【ハロウィンに聴くのをお勧めできるクラシック曲、ご紹介♪】「カジラジオ」vol.78~ピアノインストラクター・梶通信~

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2024年10月25日

こんにちは。ピアノインストラクターの梶です。マスク生活が長くなったせいで無意識に舌を出したり変顔する癖ができてしまいました。思わずマスクを取った状態で変顔していても見逃してくださいますと嬉しいです。 さて、この季節になると、ショッピングモールや商店街の色んな場所で「ハロウィン」っぽい音楽が流れていま […]

こんにちは。
ピアノインストラクターの梶です。

マスク生活が長くなったせいで無意識に舌を出したり変顔する癖ができてしまいました。
思わずマスクを取った状態で変顔していても見逃してくださいますと嬉しいです。

さて、この季節になると、ショッピングモールや商店街の色んな場所で「ハロウィン」っぽい音楽が流れていますね。
(現在、錦糸町マルイではハロウィンらしい音楽が沢山流れています)


今回は、そんな「ハロウィンに聴くのがぴったりなクラシック音楽」をご紹介してみます!

①サンサーンス 「死の舞踏」

「動物の謝肉祭」などが有名な作曲家、サン=サーンス。
「死の舞踏」も、ヴァイオリンソロで有名な曲です!

この曲をざっと説明しますと、「深夜12時から墓場で死神や骸骨がわちゃわちゃ踊り、朝の雄鶏の鳴き声と共に静まっていく」という感じです。
如何にも不気味な雰囲気で、ハロウィンらしさを感じられるクラシック曲ですよ~。

②グリーグ 「山の魔王の宮殿にて」

この曲は、「ペール・ギュント」という歌劇と、その組曲の中の1曲です。
同じ「ペール・ギュント」の中では、「朝」「ソルヴェイグの歌」という曲も有名です!
特に「朝」はCMなどでよく使われている印象なので、聴いたことのある方もいらっしゃるはず。

お話の内容としては、「ペール・ギュント」という名前の放蕩息子がいて、
彼が世界中旅して回るという感じです(雑)。
「山の魔王の宮殿にて」には、ペール・ギュントが親しくなった女性から誘惑をされ、彼女に付いていったら実は彼女が魔王の娘だとわかり、魔王から結婚を迫られた宮殿からペール・ギュントがめちゃくちゃ逃げる……といったお話があります。

曲の冒頭にて演奏される、ファゴットの「シドレミファレファ♫」というメロディがユーモラスかつ恐ろし気で、印象に残ります。

どちらも、私が昔ジュニアオーケストラで演奏したことのある曲なので、とても懐かしいです。
「山の魔王の宮殿にて」のラストは非常にテンポが速いので、難しかったです……。

このテーマに耳を傾けてみてください ~レクイエム「怒りの日」~

グレゴリオ聖歌の「怒りの日」というテーマです。

メロディを歌ってみると「あ、これか!」となる方もいらっしゃるかもしれません。
このテーマは、実はクラシック音楽の中で「死」を表すものとしてよく使われてきました……。

このメロディは「死の舞踏」の中に出てきます。
私が知っている中では、サン=サーンス「死の舞踏」以外にも、
・ラフマニノフ「交響的舞曲」より第3楽章
・ベルリオーズ「幻想交響曲」より第5楽章「断頭台への行進」
・ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」のラスト
で聞こえてきます。
これらも不気味な恐ろしさを持った曲です。(重いテーマの曲なのでハロウィンに合うかは不明)

おどろおどろしい音楽の中に結構組み込まれているので、覚えてみるとクラシックを聴くのが面白くなるかもしれませんよ!

あとがき

今回の記事はここまでです。
それではまた次回をお楽しみに!

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