【キタジマピアノサロン通信】【第十二回】暗譜をする方法は?

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2023年04月25日

CONTENTSはじめに暗譜はなぜ必要?どのように暗譜練習をすれば良いの?体験レッスンのご案内はじめに こんにちは。ピアノインストラクターの北島です。キタジマピアノサロン通信にてピアノに関する記事を掲載しております。 暗譜はなぜ必要? 暗譜をすることのメリット・表現力豊かに演奏できる・人前で演奏する […]

はじめに

こんにちは。ピアノインストラクターの北島です。
キタジマピアノサロン通信にてピアノに関する記事を掲載しております。

暗譜はなぜ必要?

暗譜をすることのメリット
・表現力豊かに演奏できる
・人前で演奏する時の緊張感の中で、より確実に楽曲を覚えられる
・演奏時の見栄えがよい
・踏めくりが不必要

暗譜をすることのデメリット
・手や身体の動きだけで暗譜している場合、途中で演奏が止まってしまうと再開が難しい
・音やリズムを間違って覚えてしまいやすい

暗譜にはこのようなメリット・デメリットがあると思いますが、私は「楽曲をより深く、確実に覚えられる」とてもいい練習方法であると思っております。
私は発表会などに出られる生徒さんには、練習時間が取れれば暗譜をするところまで練習をし、本番は楽譜を置いたまま演奏して頂くハイブリッドな奏法をおススメしております。

どのように暗譜練習をすれば良いの?

私がオススメする暗譜法はこちらです。

・まずは2~4小節程スムーズに弾けるまで楽譜を見ながら練習し、その後その小節間を何度も暗譜できるまで演奏する。(分からなくなった場合は再度楽譜を見ながら演奏する。)その後、1~2小節ずつ加えてだんだん長い小節間を暗譜演奏できるようにする。
・右手、左手に分けて片手部分のみを暗譜する。
・楽譜を五線譜に手書きで写し書きする。

また暗譜の際のコツとして、

・指使いを始めに決めておき、指の動きで覚える。
・演奏するフレーズはドレミで歌えるように練習する。
・通常よりもゆっくりなテンポで練習する。
・部分的に目を瞑って演奏する。
・自分の演奏を録音し、普段から自分の演奏を耳に入れ込む。
・楽譜を見て演奏する際は、目線をなるべく楽譜から外さない事で、暗譜演奏の際に頭の中に楽譜の位置が画像で浮かぶようにする。
(今演奏しているのは楽譜でいうと●段目だ!など)さらに強弱記号や表現もしっかりと目に焼き付けながら覚える事により、頭に楽譜自体が画像として浮かぶようにする。(←ソルフェージュなどの総合的な力も必要です)

ぜひ、人前で弾くような曲の練習の際には、暗譜練習法を取り入れてみて下さい!

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