フルートサロン通信♪ No.8 吹奏楽・オーケストラのチューニングの違い

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2022年12月28日

こんにちは。フルートインストラクターの辻です!フルートサロン通信では、様々な情報を発信しております。 今回は吹奏楽・オーケストラでのチューニングについてです。吹奏楽とオーケストラではチューニングの音が違うのはご存知でしょうか?なぜ違うのかをまとめてみました♪ CONTENTS吹奏楽のチューニング「B […]

こんにちは。フルートインストラクターの辻です!
フルートサロン通信では、様々な情報を発信しております。

今回は吹奏楽・オーケストラでのチューニングについてです。
吹奏楽とオーケストラではチューニングの音が違うのはご存知でしょうか?
なぜ違うのかをまとめてみました♪

吹奏楽のチューニング「B♭」

吹奏楽ではチューニングを「B♭」(シ)で行います。
「B♭」で行う理由には楽器構成にあります。

吹奏楽の楽器構成は主に、
・フルート(C)
・オーボエ(C)
・クラリネット(B♭)
・アルトサックス(E♭)
・テナーサックス(B♭)
・バリトンサックス(E♭)
・トランペット(B♭)
・ホルン(F)
・トロンボーン(B♭)
・ユーフォニアム(B♭)
・チューバ(B♭)
となっております。()内はその楽器の調性です。

見比べてみると「B♭」調性の楽器が多いのが分かるかと思います。
このことから吹奏楽ではチューニングが「B♭」になったのではないかと言われています。

「B♭」管の楽器からすると「C」(ド)の音でチューニングができるので合わせやすいのもあるでしょう♪

オーケストラのチューニング「A」

オーケストラでは「A」(ラ)の音でチューニングを行います。
オーケストラは主に弦楽器で構成されており、次代が進むにつれて管打楽器が増えていきます。

ですので、チューニングも弦楽器中心に行われています。
チューニングの音が「A」なのには理由があり、
全ての弦楽器には、開放で「A」の音がなる弦があることからこの音で合わせる様になったと言われています。

吹奏楽もオーケストラも、基準音としてオーボエが先に音を出します。
これにも理由があるとされていて、オーボエは安定して長く音を出せる事から基準音とされているそうです。

歴史を遡ったり、楽器構成を考えるとチューニングの音が選ばれた意味も結びついてきますね♪

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