田中ピアノサロン通信8~メトロノームについて

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2023年01月27日

皆様こんにちは。ピアノインストラクターの田中です。 皆さんは普段練習で、メトロノームを使っていますか? 今回は、メトロノームについて、ご紹介いたします。 メトロノームについて メトロノームは正しい一定の速度を確認するための道具です。振り子式と電子式があります。 オランダのヴィンケルによって発明され、 […]

皆様こんにちは。ピアノインストラクターの田中です。

皆さんは普段練習で、メトロノームを使っていますか?

今回は、メトロノームについて、ご紹介いたします。

メトロノームについて

メトロノームは正しい一定の速度を確認するための道具です。振り子式と電子式があります。

オランダのヴィンケルによって発明され、後にドイツのメルツェルが改良を加えて、1816年にメトロン(拍、韻律)とノモス(規準)の二つのギリシア語からの造語、「メトロノーム」の名で特許をとって売り出し、実用的なものになりました。

その翌年にはベートーヴェンがメトロノーム記号を用いて、テンポを指定しました。

メトロノーム記号

メトロノーム記号は♩=○○(〇は数字)や、M.M.♩=○○(〇は数字)と表記されます。

「メルツェルのメトロノーム」の略のM.M.は、省略して表記されることが多いです。

メトロノーム記号は、1分間に打つ拍の数を示しています。左側の音符の表記は、曲にとって異なります。

♩=60の場合、1分間に60回、♩を打つということで、1秒と同じ速さ。

♩=120だと、1分間に120回。数字が大きくなると早くなります。

~実際の楽譜例~

メトロノームの誕生から、200年程経っていました!

ちなみに、最初に愛用した作曲家、ベートーヴェンのお墓は、メトロノームの形になっています。

田中ピアノサロン通信まとめ

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