【クラシックは、楽譜通り弾かなきゃいけないの?】「カジラジオ」vol.26~ピアノインストラクター・梶通信~

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2022年12月23日

皆様こんにちは、ピアノインストラクター梶です。今日は12月23日。明日はクリスマスイブですね!一年が早すぎて実感が持てません。 今回のカジラジオも、久しぶりの更新となりました。少し手短に、レッスンで考えたことを書いていきたいと思います。それでは、本日のお題はコレです! ジャジャン! クラシック音楽は […]

皆様こんにちは、ピアノインストラクター梶です。
今日は12月23日。明日はクリスマスイブですね!一年が早すぎて実感が持てません。


今回のカジラジオも、久しぶりの更新となりました。
少し手短に、レッスンで考えたことを書いていきたいと思います。

それでは、本日のお題はコレです!

ジャジャン!

クラシック音楽は、楽譜通り弾かなきゃいけないの?

クラシック音楽を演奏したい時、楽譜通りきっちり演奏しなきゃいけないのでしょうか?
これは、私自身もよく疑問に思いますし、皆様で疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

クラシックだとよく、「作曲者の意図を正確に伝えないといけないから、楽譜をしっかり読み込んで楽譜通り演奏する!」と言ったりしますよね。


確かに音を正しく読むのに加えて、
「ここの休符は忘れない!楽譜通りしっかり休む!」
「ここのフォルテは忘れない!」とか言われて楽譜に書いてある色々な記号を読んだり、
曲を仕上げる時には「この音はなんで2分音符じゃなくて全音符になっているんだろう?」など、色々深読みすることもあったりします。


私が思うのは、作曲者の意図と言いますか、、、
作品の魅力を存分に伝えるために、楽譜通りに演奏することは大事だと考えます。

作曲家の人は、自分が考える作品の魅力を最大限に伝えるために、楽譜に色々な記号を細かく書いていると思うからです😊

ですが、「楽譜通りにきっちり演奏しなきゃ!」と思うことで、
「クラシックを演奏するのは敷居が高い……」と思うのは本末転倒だと思います。



一番大事なのは、どんな音楽ジャンルでも、演奏していて楽しい!と感じることだと私は考えています。
確かに作曲者の意図を考えて再現するのは大事ですが、演奏している時は自分自身が主役ですからね。

あまり気負いすぎず、自分で感じる作品の魅力を人に伝えるために楽譜を解釈しながら読む
というスタンスが良いのではないかなと思います!


(そもそも、ポピュラーは自分でアレンジしながら演奏しても良い風潮ですが、ポピュラー音楽の編曲は作曲者の意図が無いのか、っていうお話になってしまいますしね……
クラシック音楽をポップス風にアレンジした曲も沢山ありますし、結局のところは、音楽は全部自由なんだと思います!
そう思いたいです。)


それでは、またの更新をお楽しみに♪


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