ついに発表!Roland新製品「GAIA-2」触ってみました!

川崎ルフロン店

川崎ルフロン店店舗記事一覧

2023年09月28日

長年の時を経てついにGAIAが生まれ変わりました! GAIA(SH-01)という名前のシンセサイザーをご存知の方も多いかと思います。過去Rolandから発売されモデリングながらも非常にクオリティの高いシンセサウンドを奏で、シンセ基本構造の勉強にもつながることから初心者から上級者まで愛用していただいた […]
GAIA-2

GAIA-2

■発売日:2023年10月13日(金)
■予約開始日:2023年9月28日16:00~
サウンドのインスピレーションを、どこまでも広く深く掘り下げていくことができる GAIA 2。シンセサイザーのサウンドメイ
クの基本をすばやく習得でき、ウェーブテーブルとバーチャル・アナログを組み合わせた強力なハイブリッド・エンジンにより、
限りない音作りの世界を堪能することができます。サウンドメイクの流れを論理的に配置した明瞭なパネルレイアウトを採用
し、演奏性に優れたフルサイズのキーボードを搭載。また、シーケンサーやモーショナルパッドを使用して、ダイナミックな
動きを持つ複雑なサウンドやフレーズを簡単に作成、エディットすることが可能です。GAIA 2 でかつて無いサウンドを見出し、
オリジナリティ溢れる音楽世界を描いてください。

¥118,800税込

長年の時を経てついにGAIAが生まれ変わりました!

GAIA(SH-01)という名前のシンセサイザーをご存知の方も多いかと思います。過去Rolandから発売されモデリングながらも非常にクオリティの高いシンセサウンドを奏で、シンセ基本構造の勉強にもつながることから初心者から上級者まで愛用していただいた製品です。そのGAIAの名を受け継ぐGAIA-2が発表され大きな話題となりそうですね。今回は発売前に少し触ることができましたのでご紹介したいと思います!

ポイントは「WEVE TABLE」と「MOTIONAL PAD」

今回のGAIA2では、見出しにもあるようにウェーブテーブルとモーショナルパッドを搭載しています。まずウェーブテーブルですが、これは従来のシンセ基本波形ではなく多種多様な波形を搭載して、さらにその波形をもとに自分好みに波形を可変させることができる、というものです。こちらがOSC①に搭載されており、まずTABLEノブで多くの波形(オシレーター 1 (ウェーブテーブル) : 63 波形)から選び更にその横のPOSITIONノブで波形デザインを変化させることができます。これだけでも相当面白味のあるサウンドが作れて、ずっと作ってましたね(笑)もちろんこれで終わるわけはなく、OSC②とOSC③にはバーチャルアナログ(VA)オシレーターとなっていますので、組み合わせれば無限のサウンドメイクが可能だと感じました。そもそもウェーブテーブル自体は昔からある技術~考え方ですが、今回のGAIA2で画期的なのは、そこからさらにモジュレーションやShapeで過激な変化をプラスできるという点でもあるようです。ちなみにVA OSCも過去の使いまわしではもちろんなく、今回のGAIA2に合わせて最適化されていますのでサウンドのキレがまた違って聴こえてきます!そのあたりも注目してみてくださいね。

MOTIONAL PAD

このMOTIONAL PAD、色々な使い方が出来るのですが基本となるのはX/Y軸での操作となりますが、何を操作するの?という部分です。これ実はアサインがとても簡単で、色々な機能をすぐにアサイン可能でした。こちらはまた後述しますが、特徴的なのはRECボタンで指の動きを記録してその通りにモーフィングできるという点です。上の写真にもありますが、画面左の落書きみたいな線の通りに音がうねるわけですね。このサウンドデザインはとても面白いですし何より「簡単」でした!そして機能アサインに関しても説明したいと思います。以下の画像を見てみてください。

SHIFTボタンを押しながらASSIGN XもしくはASSIGN Y(モーショナルパッドの左側にあるボタン)を押すと画面に機能名が出てきます。この状態のままアサインしたいツマミやスライダーを触るだけ!です。この写真ではFILTERセクションにあるDRIVEをアサインしたいのでちょっと触ってあげると写真のようにDRIVEがアサインされたのが分かります。この状態でパッドを指でなぞるとDRIVEが可変されるわけですね~。とても簡単ですごく楽しいです。ちなみに余談ですが、このパッドの質感すごく触り心地が良いというか…操作しやすいのでぜひ沢山触ってみてください。

加えて下の写真ですが、これまた分かりやすくてぜひご紹介したい機能。

まずこの写真の画面にたどり着くにはプリセットの音色を選んでいる状態(トップ画面ですね)でVALUEボタン(画面右)を押すと出現します。シンセ詳しい方なら1発でお分かりになるかと思いますがサウンドの流れが分かりやすく表示れます。ここで驚いたのがモーショナルパッドがマウスパッド的な役割を担っています(笑)これで表示されているポインターを動かして任意のセクションがどのような状態になっているかをすぐ把握することができます!こちらもぜひ店頭に展示されたら試してみてくださいね。

演奏者に嬉しいフルサイズ鍵盤

肝心の弾き心地ですが、今回もフルサイズの鍵盤でとても心地よく演奏することができました。白鍵黒鍵盤ともに整ったバランスで指がつっかえる事もなくスムーズな演奏をサポートしてくれると思います。好みはもちろんございますが、ぜひこちらも併せて試してみてくださいね。

島村楽器川崎ルフロン店は発売日に展示します!

当店はRoland PlanetというRolandオフィシャルの展示拠点となっております。ですので間違いなく発売日に展示機をご用意できますので近隣の方はぜひお越しくださいませ。展示情報についてはTwitterでも発信しますのでこちらもぜひチェックしてみてくださいね。

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。