![島村楽器鹿児島店では、防音室の施工について経験豊富なスタッフがご相談を承っております。]]「騒音問題が気になる。」]]「深夜でもを気にせず練習したい!」]]皆様の楽器練習やレコーディングなどのお悩みを解決する防音室についてご紹介いたします。 [https://form.run/@shimamura- […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/kagoshima/wp-content/uploads/sites/76/2021/09/20210925-809ec73f01e6c019f1fc0096c5c1f3f2-1.png)
島村楽器鹿児島店では、防音室の施工について経験豊富なスタッフがご相談を承っております。
「騒音問題が気になる。」
「深夜でもを気にせず練習したい!」
皆様の楽器練習やレコーディングなどのお悩みを解決する防音室についてご紹介いたします。
防音とは?
「防音」とは、外の音が室内に入ったり、室内の音が外に漏れたりするのを防ぐことを意味します。「防音」するための具体的な対策が2つの言葉、「遮音」と「吸音」です。防音対策、防音素材と言われるものは、実際には遮音、吸音を機能させる対策や素材になります。
楽器別に最適な防音室の広さや遮音性能
『気兼ねなく、いい音で、気持ちよく』自宅で楽器の演奏が楽しめます
それぞれお持ちの楽器に合わせて、遮音性能やお部屋の広さを分かりやすく解説致します。また防音室を設置する時のポイント。よく頂くご質問をご紹介していきます。
住宅環境やお部屋の状況、防音室を使用する時間帯または用途になどにより、おすすめする防音室は異なります。あくまでも目安としてご参考くださいませ。
ピアノ | 声楽・ヴォーカル | 木管楽器| 金管楽器| 弦楽器| ギター類| ドラム| 防音室を設置するポイント| よく頂くご質問
ピアノ
グランドピアノ
グランドピアノの音は、プロの方で110dBくらいの大きな音が出るといわれています。
ピアノの場合は、ハンマーで弦を叩く『コトコト』という音や、ペダルを踏むときの振動も音と一緒に周囲に伝わります。
防音室の床は、音や振動が伝わりにくい仕様になっていますので、下の階への遮音効果も高いです。
3クラスのグランドピアノが入る最小サイズは3.0畳ですが、より広いほうが圧迫感がなく、耳も疲れにくいです。
ヤマハ防音室セフィーネNS | カワイ防音室ナサール スタンダードタイプ |
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AMDC30H (3.0畳 Dr-40) | MKSX18-26 (3.0畳 Dr-40) |
室外寸法(mm)1884×2766×2095 室内寸法(mm)1766×2648×1963 重量687kg |
室外寸法(mm)1832×2712×2110 室内寸法(mm)1702×2582×1941 重量770kg |
メーカー希望小売価格¥2,090,000(税込) 組立費¥113,500(税込) 運送費:別途お見積り |
メーカー希望小売価格¥1,672,000(税込) 組立費¥116,160(税込) 運送費¥103,950(税込) |
※運送費は鹿児島市とその近郊で、設置するお部屋が1階の場合です。
※上記金額は目安となります。搬入場所によっては別途追加料金が発生する場合があります。
声楽・ヴォーカル
声楽やヴォーカルの音の大きさは、プロの方で100dBくらいあります。
声楽やヴォーカルの場合は、天井の高いタイプがおすすめです。防音室内では立っている時間が長いので、圧迫感を感じにくいということと、高いほうが声のつきぬけが良いとされています。
そして、防音室内の吸音が強いと喉を傷める場合もありますので、防音室内の吸音はできるだけ控えて、響きのある防音室内で歌うことをおすすめします。
マイクやスピーカーを使用する場合は、音量に配慮することも必要です。
ヤマハ防音室 セフィーネNS | カワイ防音室 ナサール ライトタイプ |
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AMDB08H (0.8畳 Dr-35) | LHSX09-13 (0.8畳 Dr-35) |
室外寸法(mm) 1002×1443×2069 ※高さ標準のみ 室内寸法(mm) 884×1325×1923 重量292kg |
室外寸法(mm) 996×1378×2269 ※高さHiタイプ 室内寸法(mm) 880×1262×2150 重量263kg |
メーカー希望小売価格¥770,000(税込) 組立費¥43,500(税込) 運送費:別途お見積り |
メーカー希望小売価格¥726,000(税込) 組立費¥67,320(税込) 運送費¥103,950(税込) |
※運送費は鹿児島市とその近郊で、設置するお部屋が1階の場合です。
※上記金額は目安となります。搬入場所によっては別途追加料金が発生する場合があります。
木管楽器
フルート
フルートは音域が高いので、比較的防音がしやすい楽器です。フルートの音は壁に反射しやすいので、低音の出る楽器よりも音が外に漏れにくく、どちらかといえば防音がしやすいといわれています。音の大きさは90dBくらいです。
広さに関しては、0.8畳でも演奏はできますが、フルートは横に持ちますから、防音室内で譜面台を立てて演奏すると、動きづらくなることもあります。
また、楽器を横に持っている分、楽器が防音室の壁に近くなるので音の反射が大きくなり、吹いている音がキンキン聞こえることもあります。
ヤマハ防音室 セフィーネNS | カワイ防音室 ナサール ライトタイプ |
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AMDB08H (0.8畳 Dr-35) | LHSX09-13 (0.8畳 Dr-35) |
室外寸法(mm) 1002×1443×2069 ※高さ標準のみ 室内寸法(mm) 884×1325×1923 重量292kg |
室外寸法(mm) 996×1378×2092 室内寸法(mm) 880×1262×1973 重量243kg |
メーカー希望小売価格¥770,000(税込) 組立費¥43,500(税込) 運送費:別途お見積り |
メーカー希望小売価格¥605,000(税込) 組立費¥67,320(税込) 運送費¥103,950(税込) |
※運送費は鹿児島市とその近郊で、設置するお部屋が1階の場合です。
※上記金額は目安となります。搬入場所によっては別途追加料金が発生する場合があります。
クラリネット
ヤマハ防音室 セフィーネNS | カワイ防音室 ナサール ライトタイプ |
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AMDB08H (0.8畳 Dr-35) | LHSX09-13 (0.8畳 Dr-35) |
室外寸法(mm) 1002×1443×2069 ※高さ標準のみ 室内寸法(mm) 884×1325×1923 重量292kg |
室外寸法(mm) 996×1378×2092 室内寸法(mm) 880×1262×1973 重量243kg |
メーカー希望小売価格¥770,000(税込) 組立費¥43,500(税込) 運送費:別途お見積り |
メーカー希望小売価格¥605,000(税込) 組立費¥67,320(税込) 運送費¥103,950(税込) |
※運送費は鹿児島市とその近郊で、設置するお部屋が1階の場合です。
※上記金額は目安となります。搬入場所によっては別途追加料金が発生する場合があります。
サックス
サックスの場合、ソプラノサックスやアルトサックスのような中高音と、テナーサックスやバリトンサックスのような中低音では、必要とする防音の性能が異なります。
テナーサックスやバリトンサックスは、音の大きさも非常に大きく110dBくらい出ます。その上、低音も出るので音が壁を抜ける傾向が強くなります。ソプラノサックスやアルトサックスも音は大きいですが、音域が中高音なので音は壁に反射しやすいことから、音は外に抜けにくくなります。
広さに関しては、0.8畳でも演奏できますが、防音室の壁と楽器のベルが近くなるので、防音室の壁の遮音性能が発揮しにくいこともあります。できれば1.2畳以上をおすすめします。
Dr-35
ヤマハ防音室 セフィーネNS | カワイ防音室 ナサール ライトタイプ |
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AMDB12H (1.2畳 Dr-35) | LHSX13-13 (1.2畳 Dr-35) |
室外寸法(mm) 1443×1443×2069 室内寸法(mm) 1325×1325×1964 重量320kg |
室外寸法(mm) 1378×1378×2092 室内寸法(mm) 1262×1262×1973 重量285kg |
メーカー希望小売価格¥858,000(税込) 組立費¥49,000(税込) 運送費:別途お見積り |
メーカー希望小売価格¥682,000(税込) 組立費¥73,370(税込) 運送費¥103,950(税込) |
※運送費は鹿児島市とその近郊で、設置するお部屋が1階の場合です。
※上記金額は目安となります。搬入場所によっては別途追加料金が発生する場合があります。
Dr-40
ヤマハ防音室 セフィーネNS | カワイ防音室 ナサール ライトタイプ |
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AMDC12H (1.2畳 Dr-40) | LHSX13-13 (1.2畳 Dr-40) |
室外寸法(mm) 1443×1443×2069 室内寸法(mm) 1325×1325×1964 重量396kg |
室外寸法(mm) 1392×1392×2099 室内寸法(mm) 1262×1262×1969 重量370kg |
メーカー希望小売価格¥1,221,000(税込) 組立費¥49,000(税込) 運送費:別途お見積り |
メーカー希望小売価格¥880,000(税込) 組立費¥85,580(税込) 運送費¥103,950(税込) |
※運送費は鹿児島市とその近郊で、設置するお部屋が1階の場合です。
※上記金額は目安となります。搬入場所によっては別途追加料金が発生する場合があります。
金管楽器
トランペット
トランペットは110dBくらいの大きな音が出ますが、音域が中高音なので、音が壁に反射して外に出にくいという性質があります。また、ベルの正面と横では約10dBくらい音の大きさに違いがあります。10dBというと、人の耳には音の大きさが半分になったと感じる大きさです。防音室内で、配慮したい方向と反対の方向にベルを向けると、防音の効果が上がります。
広さに関しては、0.8畳でも演奏できますが、ベルが正面を向いているので、防音室内に譜面台や椅子を入れると、演奏しづらい場合もあるので、できれば1.2畳がおすすめです。
ヤマハ防音室 セフィーネNS | カワイ防音室 ナサール ライトタイプ |
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AMDB12H (1.2畳 Dr-35) | LHSX13-13 (1.2畳 Dr-35) |
室外寸法(mm) 1443×1443×2069 室内寸法(mm) 1325×1325×1964 重量320kg |
室外寸法(mm) 1378×1378×2092 室内寸法(mm) 1262×1262×1973 重量285kg |
メーカー希望小売価格¥858,000(税込) 組立費¥49,000(税込) 運送費:別途お見積り |
メーカー希望小売価格¥682,000(税込) 組立費¥73,370(税込) 運送費¥103,950(税込) |
※運送費は鹿児島市とその近郊で、設置するお部屋が1階の場合です。
※上記金額は目安となります。搬入場所によっては別途追加料金が発生する場合があります。
トロンボーン
トロンボーンの場合は、スライドをいっぱいに伸ばすために、長さが2m以上のスペースが必要となります。
そのため、防音室内で対角線上にスライドを出すようにしても、防音室の広さは2畳以上がおすすめです。
トロンボーンの音の大きさは110dBくらい出ます。トランペットと同じくらいの音の大きさですが、トランペットよりもベルが大きく低音も出るので、防音室内で配慮したい方向と反対の方向にベルを向けることで、防音の効果が上がります。
ヤマハ防音室 セフィーネNS | カワイ防音室 ナサール スタンダードタイプ |
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AMDB20H (2.0畳 Dr-35) | MHSX18-18 (2.0畳 Dr-35) |
室外寸法(mm) 1884×1884×2095 室内寸法(mm) 1766×1766×1963 重量418kg |
室外寸法(mm) 1818×1818×2103 室内寸法(mm) 1702×1702×1945 重量400kg |
メーカー希望小売価格¥1,276,000(税込) 組立費¥83,000(税込) 運送費:別途お見積り |
メーカー希望小売価格¥1,089,000(税込) 組立費¥85,580(税込) 運送費¥103,950(税込) |
※運送費は鹿児島市とその近郊で、設置するお部屋が1階の場合です。
※上記金額は目安となります。搬入場所によっては別途追加料金が発生する場合があります。
弦楽器
ヴァイオリン・ヴィオラ
ヴァイオリンとヴィオラは、弦楽器の中では高音域なので、比較的防音のしやすい楽器です。
防音室内の響きは、かなり響くほうが好まれます。音の大きさは100dBくらい出ます。
防音室の広さに関しては、1.2畳だと腕の動きが制限されてしまうので、1.5畳以上をおすすめします。
高さに関しては、室内で立ってヴァイオリンを弾くためには、天井の高さが210cm以上が必要となります。
210cm以下だと弓が天井に当たってしまうことがあるので、天井の高いタイプをおすすめします。
ヤマハ防音室 セフィーネNS | カワイ防音室 ナサール ライトタイプ |
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AMDB15C (1.5畳 Dr-35) | LHSX13-18 (1.5畳 Dr-35) |
室外寸法(mm) 1443×1884×2269 ※高壁タイプ 室内寸法(mm)1325×1766×2164 重量411kg |
室外寸法(mm) 1378×1818×2280 ※高さHiタイプ 室内寸法(mm)1262×1702×2150 重量357kg |
メーカー希望小売価格¥1,177,000(税込) 組立費¥62,500(税込) 運送費:別途お見積り |
メーカー希望小売価格¥946,000(税込) 組立費¥79,530(税込) 運送費¥103,950(税込) |
※運送費は鹿児島市とその近郊で、設置するお部屋が1階の場合です。
※上記金額は目安となります。搬入場所によっては別途追加料金が発生する場合があります。
チェロ・コントラバス
チェロやコントラバスの音の大きさは100dB前後ですが、低音楽器なので高い遮音性能の防音が必要となります。
防音室の高さと広さに関しては、コントラバスを立って演奏する場合、防音室の天井の高さは210cm以上でないと演奏が難しいです。座って演奏する場合は、楽器の大きさと腕の動きを考慮するとチェロもコントラバスも、最低1.5畳の広さが必要となります。
さらに、チェロもコントラバスもエンドピンから振動が出るので、エンドピンは厚い防振ゴムの上に刺すなどの振動に対する工夫も必要です。
ヤマハ防音室 セフィーネNS | カワイ防音室 ナサール ライトタイプ |
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AMDC15C (1.5畳 Dr-40) | LKSX13-18 (1.5畳 Dr-40) |
室外寸法(mm) 1443×1884×2269 ※高壁タイプ 室内寸法(mm)1325×1766×2164 重量508kg |
室外寸法(mm) 1392×1832×2287 ※高さHiタイプ 室内寸法(mm)1262×1702×2146 重量480kg |
メーカー希望小売価格¥1,705,000(税込) 組立費¥62,500(税込) 運送費:別途お見積り |
メーカー希望小売価格¥1,331,000(税込) 組立費¥91,740(税込) 運送費¥103,950(税込) |
※運送費は鹿児島市とその近郊で、設置するお部屋が1階の場合です。
※上記金額は目安となります。搬入場所によっては別途追加料金が発生する場合があります。
ギター類
アコースティックギターは、中高音の出る楽器なので比較的防音がしやすいのですが、クラシックギターはチェロとほぼ同じ低音域の楽器ですので、防音がしにくくなります。音の大きさは80dBくらいです。
防音室内でフォークギターを弾く方の中には、弾き語りでヴォーカルを録音する方も多くなっています。弾き語りの場合は、声楽やヴォーカルと同様に天井が高いタイプがおすすめです。
ヤマハ防音室 セフィーネNS | カワイ防音室 ナサール ライトタイプ |
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AMDB12H (1.2畳 Dr-35) | LHSX13-13 (1.2畳 Dr-35) |
室外寸法(mm) 1443×1443×2069 室内寸法(mm) 1325×1325×1964 重量320kg |
室外寸法(mm) 1378×1378×2092 室内寸法(mm) 1262×1262×1973 重量285kg |
メーカー希望小売価格¥858,000(税込) 組立費¥49,000(税込) 運送費:別途お見積り |
メーカー希望小売価格¥682,000(税込) 組立費¥73,370(税込) 運送費¥103,950(税込) |
※運送費は鹿児島市とその近郊で、設置するお部屋が1階の場合です。
※上記金額は目安となります。搬入場所によっては別途追加料金が発生する場合があります。
エレキギター・エレキベース
エレキギターやエレキベースは、アンプを通して弾くと120dBくらいの大きな音が出るうえに、アンプから伝わる振動が周囲に伝わるため、防音が難しい楽器です。
ユニット防音室を設置したとしても、満足できる音量で弾くことができない場合があるので、在来防音工事で防音室をつくることをおすすめします。
ドラム
ドラムなどの打楽器は、120dBくらいの大きな音が出るので非常に防音しにくく、音というよりも振動が周囲に伝わるため、さらに防音が難しい楽器です。
高遮音のユニット防音室もありますが、重量がかなりあるので一般住宅への設置はできない場合があります。在来防音工事で防音室をつくることをおすすめします。
防音室を設置するポイント
①建物の構造をチェック
鉄筋コンクリートがベスト、木造なら1階がおすすめ!!
防音室は300kg弱から1t近い重さがあります。鉄筋コンクリート製の建物ならまず問題ありませんが、木造住宅でも1階であれば設置可能なケースもあります。床の強度不足を補強工事で対応する場合もあります。木造2階以上になると建物の構造上、防音室が設置できない場合が多いです。
■設置に関する最終的な判断は、建物を施工した業者様へのご確認が必要です。
■賃貸住宅や集合住宅の場合は、防音室を設置する前に管理者・管理組合への届出・許可が必要な場合があります。
②楽器に必要な広さと性能をチェック
ラインナップは豊富!!
楽器の音量や奏法はさまざまです。防音室にはそれぞれの楽器に適したラインナップが用意されています。
たとえばクラリネット用ならコンパクトな0.8畳があります。畳1枚程度あれば設置できます。
遮音性能は少しの防音ならDr-30、昼間の練習中心ならDr-35、しっかり防音したいならDr-40が目安です。
楽器等 | 防音室の広さ | 設置できる部屋の広さ(目安) | 遮音性能(Dr) |
---|---|---|---|
声楽・サックス・クラリネット・フルート・ギター | 1.2畳~ | 3.0畳~ | 30・35・40 |
声楽・サックス・クラリネット・フルート・ギター・バイオリン・チェロ | 1.5畳~ | 4.5畳~ | 30・35・40 |
声楽・サックス・クラリネット・フルート・ギター・バイオリン・チェロ | 1.5畳~ | 4.5畳~ | 30・35・40 |
アップライトピアノ | 1.7畳~ | 4.5畳~ | 30・35・40 |
グランドピアノ・電子ドラム | 3.0畳~ | 6.0畳~ | 30・35・40 |
■アンサンブルやレッスンをお考えなら、ワンサイズ上の防音室をおすすめします。
■隣の家への防音対策なら、自宅建物の遮音性能も一緒に考慮します。
③設置スペースをチェック
梁や柱の出っ張りに注意!!
ドアや窓・収納部分・照明器具・柱や梁などと干渉しないか確認しましょう。
防音室を入れたらドアとぶつかった、押入れが使えなくなったなどということがないように、事前にチェックします。
■遮音効果を高めるため、防音室と壁や天井との空気層も必要です。
壁は最低50mm、天井は最低100mm~200mmの空気層が必要です。
■疑問や不安なことは専門のスタッフに相談しましょう。
図面によるアドバイスや、スタッフが下見にお伺いするサービスがあります。下見は地域や時間によって対応できない場合もありますので、お問い合わせください。
【島村楽器限定モデル】簡易防音室「OTODASU」のご紹介
よく頂くご質問
『マンションの階下への音が気になり、床だけでも工事できないか』
足音や衝撃音などの固体伝搬音なら床工事も有効ですが、空気伝搬音については壁・天井すべてが必要。音を閉じ込めるのが基本です。
『壁に簡単に貼れる防音部材がほしい』
吸音材で貼り付けるものはありますが、遮音材料で簡単に壁につけて遮音できるものはありません。
『近所から苦情がきたので二重サッシにしたい』
いちばん遮音の薄いガラス窓やドアなどの開口部を補強するのはある意味有効です。それでも遮音性能が足りない場合は、やはり部屋全体の工事が必要です。
『ピアノのペダルを踏む音で苦情がきたので、壁だけでも厚くしたい』
ペダルを踏んだきしみ音は固体伝搬音です。壁ではなく床の対策が重要となります。
『19:00~22:00くらいにピアノを弾きたいのですが、どのくらいの遮音が必要ですか』
遮音性能がDr-30ですと、ピアノの音が抑えた話し声くらいに聞こえます。昼間の周りの環境音があるうちは気にならない程度の音ですが、夜間となると周りの家庭でも様々な生活の時間帯ですので、あまり音は出したくないと思います。できればDr-35かDr-40がおすすめです。
『防音室は、夏は暑くないですか』
音が逃げないということは熱も逃がしにくくなりますので、夏はエアコンが必要になります。防音室(ヤマハ・カワイ)は木軸の特殊合板パネルですので、つなぎ目をさければ簡単にエアコン用の穴があきます。一般の電器店でも簡単に取り付けができます。その際に穴の隙間を粘土パテで埋めていただければ音の問題はありません。ユニット防音室は1.2畳からエアコンがつけられます。
※防音室専用のエアコンは販売していません。通常の6畳用壁掛エアコンをご使用ください。
『ユニット防音室は、和室でも設置できますか』
畳の上にも設置できます。仕様によってはオプションの「底床パネル(沈み込み防止)」が必要です。
『防音カーテンの効果はありますか』
生活音の防音に対しては有効な面もありますが、楽器防音に対しては十分ではありません。
『ペットを防音室の中に入れてもいいですか』
可能ですが、吸音材などに臭いが残りやすくなります。また鳴き声も防音室の外では聞こえにくいので注意が必要です。
『ユニット防音室の組立の際、ピアノの設置はどうすればいいですか』
防音室を組み立てた後では、ピアノを入れることができません。ピアノは防音室の組立途中で室内に入れます。ヤマハのアビテックスは、ピアノ運搬業者が組立をしますので、あらかじめ指示をいただければ一度ですみます。その他のメーカーでも、当社で手配ができますのでご安心ください。
※ピアノ設置は別途料金をいただきます
『グランドピアノの入るユニット防音室を2階に置いても大丈夫ですか』
木造住宅の場合は1階がおすすめです。2階の場合は住宅全体の強度補強が必要となり、膨大な費用がかかります。
『ユニット防音室を寝室用として使いたいのですが』
寝室用には、おすすめしません。防音室内では外の音が聞こえにくくなります。地震などの災害時にドアなどの開口部が歪み、開けにくくなることがありますので、ご注意ください。
『木造の2階にバンド用のスタジオをつくりたい』
木造は荷重の問題があり、スタジオレベルの工事ですと強度が足りません。6畳の大きさで軽く1tを超える重さになります。スタジオ工事の場合は1階か地下をおすすめします。
『防音工事をしたのに、部屋の中がうるさくて練習できない』
防音工事をすると部屋の中はもちろん静かになります。結果的に室内で出す音量が以前より大きく聞こえてきます。さらに部屋の内装も新品に張り替えられて以前と音の反射状況が変わってきます。工事の際にそこまで考えられていれば問題ありませんが、特に四角い部屋の中で演奏する場合は、すべてが反射しやすい角度となりますので、楽器の場合は音場処理が必要です。
お問い合わせ
現在、島村楽器鹿児島店では防音室の展示はございませんがお気軽にご相談くださいませ!
スタッフ一同心よりお待ちしております!
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。