【プチ留学に行きました! inフランス③レッスン編】「カジラジオ」vol.49~ピアノインストラクター・梶通信~

錦糸町マルイクラシック店

錦糸町マルイクラシック店店舗記事一覧

2023年09月22日

こんにちは。お寿司が大好きですが、先日、生タコを喉に詰まらせかけたピアノインストラクターの梶です。侮れませんね。 やっと少し涼しくなってきたかな?というお天気になりましたね。今回の更新は、フランスプチ留学シリーズ第3回!ニース地方音楽院で受けたピアノレッスンの内容について書いていこうと思います。(少 […]

こんにちは。
お寿司が大好きですが、先日、生タコを喉に詰まらせかけたピアノインストラクターの梶です。
侮れませんね。

やっと少し涼しくなってきたかな?というお天気になりましたね。
今回の更新は、フランスプチ留学シリーズ第3回!
ニース地方音楽院で受けたピアノレッスンの内容について書いていこうと思います。
(少し深いところまで踏み込んでみます!)

第2回の更新はコチラ
シャガール美術館の中庭にあるカフェ

フランスにて受けたレッスン

前回の記事でも書いた通り、私は約1週間ニースに滞在する間、計4回のピアノ個人レッスンを受けました。
フランス人ピアニストのミシェル・ベロフ先生に、1回45分のレッスンを行っていただきました。

私が4回のレッスンに持参した曲は、

  • ドビュッシー/喜びの島
  • ラヴェル/ソナチネ
  • フォーレ/舟歌 第2番

です。せっかくフランスに来たとのことで、全てフランス人作曲家の曲です。
実際はもう少し多く曲を用意していたのですが、レッスンの内容が濃かったため、この3曲となりました。

4回のレッスンのうち、初めてのレッスンで喜びの島を見ていただき、
2,3回目のレッスンでラヴェルのソナチネを3楽章まで見ていただき、
ラスト4回目のレッスンでフォーレを見ていただきました。

レッスンで学んだこと

私がレッスンで学んだのは、

基礎が重要

フランス音楽は、楽譜通りに表現することが最重要


ということにつきます。
レッスンでは、ほとんど「楽譜をいかに読み込むか」「そしてそれをいかに表現するか」といった指摘を受けました。
それは要するに、基礎的なことなのですよね……。

私もいつも「楽譜を読み込もう!」と意識しながら演奏はしているのですが、
やはり強弱や速度指示、アーティキュレーション、ペダリングなど様々な記号、指示を絶対に見逃さず、
そしてそれを相手に伝わるように!表現する。
そのような基礎的なことがまだまだだと気づかされました。

特にラヴェルについては「とにかく楽譜通り」が鉄則なのだと教えていただきました。
「ラヴェルは演奏にあなたの解釈を求めてはいない」と仰っていたのがとても印象に残っています。
少しびっくりした言葉でしたが、ラヴェルがスイスの時計職人とも呼ばれる通り、ラヴェルの音楽がそれだけ精密なのですね。
(ラヴェルのお父さんがスイス人だったことからのあだ名です)

「フランス音楽は楽譜通りが鉄則」というのはお恥ずかしながら
留学するまではあまり意識していませんでした。
この留学を通して学ぶ事ができて、本当に良かったです。

音楽院の学食のご飯。絶対ハムとチーズが付いてきます。すごく美味しかったです!

基礎の大切さ&音楽の勉強は永久に続く

音楽に限らず言えることかもしれませんが、基礎、基本をしっかり行う重要性をしみじみ感じられるようになりました。
ピアノインストラクターとしても、基礎が自然と身に付くようなレッスンを行いたいと感じるようになりました。

そしてフランス音楽についてレッスンを受けたので、今自分でも家で再現できるよう
ラヴェルの新しい曲を譜読みしている所です。
いつか皆様にお聞かせできるといいなと思います!

私はこれからもずっとピアノ、音楽の鍛錬を続けていきます。
(もちろん、楽しみながらですよ!)
音楽の研究って、いつまでも終わらないですね……。



今回の記事はここまでです。
それではまた次回をお楽しみに!

ピアノインストラクター 梶

カジラジオ ピアノ 音楽教室 梶 錦糸町 丸井錦糸町 島村楽器 

体験レッスンお申込み・お問い合わせはコチラ

今までの記事はコチラ

ピアノサロンのご紹介はコチラ

ピアノインストラクターのご紹介はコチラ

音楽教室総合案内はコチラ

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。