【ピアノのココ気になる!】3本のペダルの違いって何?【動画アリ】

イオン葛西店

イオン葛西店店舗記事一覧

2021年08月16日

皆様こんにちは。ピアノインストラクターの北島です。]]私は普段高校生以上の大人の方にピアノレッスンをさせて頂いています。]]本日はレッスンでも生徒さんによく質問される3本のペダルの違いを簡単にご説明したいと思います。]]まずはじめにアップライトとグランドピアノ(電子ピアノ)はペダルの仕組みが若干異な […]

皆様こんにちは。ピアノインストラクターの北島です。
私は普段高校生以上の大人の方にピアノレッスンをさせて頂いています。
本日はレッスンでも生徒さんによく質問される3本のペダルの違いを簡単にご説明したいと思います。
まずはじめにアップライトとグランドピアノ(電子ピアノ)はペダルの仕組みが若干異なります。グランドピアノや電子ピアノは真ん中のペダルの作用がアップライトピアノとは異なります。
今回はレッスンで使用しているアップライトピアノのペダルについてご説明させて頂きます。

目次

①ダンパーペダル(右)の説明へ

②マフラーペダル(中央)の説明へ

③ソフトペダル(左)の説明へ

①ダンパーペダル

ダンパーペダルは一番右側についているペダルの名称で、右足を使って使用します。3本のペダルの中でも使用頻度がかなり高いペダルです。卓上電子ピアノやキーボードにも1本だけ付属されていたり、1本だけ別売りで販売されている物がこのダンパーペダルに充たる物です。私はこのペダルの事を「ダンパーペダル」と普段呼んでいますが、他にもフォルテペダル、サスティンペダル、ラウドペダルなど様々な呼称があります。このダンパーペダルを踏んでいる間はピアノの音が伸びたり、弦の共鳴音がプラスされ、演奏している音をより豊かな響きにする役割があります。

②マフラーペダル

マフラーペダルは中央についているペダルです。(※アップライトと電子ピアノ(グランドピアノ)では中央のペダルの効果が異なります。)右足を使いペダルを下に一度下げて左に動かすとペダルの位置が固定され、音が半分以下の大きさとなります。(右に動かすペダルもあるようです)音が小さく変わる事から弱音ペダルとも呼ばれます。ご自宅での夜間の練習など、大きな音で練習できない時にはこちらのマフラーペダルを使用して練習ができます。

③ソフトペダル

ソフトペダルは一番左側についているペダルです。左足で踏んで使用します。中央のマフラーペダルと同じように音を小さくする作用を持つペダルです。シフトペダルという呼び方でも知られています。マフラーペダルに比べると、ソフトペダルの方が大きい音が出ます。マフラーペダルのような固定するストッパーは無く、1曲の演奏の合間に踏んだりはずしたりして使用します。私は主にppやppp(どちらも非常に弱く演奏するという記号です)などの記号が楽譜に記されている時にはこちらのペダルを踏んで演奏します。ダンパーペダルとシフトペダルを併用する事も多くあります。

いかがでしたでしょうか?今回は簡単にペダルの違いについてご説明させて頂きました。今後も随時更新をしてペダルの仕組みやペダルの踏み方のコツ動画などもアップしていきたいと思っていますので、またお読みいただけると幸いです♪

→【12/21NEW】【ピアノのココ気になる!】ダンパーペダルの正しい使い方へ

大人のためのピアノレッスン開講中です

大人のピアノレッスン(高校生以上の方が対象です)にご興味のある方はこちらからどうぞ


※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。