フルートサロン通信♪ No.14 チューニング「440Hz」「442Hz」

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2023年06月29日

こんにちは。フルートインストラクターの辻です!フルートサロン通信では、様々な情報を発信しております。 以前、チューニングの基準音についての記事を上げましたが、今回はチューニングの「Hz(ヘルツ)」についてです!楽器のチューニングを合わせるとき、「440Hz」や「442Hz」などの数値を聞いたことがあ […]

こんにちは。フルートインストラクターの辻です!
フルートサロン通信では、様々な情報を発信しております。

以前、チューニングの基準音についての記事を上げましたが、今回はチューニングの「Hz(ヘルツ)」についてです!
楽器のチューニングを合わせるとき、「440Hz」や「442Hz」などの数値を聞いたことがありませんか?
この数値が何を表しているのか、何が違うのかをまとめてみました♪

Hz(ヘルツ)とは

音は、空気が振動して人の耳へと伝わっていきます。この空気の振動数によって、音の高低差が決まります。
そしてこの「Hz(ヘルツ)」という単位は、一秒間に振動する回数のことを表しています。
振動数が多ければ多いほど、音は高くなっていきます。

440Hzと442Hz

チューニングの数値でよく聞く440Hzと442Hz。
なぜこの数値になったかというと、
昔はHzを気にすることもなく、各々が周りとピッチを合わせずにアンサンブルをしていたため、基準を決めよう!となったそうです。
その基準の音が現在もチューニングで使われている「ラ」の音なのですが、
1939年にロンドンでの国際会議にて、「ラ=440Hz」というのが決まったそうです。

「ラ=440Hz」というのが決まったわけですが、必ずしもこの数値でなくてはいけない、ということではありません。
時代の変化とともに、吹奏楽では「442Hz」というのも主流になってきました。
皆さんが良く耳にするチューニングの基準値も、この「442Hz」ではないでしょうか?

吹奏楽で442Hzが主流になった理由は、
Hzは数値が上がれば高い音になる、という話がありましたが、
吹奏楽などの管楽器演奏では、演奏全体を華やかに、明るく聴かせるために基準値が上げられたのでは?とも言われています。
実際、楽団によっては440Hzだったり448Hzだったり、、国によっても異なってくるそうです。
コンサートで管楽器伴奏等でピアノを使用する際は、ピアノが何Hzで調律されているのかも重要になってきますね!

楽器演奏においてチューニングはとても重要なことなので、
何を基準にするのか、曲の雰囲気に合わせてピッチを高めにするというのも面白そうですね✨
皆さんもチューナーを見ながら音を合わせてみてください

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