![CONTENTSテレワークや自宅での練習用に…防音室のご紹介!防音室納品までの流れ防音室に関するQ&Aお問い合わせテレワークや自宅での練習用に…防音室のご紹介! 当店ではヤマハ・カワイの防音室に加え、部分工事やお部屋全体の工事までご案内しております。遮音性の違いやお部屋のサイズなど専門スタッフがわか […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/kawaguchi/wp-content/uploads/sites/27/2022/08/20220821-5ba897d6d697425ab4b38f14e988b482.jpg)
テレワークや自宅での練習用に…防音室のご紹介!
当店ではヤマハ・カワイの防音室に加え、部分工事やお部屋全体の工事までご案内しております。
遮音性の違いやお部屋のサイズなど専門スタッフがわかりやすくご説明致します。
また、間取り図などお持ちいただければ最善のプランをご提案させていただきますのでお気軽にご相談下さい♪
そもそも「防音室」とは?
島村楽器では「ユニットタイプ」と「工事タイプ」の2種類の防音室を取り扱っております。
ユニットタイプ(YAMAHA,KAWAI)
今あるお部屋の中に、防音性能を持つ小さなお部屋を入れるイメージです。
賃貸物件に設置が可能で費用も工事に比べて抑えられることから、ご納品いただく防音室のほとんどがこのユニットタイプになります。
定型タイプ
定型のボックス型防音室をお部屋の中に置く方法。
広さは0.8畳~4.9畳、遮音性能はDr-30~Dr-40からお選びいただけます。
工事タイプに比べると低コストで中古もあります。
簡単組み立てでお引っ越しの際に移動することも可能です。
防音室の背の高さは標準モデルと、背の高いモデルの2種類からお選びいただけます。
また、コンセントやLANケーブルを引き込むことも可能です。
お部屋内の響きを調整するパネルや、Fix窓の追加も出来ます。
エアコンの取り付けも出来ます。(防音室の広さによっては取付不可の場合がございます。)
カワイはユニットのサイズを11㎝間隔で変更できるモデルがあります。(柱の形に沿って組み立て可能)
ヤマハはピアノをお部屋に置いたままでユニットを組み立てることが出来ます。(対象外のモデルあり)
例えば…

メーカー | KAWAI | YAMAHA |
---|---|---|
商品名 | ナサール | アビテックス セフィーネNS |
型式名 | LHSX18-15 | AMDC15C |
サイズ | 1.7畳 | 1.5畳 |
室外寸法(W*D*H) | 1,818×1,598×2,103 | 1,884×1,443×2,269 |
室内寸法(W*D*H) | 1,702×1,482×1,973 | 1,766×1,325×2,164 |
遮音性能 | Dr-35 | Dr-40 |
重量 | 345kg | 411kg |
本体定価(税込) | ¥960,300 | ¥1,534,500 |
中古防音室のご案内も35万程~可能です。お気軽にお問合せくださいませ。
フリータイプ
メーカーが開発した遮音パネルを部屋の大きさに合わせて組立てる方法。
梁や柱の形に沿って防音壁を作れる為、箱型のユニットタイプと較べると無駄なスペースができません。
今のお部屋の大きさをできるだけ活かしたい方にオススメです。
各楽器に最低限必要な防音室のサイズは?
楽器名 | 必要サイズ | 備考 |
---|---|---|
ピアノ(アップライト) | 2.0畳 | レッスン・他楽器アンサンブル使用なら2.5畳 |
ピアノ(グランドC3クラス) | 3.0畳 | レッスン・他楽器アンサンブル使用なら3.7畳 |
ピアノ(グランドC5クラス) | 3.5または4.3畳 | レッスン・他楽器アンサンブル使用なら4.3畳 |
エレクトーン | 2.0畳 | レッスン・他楽器アンサンブル使用なら2.5畳 防音性能Dr-40をお勧めします |
トランペット | 0.8畳 | 長時間練習で耳疲れしない響きに調整されています 楽器の向きを変えると響きが変わります |
トロンボーン | 1.5畳 | 1.2畳でも入りますがスライドを伸ばすとコーナーの壁が気になります |
ホルン | 1.2畳 | 0.8畳でも入りますがかなり狭く感じます |
ユーフォニアム | 1.2畳 | 椅子に座る事を考慮して譜面台のスペースを確認してください |
チューバ | 1.5畳 | 楽器の大きさによっては2.0畳をお勧めします 天井の高いモデルをお勧めします 防音性能Dr-40をお勧めします |
フルート | 0.8畳 | 吸音パネルの無い壁面に向かっての演奏を好まれる方が多いです |
サックス | 0.8畳 | 吸音パネルに向かって演奏すると音がまろやかに聴こえます |
クラリネット | 0.8畳 | 楽器が下に向くので響きを強く感じられる場合があります 譜面台にクロス、又は楽器の先に布製の物を置くとまろやかに聴こえます |
ファゴット | 1.2畳 | 天井の高いモデルをお勧めします |
バイオリン | 1.5畳 | 天井の高いモデルをお勧めします |
チェロ | 1.5畳 | 天井の高いモデルをお勧めします |
ギター | 1.2畳 | 0.8畳でも使用可能ですがとても狭く感じます |
コントラバス | 1.5畳 | 楽器のサイズによってはドアから出し入れ出来ない場合があります 天井の高いモデルをお勧めします 防音性能Dr-40を*お勧めします |
エレキベース | 1.2畳 | 防音性能Dr-40をお勧めします |
ドラム | 3.0畳 | スネアドラムのみ:0.8畳、コンパクトドラムセット:2.0畳 防音性能Dr-40をお勧めします |
ボーカル | 0.8畳 | 0.8畳から可能ですが、3.0畳が人気です キーボード同時使用の場合は最低1.5畳必要です |
オーディオルーム | 3.0畳 | 自由設計「フリーシリーズ」を選ばれる方が多いです |
※広さ・遮音性能共に実際に体験していただく事をお勧めします。
※ユニットシリーズは開口部がドア1箇所仕様です。ベランダへの出入りや収納部の活用をご希望であればフリーシリーズをお勧めします。
※低音部が強い楽器は防音性能Dr-40をお勧めします。
※管楽器使用で2名以上のアンサンブルをされる場合は一人1畳スペースでお考えください。
防音工事タイプ
在来防音工事
ご自宅のお部屋をまるごと防音室にリフォームする方法。
ユニットタイプに比べるとコストはかかりますが、今あるお部屋の広さや間取りをそのまま活用することが出来ます。
収納部分も防音仕様に改造して部屋の一部にしたり楽譜棚やスポットライトの設置、またフローリングや壁紙も豊富な種類から選択でき、思い通りの音楽空間が出来上がります。
音響工事(天井・壁)
音を部屋の外に漏らさないようにするのが防音工事ですが、部屋の中での音の聞こえ方を調整するのが音響工事です。
「楽器の音が響きすぎて演奏ができない」「オーディオの音が偏って聞こえ臨場感が楽しめない」「残響がほとんどなく、演奏していても気持ちよくない」といったお悩みを解決することが出来ます。
豆知識:耳に優しい防音には「遮音+吸音」
音を通さないことが防音だと考えられることが多いのですが、遮音性だけを高めると部屋中に反射音がびんびん響いてしまい不快に感じてしまいます。
快適な防音のためには音を跳ね返して通さない(遮音)性能だけでなく吸収する(吸音)性能とのバランスが大切です。
用途 | 遮音性能 |
---|---|
夜間まで楽器を演奏したい | Dr65~ |
バンド演奏の為のスタジオを作りたい | Dr70~ |
レコーディングスタジオを作りたい | Dr75~ |
「音」と「騒音」の基礎知識
知っておきたい用語
「デシベル(dB)」
音の大きさを表す単位。数字が大きくなればなるほど音が大きくなります。
一般的に人がうるさいと感じるレベルは65dBくらいからと言われます。
お部屋の種類 | 理想的なdB等級 |
---|---|
書斎、勉強部屋 | 35dB |
寝室、リビング | 40dB |
ダイニング | 45dB |
キッチン | 50dB |
※繁華街や住宅地など、お住まいの地域の環境によって変わります。
騒音レベル | dB等級 | 音源の例 |
---|---|---|
聴力機能に障害 | 105~130 | ジェット機、コンクリート工事、オーケストラ |
とてもうるさい | 85~105 | 地下鉄、滝の近く |
うるさい | 65~85 | パチンコ店、ボーリング場、新幹線車内、蝉の鳴き声 |
ふつう | 45~65 | テレビ、水洗トイレ、都心の住宅地 |
しずか | 25~45 | 郊外の住宅地、囁き声、衣服が擦れる音、鉛筆の音 |
とてもしずか | 10~25 | 小さな寝息、雪の降る音 |
楽器 | dB等級の目安 |
---|---|
ドラム | 子供:80~100 大人:100~ プロ:120 |
ピアノ | 子供:70~90 大人:90~100 プロ:110 |
金管楽器 | 100~110 |
木管楽器 | 70~95 |
声楽・ボーカル | 90~110 |
周波数「Hz(ヘルツ)」
音の高さを表す単位。周波数が高ければ耳をつんざくような音に聴こえますし、逆に低ければお腹に響くように重く感じます。
また防音に関して言えば、高い音は吸音・遮音しやすく、低い音は吸音・遮音しにくいという特徴があります。
「Dr等級」
遮音性能(防音性脳)を表す日本工業規格(JIS)の単位。数字が大きくなればなるほど遮音性能が高くなります。
例えば子供がピアノを練習している部屋(90dB)を防音室にしたところ、隣の部屋ではうるさくない程度の50dBまで下げられたとしましょう。この場合
90dB-50dB=40
となる為この防音室の防音性能は「Dr-40」ということになります。
遮音性能 | 効果 |
---|---|
Dr-30 | 壁を隔ててピアノの音が「小声」くらいに聞こえる。 |
Dr-40 | 壁を隔ててピアノの音が「ひそひそ声」くらいに聞こえる。 |
Dr-50 | 壁を隔ててピアノの音がほぼ聞こえない。 |
防音室納品までの流れ
お客様のご自宅へ納品した様子をご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください♪
防音室に関するQ&A
防音室の購入、買取の際によくある質問をまとめました。
お問い合わせ
電話番号 | 048-263-1220 |
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担当者 | 防音アドバイザー 染谷(そめや) |
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