こんにちは。フルートインストラクターの辻です！

楽器をより長く使用するために日頃のお手入れや定期的なメンテナンスがとても重要となります！
普段のお手入れ～定期的に行った方がよいお手入れ、フルートのメンテナンス時期についてご紹介します！

目次

基本のお手入れ
定期的なお手入れ
メンテナンス時期はいつ？
お問い合わせ

基本のお手入れ

使用道具

・クロス
・ガーゼ（またはインナークロス）
・クリーニングロッド
・クリーニングペーパー

お手入れ手順

1.ガーゼをクリーニングロッドに巻、管内の汚れや水分をふき取る。
※ロッドの先端をしっかりとガーゼで覆い、反射板を傷つけないようにする！

2.クリーニングペーパーをタンポとトーンホール（音孔）の間に挟み、水分を取る。
※タンポが痛む原因になるため、キィを閉じた状態でペーパーを引っ張らないように！

3.楽器の表面に付いた汚れや指紋をクロスで優しく丁寧にふき取る。
※キィ付近をふき取る際、タンポに触れないように注意しながらふき取る！

定期的なお手入れ

オイル

キィがカチカチ音がするようになったときはオイルを差しましょう。
オイルの差し方は、キィの動く部分（丸いポスト部分）に一滴ほど差し、オイルがなじむようにキィを動かします。キィや管体にオイルが付いた場合は拭き取りましょう。
定期的にメンテナンスに出していれば基本的にはオイルは差さなくても大丈夫です。

シルバーポリッシュ

黒ずみが気になる場合にこのポリッシュで磨きあげると楽器がピカピカになります！

使用方法
ポリッシュは直接管体に付けるのではなく、クロスに少量を出して優しく拭きます。
最後に綺麗なクロスで拭きあげます。
※研磨剤が含まれているので、毎日の使用はNG！使用頻度には要注意です！

シルバークロス

こちらはクロスにシルバーポリッシュが含まれているものです。
こちらもシルバーポリッシュと同じく、毎日の使用はNGなので注意です！

シルバークリーナー

シルバークリーナーは、脱脂綿にクリーナーの成分が染み込んだものです。強くこすらなくても見事に輝き、錆防止効果もあり、持続性のある光沢が得られます。
フルートのキィなど、細かい部分に使用するのに最適です！

使用方法
1.容器から必要な分だけちぎります。
2.黒ずみが気になる部分を磨きます。
3.最後にクロスで拭きあげます。

メンテナンス時期はいつ？

特に症状などが無くても、振動などによりキィのバランスがずれてきてしまいます。なのでフルートのメンテナンスは、半年～1年単位で出すことをお勧めします。
定期メンテナンス以外の症状でリペアに出す場合の目安として、

・軽く押してもキィが塞がらない
・タンポが毛羽立っている
・頭部管、足部管がきついorゆるい（クロスでふき取っても改善しない場合）
・音が出づらい、出なくなった
などの症状がありましたらメンテナンスに出しましょう！

メンテナンスの流れや料金の目安はこちらをご確認ください。
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