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金沢フォーラス店弦コーナー
こんにちは島村楽器金沢フォーラス店 アコギ担当井藤です!
今回はアコースティックギターの弦についてお話させていただきます!
『弦』はギターを演奏する上で無くてはならない重要な要素ですが、
実際の所「どうやって選べばいいのかわからない!! 何が違うの??」という方、いらっしゃると思います・・・
そんな皆様に初めての弦の選び方や種類、知っておいて得する知識などをご紹介します!!
島村楽器金沢フォーラス店アコースティックギター総合ページはコチラ!
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目次
- 弦を選ぶ時のポイント①
- 弦の太さ(ゲージ)の違い
- 弦の素材
- 弦を選ぶ時のポイント まとめ
- 困った時はコレ!アコギの定番弦 初心者オススメランキングTOP3!!
- 島村楽器金沢フォーラス店では弦交換も承っております!
- アコースティックギター総合リンク
- お問い合わせ
弦を選ぶ時のポイント①
弦を選ぶ時、比較するポイントは・・・
■弦の太さ(ゲージ)
■弦の素材
これだけです!!
弦の太さ(ゲージ)の違い
弦の太さの事をゲージと呼びます。
そして
■エキストラライト
■カスタムライト
■ライト
■ミディアム
この4種類が基本的な太さになります。
一般的にアコースティックギター弦の基準は弦の太さが変わることによりサウンドに大きな影響を与えます。
※表記は同じでも弦メーカーによっては若干ですが太さが異なる場合があります。
では太さが違うとどのようにサウンドが変化するのでしょうか?
Extra Light Gauge【10-47】
太さ | 1弦:011、2弦:015、3弦:022、4弦:032、5弦:042、6弦:052 |
---|---|
特徴 | ライトゲージよりも繊細な音色、しかしエクストラライトよりは力強い低音がほしい という方にオススメです。 ライトゲージに近いサウンドを求めているがテンション感が弱い弦をお探しの方は押弦しやすいため弾きやすい弦です。 |
Custom Light Gauge【11-52】
太さ | 1弦:011、2弦:015、3弦:022、4弦:032、5弦:042、6弦:052 |
---|---|
特徴 | ライトゲージよりも繊細な音色、しかしエクストラライトよりは力強い低音がほしい という方にオススメです。 ライトゲージに近いサウンドを求めているがテンション感が弱い弦をお探しの方は押弦しやすいため弾きやすい弦です。 |
Light Gauge【12-53】
太さ | 1弦:012、2弦:016、3弦:024、4弦:032、5弦:042、6弦:053 |
---|---|
特徴 | 一般的なアコースティックギターに張られているのがライトゲージです。 テンション感も程ほどにありアコギ本来の鳴りを再現してくれます。 特徴として高音から低音までのバランスが良くどのサイズのギター、ジャンルにも適したゲージです。 |
Midium Gauge【13-56】
太さ | 1弦:013、2弦:017、3弦:026、4弦:035、5弦:045、6弦:056 |
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特徴 | テンション感が強く迫力のあるサウンドが魅力。ハードなストロークやピッキングの強めな方にオススメ。 しかしネックにかかるテンションが強いため、日本のような四季のある国では演奏後にチューニングを緩めネックにかかる負荷を軽減する作業が必須です。 |
弦の素材
アコギの弦の素材は大きく分けて2つの種類があります。
『PHOSPHOR BRONZE』と『80/20BRONZE』です!
見分け方は簡単で各メーカーごとにパッケージに記載されています。
PHOSPHOR BRONZE
一般的にはこのフォスファーブロンズ弦がブロンズ弦より使われることが多いです。
新品のギターに張られているのもフォスファーブロンズ弦がほとんどですね!
音色は煌びやかで、音量も一般的にはブロンズ弦よりも出る印象があります。特にプレーン弦(巻き弦じゃない弦)の音が綺麗です!
素材は主原料である銅に少量のリンを加えられたもので、これによってサビ等への耐性が少し高くなり、通常の80/20ブロンズ弦に比べ総合的に耐久性が少し上がるというものになります。
色は若干赤みがかった色味になっています。
80/20BRONZE
ブロンズ弦はフォスファーブロンズ弦に比べるとやや落ち着いた音が特徴です。弦自体の主張が控えめなので、「アコースティックギター本体の音を活かしたい!」という方はブロンズ弦がお勧めです!
素材は銅80%、亜鉛20%の配合がされたもので、80/20BRONZEと記載されています。
耐久性は若干ですがPHOSPHOR BRONZEよりも短めで価格も少しお安くなっております。
色は黄色っぽい色味になっています。
コーティング弦【例:エリクサー】
コーティング弦独特の煌びやかで美しい鈴なり音が特徴。
現代の音楽シーンにはサウンド的に非常に合いやすい弦ですが、泥臭さを求めたフォークや低音を必要とするプレイスタイルの方には、低音のガツンとしたサウンドは抑えめで物足りなく感じる方もいるでしょう。
値段はそれなりにしますが通常の弦よりも2~3倍は長持ちします!
長期的に見ると通常の弦よりもコストパフォーマンスが高くなるかもしれないですね!
素材には『PHOSPHOR BRONZE』と『80/20BRONZE』弦の上にコーティングを施した弦です。
コーティングの仕方は生鳴りを損なわないコーティング、長寿命を第一に考えたコーティング等、各メーカーごとに様々な技術を駆使し開発されております。
コーティング弦といえば『エリクサー』が圧倒的な知名度を誇りますが、最近ではマーチン、ダダリオ、アーニーボールなど各メーカーがコーティング弦を発売しています。
弦を選ぶ時のポイント まとめ
■最初に張られている弦の半分以上がライトゲージです。同じサウンドを求めるならライトゲージをお使いください。
■ゲージが太くなると押さえづらくなるけれど、音の張りが増してパワフルなサウンドになります。
■ゲージが細くなると押さえやすなり、繊細なサウンドになります。そして音の迫力が少し弱まります。
■フォスファーブロンズ弦は、煌びやかなサウンドが特徴です。最初に張られている弦の半分以上がフォスファーブロンズ弦です。同じサウンドを求めるならをフォスファーブロンズ弦お使いください。
■ブロンズ弦はフォスファーブロンズ弦に比べて落ち着いた音が特徴です。お持ちのアコギの音を最大限に生かしたい方はブロンズ弦をお使いください。
■コーティング弦はコーティング弦独特の煌びやかで美しい鈴なり音が特徴です。通常の弦よりも長持ちするので、弦交換が面倒くさい!という方などはコーティング弦をおすすめします!
弦の交換頻度
弦の交換頻度の目安は1ヶ月~2ヵ月前後!!
弦が錆びていなくてもチューニングが合いにくい、音が劣化してきたなどがあれば交換しましょう。
コーティング弦などは3~5ヶ月ぐらいが目安。弾いているうちにコーティングが剥がれて特にピックに当たるサウンドホール当たりの所がけばけばしてきます。そうなる前に交換するのがおススメ!!
上記のポイントを押さえた上で、各弦メーカーが発売している様々な弦の個性が相まって、今まで知りえなかったアコースティックサウンドを生み出します。
一概に『この弦でいいや』と決めてしまうのではなく、今回は『この弦を試してみよう』
というお気持ちで自分に合った弦を探してみてはいかがですか?
困った時はコレ!アコギの定番弦 初心者オススメランキングTOP3!!
1位D'Addario(ダダリオ)/EJ16
価格
¥1,122(税込)
弦の素材
Phosphor Bronze
太さ【Light Gauge】
1弦:012、2弦:016、3弦:024、4弦:032、5弦:042、6弦:053
特徴
フォスファーブロンズを使用し、深みがありキレの良いサウンドと
耐久性を兼ね備えたアコースティック弦の大定番!!
第2位 エリクサー NANOWEB Phosphor Bronze Light #16052
価格
¥2,310(税込)
弦の素材
Phosphor Bronze
太さ【Light Gauge】
1弦:012、2弦:016、3弦:024、4弦:032、5弦:042、6弦:053
特徴
超極薄ナノウェブコーティングは、コーティング無しの弦の様なブライトで迫力のあるサウンド。
程良く押さえられたフィンガーノイズが特長。
張り替え当初の高音質を長持ちさせる革新的なギター弦で、
世界中で数多くのプロ、アマチュアのミュージシャンから絶賛されています。
第3位 Martin(マーチン)/MA540
価格
¥1,122(税込)
弦の素材
Phosphor Bronze
太さ【Light Gauge】
1弦:012,2弦:016,3弦:025,4弦:032,5弦:042,6弦:054
特徴
Martinのリニューアル弦。
従来の大定番Martin弦(M-540)とSPシリーズ弦を一体化することによりチューニングの安定性、耐食性UP!
島村楽器金沢フォーラス店では弦交換も承っております!
弦交換 料金表
弦の数、ブリッジのタイプにより料金が異なります!
種類 | 当社購入楽器作業料金(税込) | 他社購入楽器作業料金(税込) |
---|---|---|
アコースティックギター | ¥660 | ¥990 |
クラシックギター | ¥990 | ¥1,320 |
エレキギター | ¥660 | ¥990 |
エレキベース | ¥440 | ¥660 |
12弦ギター | ¥1,320 | ¥1,980 |
上記の弦交換料金+弦代(お持ち頂いてもOK!)で交換可能です!
弦交換の更に詳しい内容はコチラ↓↓↓
まとめ
いかがでしたでしょうか!
ポイントを押さえておけば楽器屋さんに行った時でも店員さんに尋ねやすいと思います!
また少しでも皆さんの弦選びの役に立てばうれしいです!
お問い合わせ
店舗名 | 島村楽器 金沢フォーラス店 |
---|---|
担当 | 井藤(いとう) |
電話番号 | 076-231-3999 |
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。