フルートサロン通信♪ No.1 なぜ”木管楽器”なのか

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2022年05月29日

CONTENTSはじめに体験レッスンはじめに 皆様こんにちは!フルートインストラクターの辻です♪こちらのページではフルートに関する事やレッスンについて、日常や豆知識などを発信していきます! 初回はフルートについて知ってもらおう!ということで、よく質問をいただく「フルートはなぜ木管楽器と呼ばれるのか」 […]

はじめに

皆様こんにちは!フルートインストラクターの辻です♪
こちらのページではフルートに関する事やレッスンについて、日常や豆知識などを発信していきます!

初回はフルートについて知ってもらおう!ということで、
よく質問をいただく「フルートはなぜ木管楽器と呼ばれるのか」について説明いたします!

フルートは木管楽器

吹奏楽器には大きく分けて2種類あり、木管楽器金管楽器に分けられます。

【木管楽器】
フルート、クラリネット、サックスなど

【金管楽器】
トランペット、トロンボーン、ホルンなど

本題になりますが、よくご質問をいただくのが「フルートはなぜ木管楽器なんですか?」という質問です。
フルートは金属でできているので金管楽器と間違われがちですが、木管楽器です!

ではなぜフルートが木管楽器なのか。

①「昔は木で作られていたから」

昔のフルートは現代のフルートとは違い、木でできていました。

今では、フルートは横笛の楽器という印象があると思いますが、
昔は、現リコーダーと呼ばれているもののことを「フルート」と呼んでいました。
リコーダーは小学生の頃に吹いた!という方が多いのではないでしょうか(^^)

18世紀半ば頃までにも既に縦笛と横笛の両方があったのですが、どちらもフルートと呼ばれていたそうです。
そして、縦笛と横笛の区別をつけるために、横笛のものをイタリア語で
フラウトトラヴェルソ Flauto toraverso」と呼ぶようになりました。

②「リードを使用して音を出すため」

金管楽器は、マウスピースを使って唇を振動させることで音を出します。
対して、木管楽器はリードを用いて振動させることで音を出しています。
ここに木管楽器と金管楽器の違いが出てくるのです。

そうなると、フルートはリードを使っていないのでは?と思うかも知れません。
実はフルートはエアリードといって、空気を振動させて音を鳴らしているのです!
エアリードとはその名の通り、空気のリードです。

発生原理としては、唄口にあるエッジと呼ばれる部分に息が当たり、
外に出る息と中に入る息で空気を振動させ、音が鳴ります。
なので、フルートの音を出すには息を当てる位置が重要になってきます!

以上の理由からフルートは木管楽器に分類されるのです!

音を出すのが難しそう、、と感じるかもしれないフルートですが、
入門編として「ファイフ」というプラスチック製の楽器がございます。
リコーダーをそのまま横にしたようなもので、吹き方はフルートと同じです。
サイズも小さく、持ち運びにも良いです♪

今回はそんなファイフを使ってハナミズキを演奏してみました♪

体験レッスン

イオン葛西店では、高校生以上対象の予約制フルートレッスンを行っております♪
無料体験レッスンも行っておりますので、お気軽にお問合せください!

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