KORGから6オペレーターの “オルタード” FMシンセサイザーopsix入荷しました!!

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2020年11月29日

*これまでの常識を打ち破る、FMシンセの新定義 デジタル・シンセシスの再発見。クラシックなデジタル・シンセサイザーに光をあて、新世代のフィールドへと引き上げる試みは、wavestateのウェーブ・シーケンスから、opsixのFM音源へと展開します。opsix(オプシックス)は、6オペレーターの “オ […]

これまでの常識を打ち破る、FMシンセの新定義

デジタル・シンセシスの再発見。クラシックなデジタル・シンセサイザーに光をあて、新世代のフィールドへと引き上げる試みは、wavestateのウェーブ・シーケンスから、opsixのFM音源へと展開します。opsix(オプシックス)は、6オペレーターの “オルタード” FMシンセサイザーです。驚異的なアクセシビリティを体現するオペレーター・ミキサーと、FM音源の領域を大幅に超えたフレキシブルなサウンド・エンジンは、デジタル・シンセの持つポテンシャルを最大限まで拡げています。

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KORG opsix ¥76,890 こちら

新開発の6オペレーターFMシンセシス

opsixは、新開発の6オペレーターの音源を備えた新しいデジタル・シンセサイザーです。代表的なクラシックFMシンセサイザーと同じ6オペレーターのFM音源構造を持ちながら、決して再現ではなく、大胆なリイマジンを行っています!多彩なウェーブフォーム、FMにとらわれないオペレーター・モード、サブトラクティブ・シンセシスを融合したフィルター…。難解であるはずのFMシンセに、直感性の種を植え、さらに創造性を花開かせる。それはFMでありながらシンプルなアナログのようであり、さらに複雑なモジュラー・シンセのようでもあります。opsixは、見通しが良くしかも広大な、音を探求するフィールドへとプレイヤーを導きます。

OPERATOR MIXERでダイレクト・アクセス

この時代にハードウェアのデジタル・シンセサイザーを使う意義。それは決してソフトウェアでは得られない操作感の追求と言えます。opsixのパネル左側に配置された6組のノブとスライダー、すなわちオペレーター・ミキサーはその象徴のひとつです。

キャリアかモジュレーターか。アルゴリズムによって変化するオペレーターの役割と関係性をすぐさま明確に導く、2色のLED照明を備えたノブ/スライダー。それはキャリアならピッチ/音量を、モジュレーターなら音色の明るさ/倍音の強さを、ダイレクトに調整できます。まさにミキサー、またはドローバーのように音を足し引きすることで、予測不可能なFMのサウンド・コントロールを、指で支配できるものへと一変させます!

DATA ENTRYエンコーダーでフル・エディット

6組のオペレーター・ミキサーの他には、パネル右側にいくつかのエンコーダーを備えるのみです。そのうち6つのDATA ENTRYエンコーダーで、一切のミニマイズやサマライズのないフル・エディットを行います。それは一見、従来のFMシンセのように難しい印象を受けるかもしれません。膨大なページ遷移、全体像の見えづらさ…。しかし心配ありません。中央の大型OLEDに映る6つのグラフィカルなパラメーターとエンコーダーのコンビで、迷わずエディットを進められることでしょう。

全ての起点となるHOME/ALGOページには、アルゴリズム、EG、エフェクトという主要なパラメーターがあらかじめ集まっています。オペレーター・ミキサーとこれらに触れることが、全てのスタートです。

FMシンセを拡張する、5つのオペレーター・モード

opsixにはもちろんFMシンセシスの魅力のすべてが詰まっていますが、それだけではありません。サイン波のみでなく多種多様なリストに拡大されたウェーブフォームは、より複雑な倍音を含むサウンドの追求や、フィルターによるシンプルなサブトラクティブ・シンセとしても機能します。さらに言うとopsixは、FMシンセだと言い切るのは適当でないかもしれません!その理由はオペレーター・モードです。FM以外の変調で音作り可能なオペレーター・モードが、トラディショナルなFM音源からはるかに逸脱したサウンドを生成します。FM、Ring Modulation、Filter、Filter FM、Wave Folderの5つのオペレーター・モードの組み合わせと、多彩な波形のセレクトが、格段に広い音作りのレンジを提示してくれます。

40のプリセット・アルゴリズムと、ユーザー・アルゴリズム

アルゴリズムは、オペレーターの役割と接続の組み合わせです。opsixでは、クラシックFMシンセの範疇には収まらない40種類ものプリセット・アルゴリズムが揃っています。通常はプリセットを選ぶことで事足りるはずですが、それでは物足りない硬派なサウンド・デザイナーのために、イチから自由に組み立てられるユーザー・アルゴリズム機能も備えています。

スペクトラム・アナライザーとオシロスコープ

難解なFMシンセのビジュアライズにフォーカスしたopsixには、アナライザーも欠かせません!周波数帯域ごとの出力レベルを表示するスペクトラム・アナライザーなら、変調によって発生した倍音の分布や変化が一目瞭然。また出力波形を確認できるオシロスコープ機能も搭載しています。鮮やかに変化するサウンドとビジュアル・フィードバックが、シンセサイズの深い渦へと誘います。


強力な16ステップ・ポリフォニック・シーケンサー

パネル右下に配した、緑に輝く16のボタン。それはFMシンセをイメージするカラーであり、万能な16ステップ・シーケンサーでもあります!1ステップに6音までRECできるポリフォニック・ノート・シーケンサーは、ベロシティやゲート・タイム、そして再生タイミングをノートごとにエディット可能。一般的な16ステップでは作れない長尺のフレーズや、タイミングを微妙にずらしたストラムやロールなどの表現も可能にします。また最大6つまでパラメーターの動きを記憶できるモーション・シーケンサーは、フレーズの中でスムーズに動くサウンドの変化にも、ステップごとに劇的に変化するリズムの構築にも対応します。

使い勝手に優れた37鍵のキーボード・シンセでありながら、グルーヴ・マシンに匹敵するシーケンサーを備えたopsix。ひとたびPLAYボタンを押せば、その内に秘めた強大なパワーに痺れるはずです。


予測不能なランダマイズ

さらに意外な発見を望む人には、ランダム機能があります。「ダイス」(サイコロ)のアイコンが入ったボタンを押すと、ランダマイゼーション機能により新たなサウンドを生成。ランダムはサウンド全体だけでなく、オペレーターやアルゴリズム、あるいはシーケンスというように、一部だけをランダムにすることも可能です。ランダムで生成したサウンドを使うだけでなく、さらなる音作りの出発点として利用するなど、使い方は自由自在です。

opsixの構成

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