よくわかるウクレレチューニング

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2022年02月14日

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初心者必見!誰でもできる!チューニング

こんにちは、楽器はかってみたものの、最初の壁、チューニング
チューニングの疑問もこれで解消!これを読めば今日からチューニングも怖くない!

目次

チューニングってなんで必要なの?
音名を覚えよう!
どうやって音を合わせるの?
注意点とポイント


チューニングはなんで必要なの?

ウクレレはじめるのに、必需品といえるチューナー。チューニングという作業をしてから実際に弾き始めます。ピアノはチューニングが必要ありません。音程が定まっているからです。そんな音程が完璧といえるピアノも実は少しずつ音程がかわるため、調律という作業があります。
木製の楽器は湿度や温度の影響を受けて、木材が膨らんだり、縮んだりして、楽器そのものの容量が変わるため、音程が変ります。また、弦が張ってある楽器は、弦も湿度や温度の影響を受け伸縮するため音程が変わります。その音程を正常な値に修正する作業がチューニングです。チューニングは日々変わるもので、弾いている最中でも変わっていきます。
正確なチューニングが美しい音色や和音を生み出す第1歩となります。チューニング方法を覚えて、チューニングの音程の変化にも気がつけるようになりたいですね。
ここでは音程という言葉を使います。ひとつの音には微妙な高低があり、音の微妙な高低の差異を調整する作業がチューニングになります。

音程が変わる要素

音程が変わる主な要素は、湿度と気温です。他にも弦交換をしたあと、ペグ(糸巻き)が不良のときなど、楽器自体に問題がある場合、また、弦が古くなったときも音が変りやすくなります。

●湿度が高い⇒木材が膨張して大きくなる⇒弦も長くなる⇒音程が低くなる

●湿度が低い⇒木材が乾燥して小さくなる⇒弦も短くなる⇒音程が高くなる

●温度が高い⇒ナイロン弦が伸びる⇒音程が低くなる

●温度が低い⇒ナイロン弦が縮む⇒音程が高くなる

弦と音程の関係

●弦が長い⇒音程が低い

●弦が短い⇒音程が高い

音階を覚えよう!

普段使っている『ドレミファソラシド』ってイタリア語なんです。
日本語は『はにほへといろは』
英語は『CDEFGABC』です。
『ハ長調』って聞いた事あると思いますが、これは『ド(C)』から始まる音階の調(ちょう)をさしています。英語では『Cメジャー』となります。

ピアノの鍵盤を思い出してみてください。このように配列されています。黒鍵は2つと3つの山に分かれていますが、黒鍵2つの山の左側が『ド』になります。

●イタリア語:ドレミファソラシド

●英語:CDEFGABC

●日本語:はにほへといろは


どうやって音を合わせるの?

いよいよ本題!チューニングをしてみましょう。今回は、一番ウクレレで使われているクリップチューナーでチューニングを行います。

1.スイッチをいれてみましょう。
スイッチマークを長押しするものもあります。スイッチが無く、ヘッドに挟むとスイッチが入るタイプもあります。写真の一番左のまるのまんなかに棒が刺さっているようなマークがスイッチの印です。


2.最初の表示が『440』『C』になっているかを確認します。
『440』は、音程を合わせる基準となるヘルツです。ヘルツの表記が無いチューナーもあります。その場合はいつも『440』です。通常は440Hzですが、ヘルツを変えて演奏する事もありますので、変えられるようになっています。初心者の方は、いつも『440Hz』と思っていて大丈夫です。
『C』はクロマチックモードです。チューナーによっては、G=ギター、B=ベース、U=ウクレレ、V=バイオリンなどのモードがついているチューナーもあります。今回は、モードが無いチューナーの方もいらっしゃいますし、他の楽器にも応用が利く、『C』クロマチックモードでチューニングを行います。


3.『ソ・ド・ミ・ラ』と合わせます。

ウクレレのチューニングは、4弦から『ソ・ド・ミ・ラ』と合わせます。鍵盤で表すとこのようになります。

チューニングの基本作業

●音程が低いということは、弦を短くして音程を高くします。ペグをよーく見て、弦が短くなる(弦が巻かれていく)方向へペグを回します。

●音程が高いということは、弦を長くして音程を低くします。ペグをよーく見て、弦が長くなる(弦がゆるまっていく)方向へペグを回します。


4.4弦から合わせます。

4弦は構えた時に一番上になる弦です。構えた時に、上から順番に4弦、3弦、2弦、1弦となります。
4弦の開放弦(フレットをどこも押さえない状態)をならしてみます。『ソ=G』の音に合わせます。
チューナーを見て、音が低いか高いかチェックします。

●『G』と表示されて中央より左側をさしたとき⇒音程が低いので、高くします(弦を巻いて短くします)。


●『G』と表示されて中央より右側をさしたとき⇒音程が高いので、低くします(弦をゆるめて長くします)。


●『G』と表示されて中央をさしたとき⇒当たり!です。チューナーによっては色が変わります


●『G』以外のアルファベットが表示されたとき、下の鍵盤を見て下さい↓


●『G#』が表示された時は、上の鍵盤をみると『G』より『G#』はちょっと右側にありますよね。『G』より右は音が高いということを示しているので、どんどん緩めて音を低くしていくと『G』がでてきます。『A=ラ』や『B=シ』など『G』より右側のアルファベットが表示された時も同様です。


●『F#』が表示された時は、上の鍵盤をみると『G』より『F#』はちょっと左側にありますよね。『G』より左は音が低いということを示しているので、どんどん巻いてい弦を短くして音を高くしていくと『G』がでてきます。『E=ミ』や『D=レ』『C=ド』など『G』より左側のアルファベットが表示された時も同様です。


5.3弦も同様に合わせます。
3弦の開放弦(フレットをどこも押さえない状態)をならしてみます。『ド=C』の音に合わせます。

『C』以外のアルファベットが表示された時は、4弦と同様に、ピアノの鍵盤の図を見てそのアルファベットが『C』より左にあれば音が低い、右にあれば音が高いというこになります。


6.2弦も同様に合わせます。
2弦の開放弦(フレットをどこも押さえない状態)をならしてみます。『ミ=E』の音に合わせます。

『E』以外のアルファベットが表示された時は、4弦と同様に、ピアノの鍵盤の図を見てそのアルファベットが『E』より左にあれば音が低い、右にあれば音が高いというこになります。


7.1弦も同様に合わせます。
1弦の開放弦(フレットをどこも押さえない状態)をならしてみます。『ラ=A』の音に合わせます。

『A』以外のアルファベットが表示された時は、4弦と同様に、ピアノの鍵盤の図を見てそのアルファベットが『A』より左にあれば音が低い、右にあれば音が高いというこになります。



注意点とポイント

●ひと通り終わったらもう一度4弦から鳴らして、あわせてみて下さい。特に弦交換をした後などは、一度チューニングをしても音程が低くなってしまっていることが多いです。

●最初はチューニングが出来る人に合わせてもらってください。そこから大きく変わってしまうことは少ないです。

●チューニングは、くるうものです。絶対くるわないわけではありません。演奏前、演奏途中でもおかしいな、と思った時にはこまめに行いましょう。プロの方は1曲弾くたびにやっている人もいます。

●チューニングに慣れてきたら、使用後は少し緩めておいてあげてください。弦を張りっぱなしにすると、ネックやボディーに大きな負担がかかります。特に1週間以上弾かない場合は緩めて置いて、弾く時に改めてチューニングをしてください。

●チューニングの正しい音程が取れるようになりましょう。そうすると、演奏中に音程が変ってもすぐになおす事ができ、美しい音色を保つことができます。


チューニングは、演奏する上でとても大切な作業です。早く出来るようになって正しい音程で、キレイな音を奏でましょう!

まだちょっと不安な方、やっぱりわからない方、明角(めいかく)まで聞きにきてくださいね!



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