【坂本龍一氏の思い出】「カジラジオ」vol.40 ~ピアノインストラクター・梶通信~

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2023年06月02日

皆様こんにちは。ピアノインストラクター梶です。もう本格的に梅雨ですね。 今回の更新は、ずっと書きたいと思っていた「坂本龍一氏について」の記事です。(この記事は、過去シマブロに投稿した記事を編集して再掲したものです。) CONTENTS坂本龍一氏との出会い完全なるよもやま話坂本龍一氏と音楽のこれから坂 […]

皆様こんにちは。
ピアノインストラクター梶です。もう本格的に梅雨ですね。


今回の更新は、ずっと書きたいと思っていた「坂本龍一氏について」の記事です。
(この記事は、過去シマブロに投稿した記事を編集して再掲したものです。)

坂本龍一氏との出会い

私は小さい頃から、坂本龍一の音楽が大好きです。
坂本龍一の曲を聴くようになったのは、両親とも坂本龍一のファンだったことが理由として一番大きいです。
ですがそれを抜きにしても、彼の音楽の透明感のあるメロディと深いハーモニー、シンプルな曲構成が魅力的でした。
どの曲にも不思議な静けさ、切なさがあってカッコイイ!とずっと思っていたのです。
(言葉で説明するのは難しいですね)

確か…私が小学3年生の時でしょうか。
両親に連れられて、初めて坂本龍一のコンサートに行ったのです。
コンサートの内容は、正直あまり覚えていません(汗)
しかし、私の好きなaquaという曲を演奏してくれたのが記憶に深く残っています。


そのコンサートで購入し、同時に坂本龍一のサインも書いて貰ったのが、「/05」というタイトルの楽譜集とCDです。

私はもともと持っていた「/04」の楽譜+CDと、「/05」に収録されているピアノ曲を何度も何度も聴いていました。
特に好きでずっと聴いていた曲が『+33』『bibo no aozora』『Perspective』『The Last Emperor』でしたね。

「ウラBTTB」というアルバムの『energy flow』『鉄道員』『put your hands up』も、どれも私の大事なレパートリー&十八番です。

完全なるよもやま話

皆様は、芸術家の人柄・発言と、彼の作品を分けて考えられますか?
坂本龍一氏は、2006年のネット記事(ほぼ日刊イトイ新聞)で、「学食で一人飯をしている人を見ると不愉快になる」という発言をしています。

実は私、中学時代に友達がいなかった時期がありまして、当然バリバリ一人飯をしていて、その時にちょうどその発言を知りました。

私は基本的に、芸術家の発言、作品は分けて考えて良いのではないかと考えているのですが……
当時坂本龍一氏の音楽を心の支えにしていた私は、彼の発言を知ってからショックでしばらく坂本龍一の音楽が聴けなくなった、という悲しい思い出があります。。。。。

坂本龍一氏のその発言がたまたま当時の私の考え・状況と違っただけで、勿論坂本龍一氏の人柄が悪いと思っているわけではありません。でも、好きなアーティストが自分とは全然違う考えを持っていたりするとちょっと悲しいですよね。

ただ、今は全く気にしていません。坂本龍一氏の作品がやっぱり何度聴いても最高だからです。

坂本龍一氏と音楽のこれから

坂本龍一氏は、2023年3月28日にご逝去されました。

しかし、ご本人が「芸術は長し、人生は短し」という言葉を好きな言葉として挙げています。
それは本当にその通りだと私は思います。
坂本龍一氏の遺した作品は、私達の人生の思い出に刻み込まれていて、
これからも新たな人々に影響を与え続けるはずです。

ご逝去されたのは悲しいですが、私はこれからもずっと坂本龍一氏の音楽を聴き、演奏しつづけます。
そうして坂本龍一氏の音楽を少しでも後世に残していけたら、と思うとまた希望を感じられますね。

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