【アコースティック】Made in Japan 日本が誇るK.Yairiとは

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2018年10月26日

*Made in Japan 日本が誇るK.Yairiとは ヤイリギターの歴史は1935年、創業者の矢入儀市が木製楽器製作を手がける「矢入楽器製作所」を起こしたことに始まります。]]しかし、ほどなく第二次世界大戦が始まり、楽器の需要はほとんど皆無に。]]矢入楽器製作所は砲弾を収める木箱など、木製品で […]

Made in Japan 日本が誇るK.Yairiとは

ヤイリギターの歴史は1935年、創業者の矢入儀市が木製楽器製作を手がける「矢入楽器製作所」を起こしたことに始まります。
しかし、ほどなく第二次世界大戦が始まり、楽器の需要はほとんど皆無に。
矢入楽器製作所は砲弾を収める木箱など、木製品であれば仕事を選ばず何でも作っていました。
転機が訪れたのは、2代目の矢入一男が入社した頃。
一男は、取引先の知人から聞いた「これからは日本もギターを作って売る時代になる」という言葉に大きな未来を感じ、単身アメリカへ。本場のギター作りを学び、帰国後、1965年に「ヤイリギター」を設立します。
メイド・イン・ジャパンのギターブランド「K.YAIRI」が誕生した瞬間でした。
私たちが作りたいのは、世代を超えてずっと愛され続けるギター。
年月を重ねても色あせないデザイン、使い込むほどに深みが増す音色・・・。
そんな1本をプレイヤーの方に手にしていただくために、材料である天然木の品質にこだわり、30人ほどのクラフトマンによる多種少量の手工生産というスタイルを1970年代から守っています。
1日に生産できるのは20本程度。
「small beautiful」をポリシーに掲げ、機会あるごとに「後世にまで残るのは本物のみ」と語っていた矢入一男は2014年3月に惜しまれつつ永眠しましたが、その志と職人技は、工房を守る職人たちに確実に受け継がれています。

1st Strings 木は生き物

5年以上もの歳月をかけ、自社倉庫で十分に自然乾燥させたギター材のストックは、ヤイリギターの大切な財産のひとつ。天然木は年輪や色、節など、ひとつとして同じものはありません。そんな木の個性を熟練のクラフトマンが見極め、どの部材として使うかを選別するところから、Kヤイリのギター作りが始まります。

2nd Strings フィット感の秘密

「本物を作りたい」。これは、先代の矢入一男が初めてギター製作を手がけて以来、継承し続けている変わらない思い。とりわけネックシェイプには、試行錯誤しながら培ってきた手仕事の技が凝縮されています。そのこだわりはきっとギターを握った瞬間、絶妙なフィット感とともに感じていただけることでしょう。

3rd Strings 美しさへの思い

音楽を愛する方々の傍らに、かけがえのない存在として寄り添うギター。だからこそ、普遍的な美しさと、心も温かくなるようなたたずまいを大切にしています。ボディは滑らかでやさしい曲線を描き、ヘッドを彩るインレイやナットといったパーツも一つひとつ吟味して。ヤイリギターのものづくりは妥協を許しません。

4th Strings 音色へのこだわり

ヤイリのギターは、製作に必要なおよそ3カ月間、作業の合間には温度・湿度を最適に調整したシーズニングルームで、大音量でクラシックなどの音楽を聴かせます。これは、ボディに音の響きを覚え込ませるためのもので、いわば妊娠中のお母さんがお腹の赤ちゃんに行う胎教と同じ。発案者の矢入一男は「天使が宿る時間」と呼んでいました。

5th Strings 技術を継承すること

ギターはシンプルなフォルムですが、形づくるのにとても多くのパーツと細かな手仕事を必要とします。その職人技を次世代へつなぐことも、私たちの大切な使命。培った技術は手から手へ。ヤイリギターにはギター作りひと筋という熟練の情熱と、ものづくりに魅せられた若いエネルギーが日々、好循環をなしています。

6th Strings 生涯修理サポート

私たちは、ギターを通じてお客様とずっと長くお付き合いをしていきたいと考えています。だから、製品には永久品質保証をお付けし、可能な限りメンテナンスとリペアに対応。もしも調整や修理が必要になりましたら、お気軽にご相談ください。

※修理・調整は内容により有償となります。ご不明な点はお電話にてお問い合わせください。


★岐阜県可児市の工房で働くK.Yairi社のポリシーを見るだけで、どんな作品なのか、またどれだけ丁寧に作られてるかという事に納得してしまいますね。特にK.Yairiは日本人の手の大きさには本当にフィットする事が多い為、「とにかく弾きやすい」「左手の感覚が一番易しい」などなど、弾きやすさ、そして音へのお客様評価は、楽器店で働く身としてもとても良く感じます。特に女性の方はその違いが分かるそんなギターといえますね★


K.Yairiが出来る18の工程

①木の乾燥 (Natural seasoning)

よいギターの条件において、長期間十分に乾燥させた良材は欠かすことができません。まずはコア、ハカランダ、ローズウッド、スプルースなど、すべての木材を屋外で自然乾燥させ、吸湿や変形がしにくい材料にします。その後、保管庫に移し、桟積みの状態で寝かすこと3~10年、含水率が15~20%ぐらいになれば、ギターの材料として使い時。機械で仕上げ乾燥をし、工房へ運びます。

②表板・裏板のブックマッチ接合 (Bookmatching)

1枚の板をスライスし、左右対称に接合することで美しい木目を出す「ブックマッチ」という手法で、表板や裏板を接合します。接着剤は、有害化学物質を含まない日本の伝統的な接着剤、膠(にかわ)を使用。この膠の取扱いや、ねじを締める時の力加減は長年の経験と勘を必要とするデリケートな作業です。

③トップ材の選択 (Grading and Selecting)

熟練のクラフトマンが画取りした材を1枚1枚見て、木目やフシ、シミなどの状態からランク分けをしていきます。“コシ”や“密度”も重要なポイント。こうした総合的な判断でトップ材は文字通り、適材適所に割り当てられます。端にフシがあるものは小さなギターに使用するなど、木材の有効活用にも努めています。

④ブレイシング、スキャロップ (Scalloping)

力木、ハーモニックバーと呼ばれる補強材をあしらい、表板に強度を持たせるブレイシング、そして音質を調整するためにブレイシングを削るスキャロップを行います。ブレイシングは表からは見えませんが、縁の下の力持ちともいうべき存在。弦の張力も考慮しながら、丁寧に仕上げていきます。

⑤サイド材の曲げ・接合 (Bending)

職人が工夫を凝らしてカスタマイズした特製のベンディングマシーンを使用し、サイド材をひょうたん形に曲げます。曲げ加工が終わった2つのサイド材とカーフリングは専用の型にセット。フォルムを固定するためのクランプを掛け、膠で強力に接合します。

⑥サイド材・トップ材・バック材の接合 (Body gluing)

サイド材とトップ材・バック材をそれぞれ膠で接合します。まず、サイド材にブレイシングの位置をチョークでマーキング。それぞれの材がぴったり噛み合うよう正確に溝を切り、プレス機にかけて固定・接着します。続いてトップ材・バック材も接合。ギターのボディ部分が誕生します。

⑦バインディング (Binding)

ボディの周囲を樹脂や木などでできた装飾材で、ぐるりと取り囲みます。バインディングは木の小口(側面)を隠す見た目の美しさのためだけでなく、表板や裏板の端を保護し、吸湿を防ぐ役目も。職人の手で溝を削り出し、微調整しながら丁寧に巻いていきます。

⑧インレイの埋込み (Inlay)

ヘッドを彩る貝殻の螺鈿(らでん)細工や、インレイの埋め込みも、一つひとつ手作業で実施。オーダーメイドでは、世界にひとつのデザインでインレイワークを施すこともできます。

⑨ネックの仕込み、角度調整 (Neck jointing)

ボディ側を凹、ネック側を凸の形に削り、組み合わせる伝統的な「ダブテイル」加工を基本に、ヤイリ独自の構造を採用した「エクステンド・ネック」は長年の使用にも耐える安定したジョイント方法です。わずかな角度の違いが音質、演奏性、耐久性に影響する重要な工程で、作業には熟練を要します。

⑩ネックシェイプの調整 (Neck shaping)

ネックを握った感触は弾き心地に大きく影響するもの。ヤイリギターでは、丸みのあるタイプ、三角形に近いタイプ、かまぼこ形と、大きく分けて3種類のネックを製造しています。担当クラフトマンが使う小刀やカンナなどの柄は、使いやすさにこだわった手作り。もちろん、毎日の手入れも欠かしません。

⑪塗装前の準備 (Sanding)

何種類ものサンドペーパーや研磨機を駆使し、ギター本体の表面をなめらかにしていきます。研磨が終わったら塗装部屋へ。塗装が不要な部分をマスキングテープで覆ったら、準備完了です。

⑫塗装 (Finishing)

はじめにハケを使用して下地を整えてから、スプレーガンで塗装していきます。ギターの音色を響かせるためには塗装をできるだけ薄く施すのが理想的。塗っては研磨する作業を繰り返すことで薄い塗膜を作り、見た目も音も美しく仕上げていきます。

⑬フレット打ち込み (Fretting)

音程を決める役割を持つフレット。わずかな高さもばらつきも出ないよう、確実に指板に打ち込んでいきます。先に専用の機械で仮打ちし、状態を確認しながら1本1本、手作業で丁寧に。ヤイリギターでは、ネックセットをして塗装をした後にフレットを打ち込む、"後打ち"で精度の高い指板面を作っています。

⑭シーズニングルーム (Seasoning)

湿度・温度を最適に調整した部屋で、ギターたちに、大音量の音楽を聴かせます。シーズニングは、いわばギターへの“胎教”。ボディに“鳴り”を覚え込ませるのです。

⑮バフ (Buffing)

塗り上がった塗装面をサンドペーパーで丁寧に研磨。さらにワックスをつけて回転するバフ布で磨き込み、鏡面のように美しいツヤを出します。

⑯仕上げ (Assembly)

塗装と磨きを済ませたボディに、ナットやサドル、ペグを取り付けます。ナット・サドルは個体の特性を見ながら一つひとつ丁寧に削り出し、フィッティングさせます。この後、ようやく弦が張られます。ヤイリギターの弦は表面をコーティング加工しているため錆びにくく、寿命が長いのが特長です。

⑰サウンドチェック (Sound checking)

ギターを1本1本、手に取り、ネックのそりや弦の高さ、弾き心地、オクターブピッチなどを確認。最適なセッティングにます。とりわけナットやサドルについては微調整して、入念に仕上げていきます。ピックアップ(マイク)が付いている場合は、その出力バランスのチェックも行います。

⑱最終検品 (Inspection)

各工程で職人の厳しいチェックを経て仕上がったギターは、最後に厳正な検品が行われます。お客様のもとに出荷されるのは、これまでの全ての作業で、職人たちの厳しいチェックをクリアした製品のみ。完成品にはシリアルナンバー入りのラベルを貼付しています。

川崎ルフロン店 K.Yairi特選本舗

メーカー 型名 価格(税込) 購入
K.Yairi ShizukuST ¥87,264 K.Yairi ShizukuST
K.Yairi LO-K7OVA ¥87,264 K.Yairi LO-K7OVA
K.Yairi RF-K7OVA ¥87,264 K.Yairi RF-K7OVA
K.Yairi ノクターン CS ¥87,264 K.Yairi ノクターン CS
K.Yairi MYT-1 ¥92,340 K.Yairi MYT-1
K.Yairi SO-OV2 ¥99,792 K.Yairi SO-OV2
K.Yairi RF65 ¥107,784 K.Yairi RF65
K.Yairi YFL-55CE ¥118,044 K.Yairi YFL-55CE
K.Yairi SL-OV2 ¥119,880 K.Yairi SL-OV2
K.Yairi SO-MH1 ¥129,600 K.Yairi SO-MH1
K.Yairi RF-95C ¥152,388 K.Yairi RF-95C
K.Yairi SJ-1D ¥165,240 K.Yairi SJ-1D
K.Yairi WY-1 Reissue ¥205,200 K.Yairi WY-1 Reissue
K.Yairi DY28 ¥225,720 K.Yairi DY28



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