![皆様こんにちは。ピアノインストラクターの田中です。 皆さんは普段練習で、メトロノームを使っていますか? 今回は、メトロノームについて、ご紹介いたします。 メトロノームについて メトロノームは正しい一定の速度を確認するための道具です。振り子式と電子式があります。 オランダのヴィンケルによって発明され、 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/kasai/wp-content/uploads/sites/23/2022/05/20220524-order_shima220523-0065_order_pdf-1-1.png)
皆様こんにちは。ピアノインストラクターの田中です。
皆さんは普段練習で、メトロノームを使っていますか?
今回は、メトロノームについて、ご紹介いたします。
メトロノームについて
メトロノームは正しい一定の速度を確認するための道具です。振り子式と電子式があります。
オランダのヴィンケルによって発明され、後にドイツのメルツェルが改良を加えて、1816年にメトロン(拍、韻律)とノモス(規準)の二つのギリシア語からの造語、「メトロノーム」の名で特許をとって売り出し、実用的なものになりました。
その翌年にはベートーヴェンがメトロノーム記号を用いて、テンポを指定しました。

メトロノーム記号
メトロノーム記号は♩=○○(〇は数字)や、M.M.♩=○○(〇は数字)と表記されます。
「メルツェルのメトロノーム」の略のM.M.は、省略して表記されることが多いです。
メトロノーム記号は、1分間に打つ拍の数を示しています。左側の音符の表記は、曲にとって異なります。
♩=60の場合、1分間に60回、♩を打つということで、1秒と同じ速さ。
♩=120だと、1分間に120回。数字が大きくなると早くなります。
~実際の楽譜例~


メトロノームの誕生から、200年程経っていました!
ちなみに、最初に愛用した作曲家、ベートーヴェンのお墓は、メトロノームの形になっています。
田中ピアノサロン通信まとめ
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