込まれた”HISTORY”のロゴに、漂泊のされていない無漂白牛骨ナット。トラスロッドのアクセスはヘッド側から可能となっている為、調整も簡単!
無漂白牛骨とは
【詳細】https://history.gt/electric/technologies/index.html
また、5弦モデルのみネックにはKTS社製の棒状のチタン製ロッドが二本入っている為、そもそも反りにくく、こちらが搭載されていないベースよりは確実にロッド調整をする機会は少ないことが推測できます。
チタンロッドを入れた楽器は流通が少ないことに加え、内包されている為目視できないですが、強靭なネックに間違いはなさそうですね。
ボディ材はアッシュにより、はっきりとした音程感や軽量化が図られています。こちらの個体は4.215㎏でした。
ご覧の通り電池ボックスを二つ装備し、18V仕様にてアギュラーOPB-3が駆動します。
ネック材は当社ではHSシリーズでもお馴染みのヘリテイジウッド・ハードメイプルを採用。
ヘリテイジウッド・ハードメイプルとは
湖などの底に100年近く沈み、バクテリアや環境の変化により熟成され、強度や安定性、音響特性に富んだいわゆるトーンウッドとなったメイプル材を指す。
【詳細】https://history.gt/electric/technologies/sound.html
ブリッジ・ペグは精度の高さで有名なGOTOH製を使用し、チューニングの安定を図る妥協のないハードウェアになっています。
ピックアップは当社オリジナルのModern Bass Type-J5を搭載し、扱いやすくモダンなサウンドからヴィンテージ風のサウンドまで多彩に操作可能。
コントロールもシンプルで、上から2ボリューム(フロント・リア)・バランサー(ピックアップセレクト)・400Hz・800Hz(プリアンプ)/ミニスイッチがアクティブ、パッシブのオンオフ・シリーズ、パラレル切り替えとなっている為、視覚的にも分かりやすいと思います。
最後にズバリ
「値段によって何が違うの?」「数あるベースの中からなぜこれを紹介するの?」
の答えになりますが、”質のいい材を使えること”や、”弾きやすいように考えられて組み込まれていること”が大きな違いです。このベースを紹介した大きな理由はここにあります。チタンロッドや希少な木材のセレクトをしたベースがこの価格で手に入ること、それが何よりのオススメポイントです!
とはいえ楽器ですので是非一度店頭にお越し頂き、実際に弾いてみていただければそれが一番わかりやすいと思います。お待ちしております。今回はそのきっかけや候補の一つとして紹介してみました!
私個人としましては、アクティブとパッシブをミニスイッチで行えることが大変魅力的でした!音もEQが効きやすく、シリーズとパラレルの切り替えスイッチも相まって”万能”だと感じました。
一本ですべてをこなしてしまいたい方には大変オススメだと思います!
以上、ベース担当スタッフ 長澤がお送りしました!
今回の個体も同シリーズでも木目の異なる1点ものです、気になった方はお早めにご検討下さい。
それではこの辺りで筆を置かせて頂きたいと思います。
また次回もギター・ベースのレビューなどの記事を更新をしていきたいです!どうぞ宜しくお願い致します!!
前回の記事はコチラ
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