![皆様こんにちは。ピアノインストラクターの田中です。 今回はクラシック音楽の作品番号についてご紹介します。 作品番号とは? 作曲番号とは、作曲家の楽曲につけられた番号。 出版社がつけたもの、後者の研究者が整理して付けたものなどがあります。 生前に出版されず、後世に見つかって出版された作品は、作品番号で […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/kasai/wp-content/uploads/sites/23/2022/05/20220524-order_shima220523-0065_order_pdf-1-1.png)
皆様こんにちは。ピアノインストラクターの田中です。
今回はクラシック音楽の作品番号についてご紹介します。
作品番号とは?
作曲番号とは、作曲家の楽曲につけられた番号。
出版社がつけたもの、後者の研究者が整理して付けたものなどがあります。
生前に出版されず、後世に見つかって出版された作品は、作品番号ではなく「遺作」とされます。
多く使われている作品番号
英語やドイツ語ではOpus(オーパス)と呼ばれ、一般に「Op.」、「op.」などと略されて表記されます。日本語では「作品XX番」と表記されます。
基本的に楽譜が出版された順番に番号が付けられています。

研究者によってつけられた作品番号
後者の研究者が整理して付けられたOp. 以外の作品番号、その一部を紹介します。
①BWV(ビー・ダブリュー・ブイ)
J.S.バッハの作品番号です。
BWVは年代順ではなく、歌曲・室内楽曲・鍵盤楽曲など、ジャンル別に分類され番号が振られています。

②KV.(ケッヘル、ケッヒェル)
W.A.モーツァルトの作品番号。
オーストリアのモーツァルト研究家L.v.ケッヘルが記した番号です。KV、Kv、K.などと表記されます。
後の研究にとって新しい曲が発見されたり、作曲時期が変更されたりしたため、何度か改訂が行われています。

③D(ドイッチュ)
シューベルトの作品番号です。
オーストリアの音楽学者O.E.ドイッチュが作品年代順につけた番号です。
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このように作曲家によって、いろんな作品番号が使われいます。
皆さんも、クラシック曲を取り組み時、ぜひ作品番号に注目してみて下さい♪
田中ピアノサロン通信まとめ
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