【もっと表現を!もっともっと…】「カジラジオ」vol.63~ピアノインストラクター・梶通信~
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2024年04月05日
- カテゴリ音楽教室
- タグイベント講師・インストラクター
こんにちは。
ピアノインストラクターの梶です。
私には小さな夢があります。
自分で釣った魚を自分で捌き、自分でお寿司にして食べることです。
小さいけれど、なんて遠い夢なんでしょうか………
今回のブログも、少し手短ですが私が最近感じていることについて書きます。
私たちは、練習・本番含めて、楽器を演奏する時に……
CONTENTS
もっと表現をしてもいい!
ということです。
実は私は最近、自分の演奏が棒弾きに聴こえやすいと悩んでいます。
フランスに短期留学に行った時も、先生に「もっとあなたが感じていること、表現したいことを思い切り出してください」と言われたのが記憶に残っています。
自分では強弱つけているつもりなんだけどなぁ~と、皆様も思ったことはあるのでないでしょうか。
強弱など「表現」に関することって、だいたい「やり過ぎ」かな?と思うくらいでちょうどよく聴こえます。
「こんなにフォルテにしちゃって、ピアノ壊れちゃわないの!?」と思っても、壊れないので大丈夫です。(笑)
逆に「ピアノで小さく弾き過ぎると、音が出ない気がする…」と思うこともあると思います。
そのような時は、鍵盤への力自体は変えずに指先はしっかりしたままで、打鍵速度だけをそーっとゆっくりにするのがコツです。
好きな曲、憧れの曲をやるなら、なおさら表現してほしい!
皆様は、ピアノで色々好きな曲、憧れの曲にチャレンジしたいと思われていると思います。
レッスンで、会員様のそのような光景を目の当たりにできることはとても幸せだと思います。
ただ、私自身も含めてのお話ですが、「譜読みに精一杯で曲を感じている余裕がない」というのは、よくあるけど悲しいことだなぁと思います。
せっかく好きな曲なのだから、その曲の美味しいところ、良いところを存分に感じて、表現して演奏したいですよね。
私は、「譜読み途中だからこそ、強弱などの表現面もたっぷり出していく!」という譜読み方法をオススメします。
譜読みをする時、音やリズムと同時に、フォルテ・ピアノなどの強弱、表現の記号も一緒に見ていけるのが一番良いです。
早く曲を完成させることも大事ですが、まだ譜読みが終わっておらず、たとえたった1音しか出せないような時でも、
その曲らしい音を出したいなぁ…と曲の良さや味を感じつつ練習を進めていくと、よりピアノが楽しくなるはずです!
今回の記事はここまでです。
それではまた次回をお楽しみに!
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